クリトリスの包茎・感度低下(不感症)・においの改善治療

目次

クリトリス・包皮・副皮とは

クリトリス

クリトリスは包皮に覆われている突起部分
クリトリス(陰核)とは、女性器の外陰部の一番前面にある突起です。
普段はクリトリス包皮に覆われていますが、性的な興奮を覚えた際にクリトリスが充血し膨張することで自然とクリトリスの先端が露出することがあります。
生物学的には男性の陰茎と同じようなものとされ、陰核と呼ばれます。

包皮、副皮について
クリトリス包皮から小陰唇にかけて、ヒダがつながっているように見える場合や、クリトリス包皮の外側部分にもヒダが存在し、小陰唇と大陰唇の間にもう1枚のヒダがあるように見える場合があります。このヒダは海外ではクリトリス包皮の一部とされていますが、日本ではクリトリス包皮(陰核包皮)とは別に「副皮(副ヒダ)」と呼ばれることが多くなっています。

クリトリスの手術で改善できる症状

見た目に関するお悩み

  • クリトリス包茎で見た目が気になる
  • クリトリス包皮を剥いても本体が露出しない

ヒダに関するお悩み

  • 複数のヒダの間に恥垢が溜まって不潔が気になる
  • 外陰部のヒダの厚み、もたつきが気になる

感度に関するお悩み

  • 性的感度が弱い

においに関するお悩み

  • クリトリスのにおいが気になる
  • 性交の際に相手にどのように思われるか気になる

上記はあくまで一例です。実際の症状と治療が適しているかは事前にしっかり診察とカウンセリングをお受けください。

においや感度低下の原因

においの原因は雑菌の繁殖!
クリトリス包皮が厚く肥大化している場合や包皮の周囲に副皮がある場合、包皮の内側や副皮の間に垢が溜まり普段のケアで清潔を保ちづらく雑菌が繁殖しにおいの原因となる場合があります。

感度低下の原因は包皮や副皮?
またクリトリス(陰核)は、性行為の際に女性の感度の多くを司る部分です。不感症や感度低下の原因はホルモンバランスや精神的なものなど様々ですが、クリトリス包皮や副皮の存在も性行為の際の感度低下の原因のひとつとなる場合があります。
包皮や副皮が厚く刺激が伝わりづらかったり、性的な興奮時に露出しづらいクリトリス包茎の状態だと、感度が低下してしまうことがあります。

クリトリス(陰核)・副皮のお悩み解決方法

クリトリス(陰核)・副皮のお悩みを解決するには、外科的手術、レーザーを使用した手術が効果的です。ご自身のお悩みや症状に合わせ、最適な手術方法が選択できます。カウンセリングを通じてどのような将来を目指すかを話し合い、最適な手術方法をご提案いたします。

クリトリスの包茎が気になったり、クリトリス包皮の大きさ、厚みが気になる方への手術です。

大陰唇と小陰唇の間にヒダがあったり、クリトリス周囲に副皮のもたつきやびらびらのしわが多く、厚みが気になる方への手術です。

手術後の負担や痛みが気になる方には、女性器専用の「Laser Proダイオード」を使用した手術がおすすめです。

クリトリス包皮除去術、副皮除去術で解決できること

クリトリス包皮除去術

軽く足を閉じた際に正面から内側のヒダが飛び出しているように見える場合、小陰唇が肥大している場合と、小陰唇だけでなくクリトリス包皮が出ていたり、その周囲に副皮がある場合とがあります。

また小陰唇(女性器の内側のビラビラした粘膜)の全体的な大きさが気になったり、ヒダの厚みがある場合クリトリス包皮の肥大がある可能性が高く、余分な包皮を除去したり厚みを薄くすることで全体的なバランスを整えることが可能です。

小陰唇縮小手術と同時に行いバランスを取ることが多い手術ですが、クリトリス包皮除去や副皮除去を単体で行う場合もあります。

ヒダの間に垢が溜まりやすく清潔が保ちづらい方は手術によって、よごれが溜まりにくくなり清潔が保ちやすくなります。また包皮が厚いことによって感度が低下していた方は、手術により適度に包皮を除去することで感度がアップする可能性があります。

副ヒダ除去術で解決できること

小陰唇と大陰唇の間にヒダがあるように見える、あるいはクリトリス(陰核)包皮から小陰唇にかけて複数のヒダがあって垢がたまり不潔になりやすい場合には余分なヒダを除去することが可能です。クリトリス(陰核)包皮除去術や小陰唇縮小手術と同時に行われることが多い手術の一つです。

クリトリス(陰核)包皮除去術、副ヒダ除去術の流れ

No1

カウンセリングと診察
まずお悩みや現状を確認し、どのような治療をおこなうか医師よりお話があります。包茎だと思っていても、包茎でない場合などもありますので、ぜひカウンセリングを受けてください。
大きさや切除量によりダウンタイムが多少異なりますので、おひとりずつ診察の上で術後の生活上の注意点など細かく説明があります。

No2

手術日の調整
カウンセリングの当日に手術まで受けたい方は、事前にアレルギーや持病がないかどうかなどメールかお電話で確認させて頂きます。手術に際して心配や不安がある場合にはまずはカウンセリングのみでのご予約をお勧めしますので、初回カウンセリングで不安をしっかり解消した上でダウンタイムや注意事項を踏まえ手術日をご検討下さい。手術日の決定、ご予約金の入金という流れになります。カウンセリング時に予約金、キャンセル料などの説明があります。

No3

手術前日
クリニックまで体調確認、持参物確認のためのお電話を患者様の方からクリニックまでお願いしています。

No4

手術当日
クリトリス(陰核)包皮除去術、副ヒダ除去術を受けられる場合には、局所麻酔に併用して静脈麻酔の使用をお勧めしています。麻酔は調整可能ですので、完全に眠ってしまうのが怖いという方はリラックスする程度で軽い麻酔を選択することも可能です。手術中の痛みを全く感じることなく、当日歩いてご帰宅されることが可能です。

No5

術後
当日はしっかり水分を取り、処方薬の内服を忘れないようにしましょう。入浴は1週間目~運動は2週間目~を目安としそれまでは落ち着いてゆったりと過ごすことをお勧めします。溶ける糸を使用しますが、溶け方や跡の残り方に個人差があるため2週間、1か月を目安に検診にお越し頂くことをお勧めします。術後の通院や抜糸、性交渉可能な時期については元の大きさや切除量によっても異なってきますのでカウンセリングの際におひとりずつ詳しく説明があります。

 

術後の注意

クリトリス包皮切除術、副ヒダ切除術はいずれも皮膚を切開する手術です。術後3~4日はわずかに出血することもありますので、ナプキンの使用を奨励しています。
それほど痛みはなく、日常生活に支障が出ることもありませんが、自転車に乗ったときなどに強い刺激を受けたり擦れたりすることで痛みを感じるかもしれません。

ナプキンを使用される際にはしっかりと圧着してください。術後に圧着するためのガーゼ類をお渡ししていますが、ガードルは患者さまでご用意いただく必要があります。詳しくは医師にお尋ねください。
その他、個別に注意すべき点がある場合もございますので、カウンセリングを十分に受けた上で手術を検討しましょう。

【DLV】LaserProダイオード(包皮、副ヒダ縮小術)で解決できること

女性器専用レーザー「LaserProダイオード」でクリトリス(陰核)包皮や副ヒダを除去するために出血が殆どなく、手術後通常3,4日ある出血が翌日ごく少量みられるかどうかという程度で済みます。また、術後の局部のむくみも少なく術後の負担が軽く済みます。

現在クリトリス(陰核)包皮、副ヒダ縮小手術は一般的な美容外科で広く行われている手術ですが、このレーザーを用いたクリトリス(陰核)包皮、副ヒダ縮小を行うことが出来るのは日本で数名。アメリカビバリーヒルズの専門のトレーニングセンターでトレーニングを受け正式なライセンスを取得した医師のみが施術することが出来る特別な手術法です。

【DLV】LaserProダイオード(包皮、副ヒダ縮小術)施術の流れ

No1

手術は局所麻酔で可能です。 デリケートな部分ですので直接の注射が怖い方は静脈麻酔といって点滴でうとうと眠っている間に手術を受けることも可能です。この場合注射そのものの痛みも全く感じず、手術当日にご帰宅頂けます。
大きさにもよりますが、手術時間は30~40分程度です。
手術後は3,4日、生理のはじまり程度の血液が滲みますので、ナプキンを当てて頂きます。また、安静時の痛みはさほどありませんが、患部が擦れると痛みがあるために、生理用のショーツやガードルなどでナプキンがピタッと当たるようにかるく圧迫して頂くと比較的楽に過ごせます。

No2

シャワーやウォシュレットは翌日から使用可能です。湯船につかるのは手術後1週間目から可能になります。
水分をふき取る際には患部を擦らないようにかるくタオルで押さえるように拭いてください。

No3

抜糸の必要もなく基本的に通院は必要ありませんがご希望があれば随時診察を行っております。

No4

1ヶ月目の検診で問題がなければ性生活が可能になります。

 

クリトリス(陰核)包皮除去術、副ヒダ除去術の術後の注意

手術をした当日、翌日は特に良く水分を取ってください。7日間程度血が滲む可能性がありますので、ナプキンをあててガードルでしっかり圧迫を行ってください。外陰部の肉付きや手術での切除量、その方のライフスタイル、生活強度によって術後に専用の圧迫ガーゼが必要となるケースがあります。カウンセリング時に説明のあった方はシャワーを浴びるとき以外しっかりと圧迫ガーゼを着用しておいてください。
術後に履くガードルについてはご自身で準備して頂く必要があります。術後の着用に適さないものもありますので詳細はお問い合わせください。

DLV(レーザーによるクリトリス包皮除去術)(レーザーによる副皮除去術)の流れ

基本的にはクリトリス包皮除去術や副皮除去術の流れと変わりません。

No1

カウンセリングと診察
まずお悩みや現状を確認し、どのような治療をおこなうか医師よりお話があります。
大きさや切除量によりダウンタイムが多少異なりますので、おひとりずつ診察の上で術後の生活上の注意点など細かく説明があります。

No2

手術日の調整
カウンセリングの当日に手術まで受けたい方は、事前にアレルギーや持病がないかどうかなどメールかお電話で確認させて頂きます。手術に際して心配や不安がある場合にはまずはカウンセリングのみでのご予約をお勧めしますので、初回カウンセリングで不安をしっかり解消した上でダウンタイムや注意事項を踏まえ手術日をご検討下さい。手術日の決定、ご予約金の入金という流れになります。カウンセリング時に予約金、キャンセル料などの説明があります。

No3

手術前日
DLV(レーザーによるクリトリス(陰核)包皮除去術)、DLV(レーザーによる副皮除去術)を受けられる場合には、局所麻酔に併用して静脈麻酔の使用をお勧めしています。麻酔は調整可能ですので、完全に眠ってしまうのが怖いという方はリラックスする程度で軽い麻酔を選択することも可能です。手術中の痛みを全く感じることなく、当日歩いてご帰宅されることが可能です。

No4

手術当日
手術に際しては女性器専用レーザー「Laser Proダイオード」で切開するため、出血や術後の浮腫みも少なく体への負担がさらに軽くなります。このレーザーを用いて手術出来るのはアメリカで専門トレーニングを受けた医師のみで日本では数名です。ダウンタイムをなるべく軽くしたい方、痛みに弱い体を動かすことが多い方にはDLV(レーザーによるクリトリス包皮除去手術)DLV(レーザーによる副皮除去術)がお勧めです。

No5

術後
当日はしっかり水分をとり、処方薬の内服を忘れないようにしましょう。手術当日~シャワー浴びるが可能で入浴、運動は1週間目~(運動の種類によっては2,3日でOK)性交渉は2週間目ごろから可能なことが多いですが、元の大きさや切除量によっても異なってきますので、カウンセリングの際にお1人ずつ説明があります。外縫いの糸がつかないため、縫い跡の心配が要りません。2週間目~1か月後目安で検診にご来院頂くことをお勧めしています。

DLV(レーザーによるクリトリス包皮除去術)DLV(レーザーによる副皮除去術)の術後の注意

痛みが心配な方やダウンタイムをなるべく軽く短く済ませたい方はレーザーによるクリトリス包皮除去術やレーザーによる副皮除去術をお勧めしています。メスによる手術に比べ、術後の痛みが軽くすみますが、2,3日は激しい運動を控えておいてください。また体を動かすお仕事だったり歩くことが多い方は事前にカウンセリングでお伝えください。専用の圧迫ガーゼをお勧めする場合があります。レーザーによるクリトリス包皮除去術やレーザーによる副皮除去術の場合にも術後にはガードルを着用して頂きますのでご自身で準備して頂きます。

施術費用

クリトリス(陰核)手術
クリトリス包皮除去術 150,000円(税込 165,000円)
副ヒダ除去術 150,000円(税込 165,000円)
【DLV】LaserProダイオード(レーザーを用いたクリトリス包皮除去術) 250,000円(税込 275,000円)
【DLV】LaserProダイオード(レーザーを用いた副皮除去術) 250,000円(税込 275,000円)

女性器でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

クリトリス包皮に関する施術を受けることで、見た目や痛み、炎症など外性器のお悩みを改善することが可能です。清潔な環境を保つことができるので、痛みや炎症の予防にもつながります。カウンセリングも行っていますので、まずはご相談ください。


記事監修者

美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。

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