更年期と出産後の膣縮小治療とは?膣の状態も解説



「閉経後に膣縮小治療を受けていいのか」「産後の膣の状態が気になる」と思っている方に向け膣縮小手術のスペシャリストが解説。

治療についても解説していますので、膣縮小治療を考えている方はまずはカウンセリングにお越しください。

目次

膣縮小治療とは

膣縮小とは、ゆるんだ膣を引き締める治療のことを指します。
当院にも膣縮小治療を求めて来院される方は多く、人気の治療です。

患者様から、「膣トレは効果あるのか」という質問をよくいただきますが、膣トレは膣を引き締める根本的な解決にはなりません。

膣のゆるみによって生じる症状

膣のゆるみで以下の症状が引き起こされることが多いです。

  • 出産で膣がゆるんだ気がする
  • くしゃみでお腹に力が入ると尿漏れする
  • 膣に空気やお風呂の湯が入りやすい、漏れる
  • 更年期(閉経)により、感度が下がった
  • 若いころのように膣に締まりがない

上記は一例です。しかし、当クリニックでも患者様からお話しを聞いていると、このようなことがあるという方が多いように感じます。

閉経後・出産後の膣の状態

膣の状態は、年代によって違います。
当院ではお一人お一人の状態を診てから適切な治療方法を提案いたします。

ここでは、閉経後(更年期)・産後の膣の状態について解説していきます。

閉経後(更年期)の膣の状態

閉経後(更年期)は、膣の粘膜が減少し、だんだんと膣内の弾力がなくなっていきます。
加齢によって徐々に顔がたるんでくるのと同じように、膣内もハリがなくなっていくのです。
これはコラーゲンが関係しており、例えるなら新品のふかふかなクッションが使い込んでいくにつれて薄く硬くなるような感覚に近いでしょう。

また、膣や尿道を支えている「骨盤底筋」という筋肉が低下することで、膣を支える力がなくなりゆるみにつながっています。

膣のゆるみ

産後の膣の状態

出産後の膣状態

出産後は分娩のダメージで骨盤底筋が弱くなり、尿漏れや膣のゆるみを感じることが増えてきます。
これを放っておくと、子宮下垂・子宮脱と呼ばれる症状につながってしまう可能性がありますので、専門のクリニックにて診察を受けることをおすすめします。

また産後、体調が落ち着いたころに性行為をすると「膣の締まりが悪くなった」とパートナーから指摘を受けてしまうこともあるそうです。

これは分娩でのダメージで、膣が伸びることが原因です。
一般的には時間がたつと回復していきますが、戻り切らずゆるみを感じてしまいます。

ゆるみの解決策

更年期、産後の膣のゆるみは治療を行うことで解決が可能です。
一般的には、手術・レーザーでの治療・膣トレ指導などがあり、患者様の状態や今後を見据えて方法を提案します。
※当院では膣トレの指導は行っていません。

手術による治療

膣縮小手術は、「膣壁形成」とも言われており、会陰部や会陰小帯を切除し、粘膜を除去、膣粘膜や筋層を剥離して縫合することで、たるんだ筋肉を寄せて、膣のゆるみを改善する手術です。
根本から症状の解消ができ、その効果は半永久的です。

状態によっては、膣の入り口だけではなく、奥まで縮小が必要な方もいらっしゃいますが、当院では、膣の状態に合わせて最適な方法で膣縮小手術を行います。生まれつき膣の広い方、膣のゆるみを根本から改善したい方、ゆるみがひどい方におすすめの治療法です。

この中でもゆるみの軽度な方・重度な方で施術方法は少し違います。

▼ゆるみが軽度な方

膣の入り口のみがゆるんでいる場合は、比較的軽度と言えます。
こうした場合は膣の入口付近を切開して縫合するだけで、効果を感じることができます。

▼ゆるみが重度な方
ゆるみの自覚がある方は、膣の入り口の他に奥も緩んでいる可能性があります。
この場合、LVRというレーザー機器を使い、外子宮口近くの筋肉を寄せる施術を行います。

LVRでの治療例

LVR治療例①
LVR治療例②

レーザーを使った治療

手術するのに抵抗がある方や、今後も出産を検討している方にはレーザーでの治療をすすめています。
手術ですと、半永久的に膣が締まるため今後の出産に影響がある可能性があるからです。

インティマレーザー・ヴィーナスハイフ・ダブルタイトニング等、患者に合ったレーザーを当てて膣を引き締めていきます。

当院に寄せられるお悩み

当院では、様々な方からお悩みを聞きだし、治療につなげています。
ここでは、一部ですが皆様から寄せられるお悩みをご紹介します。

出産してから膣がゆるくなってしまいました。お風呂やプールに入ると膣の中に水が入り、後から尿のように出てきてしまいます。また性行為でも出産前に比べると膣がゆるく感じます。出産後の後始末が悪かったのか、ゆるくなっただけなのか、私の感覚ですが裂けているようにも思えます。とても恥ずかしくできれば治したいのですが、どうすればいいのか分かりません。
膣のゆるみについては、様々な引き締め治療があります。産後の体のリセットとして受けられる方は多くいらっしゃいますよ。日常生活に支障のない施術として、ヴィーナスハイフやインティマレーザー、サーミVAなどがあります。ただし、裂けているように感じる部分については、手術が必要になるかもしれませんので診察が必要となります。


パートナーから膣のゆるみを指摘され、ショックを受けました。しかし、私自身もオーガズムを得られない不感症であることを悩んでおり、半永久的に膣をきつくする方法を探していますが、将来的に出産の可能性もあります。他院にパールフィラーについて尋ねたところ、出産予定であればあまりすすめられないとの回答でした。アドバイスよろしくお願いいたします。

将来的に出産の可能性がある方は、手術による膣の引き締めはお勧め出来ません。またパールフィラーに関しましては、半永久的に体内に残るものですので出産の際に会陰切開などを万が一される場合に物質が出てきてしまう可能性があります。また、永久的に体内に残る異物ですので、長い人生の中で感染の可能性もゼロとはいえません。


出産後から膣のゆるみが気になっており、膣縮小手術を検討していますが、今後の出産にあるのではと心配しています。

今後まだ出産の可能性のある方の場合ですと、外科的な手術ではなくインティマレーザーやサーミVAという高周波や、ヴィーナスハイフなどレーザーを用いた手術以外の膣の引き締め治療をお勧めしています。状態によってはヒアルロン酸などの注入も可能です。次回の出産でも問題なく、日常生活への支障も殆どなく治療が可能です。


膣のゆるみが気になります。
先日、他のクリニックで相談したところ「閉経後の治療はできず、レーザーも効果が期待できない」と、言われてしまいました
膣のゆるみは「注射による治療」と「マシンによる治療」「手術」と、大きく分けて3種類があります。
一部の治療は閉経後の方に効果が出づらいのも事実ですが、インティマレーザー(Vタイトニング)やヴィーナスハイフ(ウルトラヴェラ)、サーミVAなど有効で効果が高い治療法も多々あります。


50才で閉経し、萎縮性膣炎と診断されました。尿漏れがあるのですが、レーザーなどで改善しますか?

萎縮性膣炎の治療でしたら「インティマレーザー」という膣粘膜の潤いをアップさせる治療法が有効です。
1~2回と短期間で、かなりの効果を感じられるかと思います。尿漏れに関しては、くしゃみなどお腹に力を入れた時にもれてしまう「腹圧性尿失禁」であれば、インティマレーザーを繰り返すことで徐々に改善がみられます。

出典:みつゆきみどりのお悩み相談室

みどり美容クリニック・広尾の特徴

みどり美容クリニック・広尾では、女性特有のお悩みを専門的に診療していることから、患者様同士がお顔を合わせることのないよう最大限の注意を払っております。

また、ご予約のお時間はその方だけの貸し切り予約となりますので、待っている方を気にすることなくゆっくりとお話しすることが可能です。

治療は当院の院長がカウンセリングからアフターケアまで一貫して行います。
途中で医師が変わるということもございませんので、安心して治療を受けていただくことができます。

みどり美容クリニック広尾

院長:みつゆきみどり

美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。


気になる症状にお悩みの方へ
他院での施術に不安が残る方へ

お悩み相談・カウンセリング予約

こちらからお気軽にご利用ください。

カウンセリング予約へ

お急ぎの方はお電話での予約も受け付けております。

03-5789- 1107

診療時間10:00〜19:00土日祝日受付 / 完全予約制

※カウンセリングは初診料3,000円(税込 3,300円) のみ発生いたします。
※当院の治療はすべて保険適用外となっています。


03-5789-1107

診療時間10:00〜19:00
土日祝日受付/完全予約制

※無料カウンセリングは初診料3,000円(税込 3,300円) のみ発生いたします。
※当院の治療はすべて保険適用外となっています。