膣のゆるみは、女性ならではのデリケートな問題です。
「膣のゆるみが気になるけれど手術はしたくない」
「手術は怖いので切らない治療方法を知りたい」
膣のゆるみが気になってはいるものの、不安があり治療に踏み出せない方も多いのではないでしょうか。なかには、「治療をしたいけれどパートナーにばれたくない」という方もいるでしょう。本記事では、切らない膣縮小の治療方法やメリットを解説します。膣縮小は手術に限らず、さまざまな解決方法があります。自宅で行えるセルフケアの方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
膣縮小の切らない治療方法
膣縮小の切らない治療方法を紹介します。
当院で行っているすべての膣縮小治療については別ページで説明しておりますのでご確認ください。
注入治療
切らない膣縮小治療のひとつとして、注入治療が挙げられます。
注入治療とは、ヒアルロン酸や自身の脂肪を膣内に注入して、膣の壁を厚くする治療方法です。
ヒアルロン酸は、長い時間をかけて体内に吸収されるため、膣壁に潤いと弾力を与えてくれます。効果には個人差がありますが、約1年から1年半持続します。
膣幅が狭くなることで、パートナーの満足度を高められます。また、女性がオーガズムを感じる場所に注入することも可能です。いわゆる「Gスポット」の下にヒアルロン酸を注入することで、自身の感度を向上させることもできます。
レーザー治療
切らない膣縮小治療のもうひとつの方法は、レーザー治療です。ひとえにレーザー治療といっても、さまざまな種類があります。膣縮小のレーザー治療の代表例は以下のとおりです。
レーザーの機器 | 特徴 | メリット |
V-HIFU | ・世界初の女性器専用超音波治療 ・360℃全周に照射可能 |
・膣の締りがよくなる |
インティマレーザー | ・カナダの保健省が認可した安全性の高いレーザー ・膣の奥まで引き締める |
・痛みやダウンタイムが少ない ・治療スピードが早い |
サーミVA | ・高周波で深層まで熱を伝える ・世界で800台以上の導入実績を誇る |
・処置後の即効性が期待できる ・膣のにおいの改善にもつながる |
ビビーブ | ・高周波エネルギーで膣内部を収縮 | ・1度の施術で済む |
膣のゆるみにはさまざまな症状があり、適切な治療がされなければかえって症状を悪化させるケースもあります。診察やカウンセリングを丁寧に行い、最適な治療方法を提案してくれるクリニックを選びましょう。
切らずに膣縮小をするメリット
切らずに膣縮小をするメリットは以下の3つです。
ダウンタイムを最小限に抑えられる
切らない膣縮小は、メスを使う手術と比較するとダウンタイムを最小限に抑えられます。切らない膣縮小のダウンタイムはほとんどなく、仮に発生しても1~2日で治まります。
また、治療時は麻酔をするため痛みを感じることなく治療に臨めます。ただし、治療後は2週間程度、性行為を控えなくてはいけません。
身体への負担が少ない
切らない膣縮小の治療は、身体への負担が少ないこともメリットです。身体にメスを入れないため、治療後すぐに日常生活を送ることができます。治療をする際は麻酔を行うので、痛みを感じることはありません。そのため、痛みに弱い方も切らない膣縮小は向いているといえるでしょう。
傷跡が残らない
切らない膣縮小は即日治療ができるため、治療時間も短く傷跡も残りません。「パートナーに知られたくない」もしくは「バレないように治療したい」という方でも治療ができます。
ただし、治療後すぐに性行為はできないため注意してください。
膣を切らずに引き締めるセルフケア2選
膣を切らずに引き締めるセルフケアの方法を2つ紹介します。
膣トレーニング
膣のトレーニング、通称「膣トレ」は、自宅で簡単に行えます。子宮や膀胱を支えている「骨盤底筋群」を鍛えるトレーニングです。膣の伸縮性をコントロールできるようになり、膣のゆるみや萎縮の予防につながります。加齢による「尿漏れ」の予防にも効果的です。
膣トレで有名なトレーニングは「ケーゲル体操」です。
- 立った状態でお尻の穴と膣を締め、おへそまで持ち上げるイメージをする
- そのまま5秒~15秒キープ
- 息を吐きながら力を抜く
- 1~3を数回繰り返す
また、膣トレボールの活用も有効です。専用の「膣トレボール」を膣内に挿入し、10分から15分程度、日常生活を送るだけでトレーニングができます。体を動かすと膣内のボールが筋肉を刺激し、骨盤底筋のエクササイズになります。
さまざまな種類の膣トレボールが販売されているので、軽いボールから使用するのがよいでしょう。
インナーマッスル強化
インナーマッスル、つまり体幹を鍛えることで膣のゆるみの改善につながる場合もあります。やはり重要なのは、骨盤底筋を鍛えることです。体幹トレーニングは、立ち姿勢や代謝が改善されるなど、膣の締まり以外の効果も期待できます。
続けるためには努力が必要ですが、膣の締まりがよくなると同時にボディメイクもできます。
セルフケアで効果を感じなければお気軽にご相談ください
切らない膣縮小は、身体への負担が少なくダウンタイムが短いことがメリットです。傷跡が残らないため、パートナーにばれたくない方でも治療に臨めます。
また、日頃のセルフケアで程度によっては膣のゆるみの改善につながる場合もあります。しかし、セルフケアで改善する場合は3ヶ月継続する必要があり、途中でやめてしまうと効果がでません。そのため、「セルフケアで効果を感じない」「すぐに改善したい」という方は、当院へご相談ください。女医の院長がカウンセリングから施術まで一貫して対応いたします。
施術担当
インティマレーザー、ウルトラヴェラを日本で初めて導入してきた美容婦人科のパイオニア。美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。その後日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを東京に開業。