インティマレーザー(Vタイトニング)とは?
メスを使わない最新蓄熱式レーザー
●レーザー治療のため痛みや出血はほとんどありません
インティマレーザーは、従来のような切開を伴う手術ではなく、レーザーを用いて痛みや出血がほとんどない施術を行える治療機器です。
●安全性と高い治療効果を引き出せます
インティマレーザーは、やけどや出血など膣粘膜を傷つけることなく、安全に、膣の奥深く、かつ広範囲にムラ無くレーザーの光を照射することで、高い治療効果を引き出すことができます。
●施術時間・ダウンタイムが短いので日常生活に支障はありません
インティマレーザーの施術時間は短く、クールダウンの時間も短いため、当日施術後、おひとりで歩いて帰ることもでき、通常生活を行う上での問題はありません。
●膣の引き締めや尿漏れ、黒ずみ解消に効果があります
インティマレーザーは、膣の引締め治療だけでなく、膣萎縮・GSM治療、臓器脱治療・尿失禁治療・その他小陰唇のタイトニングや外陰部のホワイトニングなど、さまざまな悩みに対する治療が可能です。

インティマレーザーで改善できるお悩み
以下のお悩みをお持ちの方が多くご来院されます。
- 膣のゆるみが気になる
- より感度をアップさせたい
- 産後の体の変化にお悩みがある
- くしゃみや立ちたがった時の尿もれが気になる
- 性生活の満足度をよりアップさせたい
- 入浴後にお湯もれがある
- 性行為の際の密着度が低下してきた気がする
膣のゆるみの原因
●出産による膣のゆるみ
- 経膣での出産経験がある
- 3人以上の出産経験がある
- 35歳以上での出産だった
- 出生時の体重が3500g以上
- 分娩時間が長い
- 吸引分娩、鉗子分娩
●身体の変化による膣のゆるみ
- 会陰裂傷、膣裂傷
- 重たい物を持つ仕事をしている
- 母親が子宮脱など臓器脱だった
- 体重が増えた
- 便秘気味である
膣のゆるみの原因は、出産によるものや身体の変化による原因まで、人それぞれです。また、現在当てはまる項目がある方は、将来膣のゆるみ、骨盤臓器脱のリスクが高くなります。現在では、メスを使用した手術だけでなくレーザーでの膣引締め治療が増えてきていますので、ぜひ一度専門医に相談してみることをおすすめします。
閉経後に起こる変化
●更年期で膣内環境が大きく変化!
子宮や膣といった女性器は女性ホルモン(エストロゲン)の作用を大きく受ける器官です。一般的に20~22歳ごろそのピークを迎え、その後徐々にホルモンの分泌量は減少してきます。特に更年期を迎えるとエストロゲンの分泌量は激減し、膣のうるおいが失われ、膣内環境が大きく変化してきます。
●GSM(閉経後泌尿生殖器症候群)を知っていますか?
2014年に北米閉経学会ではホルモンの分泌低下に関わる様々な外陰部、尿路の症状をGSM(閉経後泌尿生殖器症候群)と命名しました。ホルモン分泌の低下により膣の乾燥や、灼熱感、膣のゆるみによる性行為時の密着感の低下、頻尿、尿漏れなどの様々な症状があらわれることを総称してGSMと呼びます。
膣のゆるみにもいくつかの種類があり、GSMとゆるみが混在している場合もあります。適切な治療がなされなければ、かえって症状を悪化してしまうケースがあり、特に膣内粘膜が1.5mm以下になっている場合にはビビーブやヴィーナスハイフ(ウルトラヴェラ)の治療が向かない場合がありますので、ご自身の膣の状況に最適な治療方法を専門のクリニックで判断してもらうことをお勧めします。
インティマレーザーによる治療で改善できること
- 性交痛の改善
- 膣の乾燥改善
- 膣内pHの改善
- 萎縮性膣炎の改善
インティマレーザーによる膣縮小治療では上記のようなお悩みを改善することができます。性行為の際に痛みが伴う方や、尿漏れが気になる方はぜひ一度インティマレーザーを扱う専門医にご相談することをおすすめします。
カナダ保健省認可の安全性
インティマレーザー(Vタイトニング)はカナダの保健省で初めて「革新的な膣内治療を可能にするレーザー」として認可された、極めて安全性の高いレーザー機器です。膣の引締めや尿漏れ治療に効果的とされています。以下は、共同通信PRワイヤーのインティマレーザーに関する記事を一部抜粋したものです。
●カナダ保健省が閉経関連泌尿生殖器症候群(GSM)用にFotona Dynamisを認可
FotonaのDynamisレーザーシステムは業界初の成果として、カナダの食品医薬品法・規制機関であるカナダ保健省から、ストレス性尿失禁(SUI)や外陰膣萎縮(VVA)など閉経関連泌尿生殖器症候群(GSM)の治療用の認可を受けた。(中略)今回の認可はFotonaにとって新たな成果であり、レーザー業界では初の出来事である。Fotonaは、業界をリードする技術の開発に絶え間ない努力を傾注していることで世界的に知られており、世界中の医療提供者と患者向けのレーザー技術のゴールドスタンダードとしての地位を獲得している。
(引用元:https://kyodonewsprwire.jp/release/201908280110)
このように、インティマレーザー(Vタイトニング)はGSMと呼ばれる膣萎縮にも、尿漏れにも、膣の引締めにも効果が確認されているマシンです。また、その他にもインティマレーザーはホワイトニング効果も期待できるので、女性器周りの黒ずみにお悩みの方にもおすすめの女性器専用レーザーマシンです。
当院での施術
インティマレーザー指導医による施術
インティマレーザーが適しているのかをまずは判断します
大前提でまず大切なのは、「そもそもインティマレーザーが向いているか」ということです。膣のゆるみ、乾燥、尿漏れ、性交痛、感度アップ、お湯が入る、空気が出る、音が出る様々なお悩みがあるかと思います。
お悩みの原因をしっかりと診断し、改善のためにはどのような治療が適しているか、手術や注射、複数あるマシンの中から適した治療をご提案しています。
インティマレーザーの設定温度
インティマレーザーは温度調整の幅がとても広く、その方の膣の状態により照射する温度が異なってきます。
弱すぎれば効果が感じられない場合もありますが、強すぎると膣内が硬くなってしまうリスクもあります。オートマティックで照射するマシンも出ていますが、当院ではあえてマニュアル照射を採用し状態に応じてお一人ずつ温度設定を変えています。
インティマレーザーのショット数
インティマレーザーは蓄熱式のレーザーです。同じ場所で照射を繰り返すことで深くまで熱が入っていきます。
膣内粘膜の状態に応じてショット数をコントロールし、1度の照射で最大限の効果を引き出します。
インティマレーザーの照射時間
インティマレーザーを照射することで膣内の温度は上昇していきます。当院では照射するごとに膣内の温度と血流を確認しながら最適な状態を目指します。レーザーの施術は術者により大きく効果が異なります。
臨床実績
当院院長は、インティマレーザー指導医の資格を保有しており、院長自らがカウンセリングから施術まで全てを行います。
- 1700例以上の実績
- 膣の縮小率平均17%
- 平均膣圧60%改善
- 患者様の満足度97%
- 重大な副作用の事例報告無し
「膣のゆるみにお悩みがある方」や「膣を引き締めて性生活を充実させたい」、「女性器周りの黒ずみを改善したい」という方はぜひ一度ご来院ください。
当院での施術
インティマレーザー指導医による施術
レーザー照射前の膣粘膜
照射後6ヶ月の膣粘膜
施術イメージ
レーザーで膣引締め効果が得られる仕組み
レーザーを照射することによる組織変化が組織内のコラーゲン繊維を造成し、コラーゲンの密度が増え、膣の若返りや引き締め、乾燥の治癒に役立ちます。
膣のゆるみ<治療前>
膣のゆるみ<治療後>
一般的なレーザー(エルビウムヤグレーザーや炭酸ガスレーザーなど)は粘膜表面を削ったり、熱傷させることで皮膚の浅い位置での細胞構造の再構築を行います。
例えば、エルビウムヤグレーザーはCO2に比べ、表面が焦げたり壊死することがありませんが、どちらのレーザーも表面への効果に限局されてしまいます。このため、モナリザタッチなどのCO2レーザーでは短期間で複数回の治療が必要となるケースもあります。


インティマレーザーは膣の奥から引き締める
インティマレーザー(Vタイトニング)は、従来のレーザーでは表面に限局されていた効果を、Fotona社独自のSMOOTH MODE(スムースモード)※技術により粘膜表面へのダメージを最小限にし、その粘膜下層に60℃~63℃の熱だまりを作ります。この温熱効果により奥深くから膣の引締め、細胞の再構築を行うことが可能になりました。
※SMOOTH MODEスムースモード:250msの超ロングパルスのエルビウムヤグレーザー
一般的にイメージされるレーザー治療とは異なり、最新式の蓄熱式レーザーになります。また、これまでの膣引締めマシーンは膣内部(処女膜輪より内側)に照射するものが一般的でしたが、インティマレーザー(Vタイトニング)は膣内部奥~膣開口部(処女膜輪外側)小陰唇にまで照射することが特徴です。これにより、出産や加齢により開いてしまった膣口が閉じます。膣の引締めや感度アップだけでなく、入浴時のお湯だまりや、空気の入る感じが改善される効果もあります。


施術の流れ
膣の入り口に麻酔クリームを塗布し、シールを貼ります。10分程度クリニックの個室待合室でお待ちいただいた後、レーザー室へ移動し施術となります。
レーザーの照射は婦人科にあるのと同じ検診台での施術です。お顔の前にはカーテンでの間仕切りがあります。麻酔クリームの拭き取り、膣内洗浄後専用のアプリケーターを挿入し施術をおこないます。
アプリケーターは細いため殆ど違和感はなく、照射時の感覚はほとんどなく、痛みもほとんど感じません。
施術後は軟膏のお薬を塗布しますので、お渡しするおりものシートを当ててお帰りいただけます。
ダウンタイムは施術後3日間だけ性交渉を控えていただきますが、飲酒や運動への制限は一切ありません。
日常生活はその日から通常通り送っていただけます。
※当院が運営する機器説明サイトへ移ります
尿もれ・尿失禁治療
専用のアプリケーターの使用と、特殊な手技で尿もれ治療も効果的におこなえるようになりました。産後や加齢による尿もれ・膣のゆるみを、手術ではない手軽なレーザー治療で解決することが出来ます。
施術イメージ
尿もれがある場合には、膣の前側が大きく弛緩しています。
治療後は尿道をしっかりと支えることが出来るようになります。
施術内容
アプリケーター
症状にあわせてアプリケーターを使い分け施術いたします。
膣の引き締め用レーザー
尿もれ専用レーザー
専用アプリケーター
施術紹介動画
施術内容を動画でご紹介します。
体験者の声

昨年閉経を迎えました。2回のVタイトニングレーザーをうけましたが、短期間での効果に驚いています。治療のおかげで膣の乾燥がなくなり、性生活の助けになっています。
(57歳女性)

52歳になり年齢のせいで性生活から遠ざかるようになっていました。性交痛がひどく、潤滑材を使う必要がありましたが、今ではおかげさまで性生活をたのしむことが出来ています。
(52歳女性)

Vタイトニングレーザーを受けて4ヶ月たちますが、膣内のかゆみや乾燥、ヒリヒリする感じを心配する必要がなく治療の効果を実感しています。今ではホルモン剤の飲み薬を飲まずに済むようになり良かったです。
(55歳女性)
女性器でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
3Dタイトニング・4Dタイトニング
世界最新の膣引き締め治療が登場
日本では当院だけで受けられる治療
インティマレーザーはアメリカ美容医療雑誌「AestheticGuide」のドクターと患者が選ぶ医療美容機器大賞で最優秀レーザー機器賞を獲得!
3Dタイトニング4Dタイトニングを行う機器「Dynamis PRO」はエステティックインダストリーアワードを受賞しマルチプルモードによる高い効果と性能を評価されました。
3Dタイトニング・4Dタイトニングとは
従来のレーザー治療や高周波治療は単一の種類、単一の波長による刺激で膣壁細胞を活性化させていました。3Dタイトニング4Dタイトニングはエルビウムヤグレーザーとネオジウムヤグレーザーの2種類の組み合わせでさらにマルチプルモードによる複数の波長を出す世界最新の膣引き締め治療です。膣壁の細胞に様々な角度から刺激を与え膣の奥深く、さらに広範囲にむらなく高いエネルギーを与え、さらなるコラーゲンの新生、引き締め効果アップが期待できます。

3Dタイトニング | 4Dタイトニング | ||
Er:YAG | ①スムースモード(スーパーロングパルスエルビウム)
超ロングパルスのエルビウムヤグレーザーを照射し、粘膜下に熱溜まりを作ることで、膣粘膜最深部までコラーゲンの再構築を図ります。フィラーを注入したように膣内粘膜がふっくらとします。 |
○ | ○ |
Nd:YAG | ②フラック3(ショートパルスヤグ)パルス幅が短く、ピークパワーの高いネオジウムヤグレーザーを照射することで膣粘膜表面にほとんど傷つけることなく、3次元的に60℃以上の過熱を引き起こし、膣内部をしっかりと再構築するモードです。立体的に膣を引き締めることが可能です。 | ○ | ○ |
Nd:YAG | ③ピアノモード(スーパーロングパルスヤグ)超ロングパルスのネオジウムヤグレーザーで組織の温度を42℃前後にあげていきます。レーザーの中でも最も深い所まで届くモードでその深さはcm単位となります。フラック3やスムースモードと併用することで更にコラーゲンが増生します。 | ○ | ○ |
Er:YAG | ④スーパーフィシャル(ショートパルスエルビウム)短いパルス幅のエルビウムヤグレーザーを使用して、軽くピーリングをします。外陰部の黒ずみが気になる部分を明るくすることが可能です。 | – | ○ |
3Dタイトニング(膣内部をしっかり引き締めたい方)
①スムースモード、②フラック3、③ピアノモード <3種類併用>
4Dタイトニング(膣内部をしっかり引き締め、外陰部の色も明るくしたい方)
①スムースモード、②フラック3、③ピアノモード、④スーパーフィシャル <4種類併用>
※4Dタイトニングを希望される場合には外陰部の剃毛を行ってきてください。
国際マルチプルスタディ(多施設臨床共同研究)のアジア日本代表として参加
みどり美容クリニック・広尾は世界有数の症例実績を評価され3Dタイトニング、4Dタイトニングの国際マルチプルスタディ(多施設臨床共同研究)のアジア日本代表として参加することになりました。
当クリニック院長は、アメリカレーザー医学会(ASLMS)や日本美容皮膚科学会など国内外の学会において日本で初めて膣の引き締め治療を始めとした女性器治療についての発表をおこなっているパイオニアです。クリニックでは世界基準の治療をお受け頂くことが可能です。