性交痛【痛くて入らないセックスの悩みに】


性行為の際、挿入をしたらヒリヒリとした痛み、締めつけるような痛み、鋭い痛みなどを感じることはありませんか?

このページでは、「性交痛の基本」「性交痛の治し方」について解説していきます。

性交痛は精神的な問題(メンタル)と言われがちですが、様々な症状があるので、まずは一度カウンセリングにいらしていただき、細かい症状や痛みの場所をお伺いできればと思います。

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院長 みつゆき みどり

性交痛のポイント

  • 性交痛の相談が増えている
  • 膣内のうるおいが不足していると痛みを感じやすい
  • レーザー照射や手術をすることで性交痛が改善される

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性交痛とは?

性交渉の際に「痛くて入らない」「入っても痛い」と感じること

性交痛とは、性交渉(セックス)のときに、「痛くてはいらない」「入っても痛い」といった痛みの総称を指し、10代~60代と幅広い年代の方が性交痛で悩んでいます。

ヒリヒリとした痛み、締めつけるような痛み、鋭い痛みなどを感じることがあります。

最近では、性交痛を和らげるリューブゼリーなどの潤滑ゼリーも販売されていますが、それでも痛みを緩和できずに悩んでいる方は多くいらっしゃいます。

「以前は問題なく性交渉できていたのに」とご相談に来られる方も増えており、当院では開院以来様々な原因の性交困難の症例を治療し、改善に導いてきました。

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院長 みつゆき みどり

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性交痛の4つの原因と当院の診察

痛くて入らない場合、処女膜強靭症の可能性の他、膣口そのものが小さい場合や膣粘膜に問題がある場合も考えられます。
そのほか、さまざまなトラウマにより無意識に筋肉に力が入ってしまうことが原因で挿入ができないという方もいらっしゃいます。
原因に応じて、それぞれの治療が必要となってきます。

入り口付近の痛み(入口部性交痛)

入り口付近が痛む原因は、処女膜強靭症や膣の炎症、トラウマなどの精神的な恐怖、緊張などが原因となって引き起こされることが多いです。

原因その1:処女膜強靭症

初体験の行為が痛すぎて入らなかった、初体験が終わった後も毎回痛みや出血がある、そもそもタンポンさえスムーズに入らない、こういった悩みを持つ方は処女膜強靭症の疑いがあります。

通常、処女膜は初めてのセックスで破れますが、生まれつき処女膜が厚くて固い「処女膜強靭症」という体質を持っている女性もいます。処女膜は厚さ1mm程度の薄いヒダ状の膜ですが、処女膜強靭症の方の処女膜はこれよりも厚く伸縮性もありません。

そのためセックスをしても簡単に処女膜を破ることができず、毎回セックスの時に痛みや出血の症状がみられます。ひとくくりに処女膜強靭症といってもその状態は様々で、痛みがあるが性行為が可能といったごく軽度の処女膜強靭症が見られるといった症例もあれば、指1本の挿入も難しい重度の処女膜強靭症の例もあります。

また処女膜が膣口を完全に閉鎖している場合もあり、その場合は処女膜強靭症ではなく、処女膜閉鎖症と呼ばれる別の疾患です。

原因その2:粘膜の問題

本来女性ホルモン(エストロゲン) は卵巣から分泌されて、膣の弾力や潤いを与えてくれる働きがありますが、分泌量が減少すると、膣粘膜が乾燥したり固くなったりして摩擦による痛みが生じることがあります。このエストロゲンの量は年齢や生理周期による女性ホルモンの分泌の変化によって大きく異なります。

特に、生理周期の中でも排卵後、また産後、更年期に大きく減少します。また食生活や睡眠時間などの生活習慣によってもエストロゲンの分泌は変化します。
つまり女性の体はデリケートであり、ちょっとした生活習慣の変化やストレスを感じてしまうと膣内のうるおいに影響を及ぼしてしまうのです。

また特に閉経後の女性は、膣の乾燥により外陰部や膣が萎縮変化を起こし、それにより出血しやすくなったり、雑菌が繁殖して炎症を引き起こしたりとする場合もあります。近年このような症状をGSMを呼び、新しい概念として広まりつつあります。

原因その3:筋肉に力が入る・固くなっている

セックスに何かしらの不安がある・セックスに対するトラウマやストレスがあると、それが原因となって痛みを引き起こしてしまいます。
トラウマのような心理的な原因で、挿入しようとすると入口付近の膣の筋肉が痙攣し全く入らない方もいらっしゃいます。

これは膣けいれん(ワギニスムス)と呼ばれるもので心因性の疾患だと考えられています。
パートナーに不安や不満など話し、セックスを楽しめるよう環境作りをしていくのが大切です。

精神的な対処の部分に関しては、精神的な問題なので痛みを乗り越えようという方も多いですが、物理的な問題が多い可能性が高いです。
まずは精神的な問題と片付けずに、治療をすることをお勧めします。

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院長 みつゆき みどり

膣の奥の痛み(深部性交痛)

原因その4:膣の奥の痛み(深部性交痛)

膣の奥で痛みを感じる場合は、子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症などの婦人科系の病気が潜んでいる可能性があります。

放っておくと、大掛かりな治療が必要となったりする場合があるので要注意です。

クリニックで診察を受けて性交痛の原因を正確に把握し、それに合わせた治療を受けるようにしましょう。

女性器形成治療の普及とともに、性交痛に関するご相談も増えてきましたが、思い切って相談したのにも関わらず、性交痛が改善しない、あるいは痛くて入らないままという術後のご相談の方が当院へ受診されることも少なくありません

処女膜切開手術後にダイレーターによるケアをすすめられ、頑張って練習をしてもなかなか入らない場合には処女膜以外の部分に原因がある可能性もあります。

まずはご自身の痛みの原因がどこにあるか、処女膜強靭症だとしたらどのレベルか治療後のダウンタイム、ホームケアなど詳しい診察とカウンセリングを受けることをお勧めします。

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当院の主な性交痛治療(2種)

当院の主な性交痛治療2種類
①手術での性交痛治療【処女膜切開術】
②レーザーでの性交痛治療【インティマレーザー/Vタイトニング】

セルフケアで改善する方法
①リューブゼリー等の潤滑ゼリーを使用して、痛みを和らげる
②パートナーとよく話し合う

性交痛を治すには、クリニックにて根本的に治療する方法と、自宅で痛みを和らげることができる方法とがあります。

①手術での性交痛治療【処女膜切開術】

痛くて入らない場合は、処女膜が厚くて硬い処女膜強靭症の可能性があります。
処女膜切開術」で厚くて硬い処女膜を切開し、膣の入り口を少し広げることで性交痛の症状を改善します。

この手術ではリラックス麻酔(静脈麻酔や局所麻酔)を使用するため、全く痛みを感じることなく治療を受けていただくことが可能です。

手術後は、吸収糸と呼ばれる溶ける糸が縫合しているため基本的には抜糸の必要はなく、術後の検診で問題なければすぐに性行為(セックス)が可能になります。

処女膜切開術で解決できること

● 挿入が困難なほどの痛みが改善される
● 毎回の性交時での強い痛みが改善される

治療中の痛みや治療後の注意

静脈麻酔と局所麻酔を使用するため、全く痛みを感じることなく治療をうけていただくことができ、手術自体は約15分で完了します。

手術後はシャワーを翌日から、入浴を7日目から、性交渉は7日~1か月からをお願いしています。

また、血液がにじむ可能性があるため、3~4日はナプキンを当てていただきます。
ナプキンに血液が滲む間は、激しい運動や過度の飲酒は控えた方が良いですが、基本的に日常生活は通常通り送ることができ、翌日からお仕事に行かれる方も多いです。

術後の行動についてどのような動きがOKでどのような動きがNGかを細かく説明をさせていただきますので、ご安心ください。

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院長 みつゆき みどり

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② レーザーでの性交痛治療【インティマレーザー/Vタイトニング】

入るけど痛みを感じる場合には、膣内の潤いが足りていないことが原因とされることが多いです。
これを解消するには、「インティマレーザー/Vタイトニング」での治療が良いでしょう。

メスを使った手術ではないので、体への負担を少なくすることが可能です。
レーザーを膣内に照射することで、膣の細胞を活性化して弾力性を向上させます。

膣壁に弾力をつけることで、乾燥しにくい環境を整えていく治療です。
インティマレーザーは、膣粘膜の深い層にまでエネルギーが届き、小陰唇や膣の入り口~奥までの広い範囲を施術することが可能です。

同じインティマレーザーですが「レノバレイズ」と呼ばれる性交痛を改善するモードでの照射が行われます。

また最近では3Dレーザーといってインティマレーザー/レノバレイズのアップグレードバージョンで、複数の波長のレーザーを照射することにより1回での施術による治療効果をレノバレイズよりさらに高めるレーザーも出てきています。

当院では手術方法もレーザー照射もその方々に応じて様々なバリエーションがあります。

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院長 みつゆき みどり

インティマレーザー/Vタイトニングで解決できること

● 性交痛の改善
● 挿入の際のヒリヒリがなくなる
● 膣が乾燥しにくくなる
● 膣の潤いアップ
● 膣内環境が改善される
● 女性器まわりのにおいやおりものが改善される

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治療中の痛みや治療後の注意

施術自体は約15分で終わり、施術中も痛みを感じることはほぼありません。(麻酔クリームを使用します)

施術後も、シャワーは当日から可能で、入浴も翌日からで問題ありません。性交渉は3日後からをお願いしていますが、それ以外の制限はありません。

性交痛の治療費用

性交痛治療の費用は以下のとおりです。
※当院では、クレジットカード・医療ローンのご利用が可能です。

インティマレーザー
/Vタイトニング
1回目
217,800円
2回目以降
176,000円
処女膜切開 231,000円~
別途診察料11,000円
処女膜強靭症のレベルによる

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潤い不足に!リューブゼリーで痛みを和らげる

リューブゼリーは、性交痛を緩和させるアイテムで、当院でもおすすめしている潤滑ゼリーです。

体への安全性に徹底配慮して作られているため、安心して使用することができます。
性行為の直前に膣へ塗っておくと、自然な濡れを出再現することができます。

「たまに痛くて入らないことがある」
「初めから痛みを感じたくない」

このように感じている方は、リューブゼリーを使用するだけでも効果があるでしょう。

ただし、ずっと使い続けるのが億劫な方は根本的な治療をすることをおすすめします。
当院では、「入るけど痛みを感じる」「痛くて入らない」など患者様の状態に合わせて適切な治療を提案しています。

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心因性の疾患に!パートナーとよく話し合う

心因性からくる性交痛は女性一人の問題ではありません。症状を改善していくためには、パートナーの理解と協力が必須です。

過去のトラウマや、行為中の不満などは言いにくく、また非常にセンシティブな内容ではありますが、相手とよく話し合い、向き合ってもらうことが必要です。

痛みがあることを伝えずに、我慢しながら無理にセックスを続けると膣炎などの症状に繋がることもあります。
性交痛や出血がある場合は、必ず相手に自分の気持ちを伝えるようにし、パートナーの協力を得ましょう。

性交痛に関するQ&A

性交痛について、よくいただく質問をまとめました。
もちろん、これ以外にも疑問点・不安な点がありましたらお気軽にご相談ください。

初めてセックスをしたとき、激痛過ぎて全く挿入できませんでした。処女膜強靭症なのでしょうか?診察に行ってみたいのですが診察が痛くないのかが心配です。
痛くて全く入らない場合は、「処女膜強靭症」が疑われます。処女膜強靭症にもいくつかのレベルがあり、サイズによっては挿入可能な場合もあれば、全く挿入が出来ないという場合もあります。処女膜の靭帯を外科的に切開することでスムーズな挿入が可能になります。診察では外側からみることと、軽く押してつっぱりを診るくらいですのでほとんど痛みはありません。
濡れにくく、乾きやすい体質のため、セックスのときに潤滑剤を毎回使っています。パートナーとの相性が悪いのか、自分自身の問題なのかが分かりません。
年齢に関係なく、ホルモンバランスの乱れにより膣内のコラーゲンが低下したり、膣内の善玉菌とも呼ばれるデーデルライン桿菌の量が減少したりするケースがあります。膣のうるおい不足には原因があるので、一度診察にいらっしゃってください。予約の際はなるべく生理日をお避け下さい。
性交時に痛みがあり、入り口部分がヒリヒリと擦り、むき傷のように痛みます。リューブゼリーを使用しても痛みが改善されず一度ヒリヒリすると指だけでも痛みがひどいです。
ヒリヒリするような痛みでしたら膣の粘膜自体が薄く弱くなっているかもしれませんが、入り口部分の痛みということですので処女膜靭帯に問題がないかどうかもチェックすることをおすすめします。手術まで必要か、レーザーなどの手術でない治療で改善するかどうか診察でわかるので、一度ご相談ください。

性交痛に対して麻酔クリームの使用はちょっと待って!

当院では手術後の必要なケースを除いて麻酔クリームのみの処方は基本的に行っておりません。

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院長 みつゆき みどり


性交痛に対して麻酔クリームの処方をしてもらえるとインターネットに書いてあったとお問合せをしばしばいただきます。

性交痛の原因には様々ありますが、麻酔クリームの使用は一時的な表面の感覚を麻痺させるもので根本的な解決にならないです

そればかりかもともとの原因によっては性交痛をさらに悪化させ粘膜を傷つけてしまい潰瘍になってさらに硬くなってしまうケースがございます。

さらに感染症にかかったり、滲出液が長くでてきたりなど挿入自体困難になってしまうケースも見受けられます。

どうしても麻酔クリームを使用するには専門の医師の診察をきちんと受け、ご自身の性交痛の原因をしっかり把握することと、麻酔クリームの使用が適切かどうか等のリスクの説明しっかり受けてください。

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性交痛は我慢しなくて良いもの

性交痛はとてもデリケートなお悩みであり、特に女性は痛みを感じていてもなかなかパートナーに言えず、1人で抱えてしまう方が多いです。

しかし、我慢を続けてしまうと性交渉が億劫になったり、恐怖心を抱いたりする可能性がありますので、決して1人で我慢しないでください。

痛みを感じる部分は人それぞれであり、症状や痛みの場所も異なります。

痛くてそもそも入らなかったり、激痛でどこが痛いかも分からない場合もあれば、一方で、挿入はできるけど膣の入り口部分がいつも痛みを感じたり、ヒダ(小陰唇)が中に巻き込まれて引っ張られて痛いというケースも考えられます。

ほかに、挿入できても性行為の時間が長くなると、入り口部分がヒリヒリしてストレスを感じるようになったり、性行為の後に尿がしみたり、ピンク色のおりものがでる症状もあります。

様々な症状があるので、まずは一度カウンセリングにいらしていただき、細かい症状や痛みの場所をお伺いできればと思います。

そのあと、あなたに合った適切な治療をご提案していきます。無理に治療を受けてもらうようなことはしませんので、ご安心ください。

みどり美容クリニック広尾

院長:みつゆきみどり

美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。

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性交痛の原因は様々ですので、正しい対策をすることが大切です。
原因がわからないうちに自己流の対策をするとさらに悪化する可能性があるので、まずは当院へカウンセリングにいらしてみてください。

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