膣のゆるみと、その判断の方法とは?


目次

膣のゆるみとは

「膣の緩みが気になる」といった悩みを持たれる患者様は多くいらっしゃいます。
加齢や出産など様々なことが原因で膣はゆるくなりますが、どういった基準で自身の膣のゆるみを判断しているのでしょうか?
ここでは、実際に当院にいらっしゃった患者様のお悩みを紹介しながら、解説していきます。

ゆるみの原因

膣のゆるみの原因は主に4つあります。

加齢

膣の粘膜にもコラーゲンは存在します。そのコラーゲンが年齢と共に減少することで、弾力がなくなっていきます。
膣壁のひだも年々平らになっていくため、顔の頬と同様に薄く硬くなっていくのです。
また、年齢により膣や尿道を絞める筋肉が弱まると、ゆるみや尿漏れの原因になります。

運動不足

膣はいくつかの筋肉に囲まれています。その筋肉を使って膣や尿道を絞めたりや骨盤底筋を支えたりしています。
この筋肉は腕や足の様に意識して動かすことが出来ないため、トレーニングするのは難しい筋肉です。ですので、日頃の運動などが足りていないと、通常より早く膣の筋肉が低下してしまうのです。

肥満体系

太りすぎて下腹部に脂肪がついてくると、骨盤底筋群に負担がかかり、筋肉が伸びてしまいます。これが膣のゆるみの原因になってしまいまうことがあります。

出産

出産後に膣のゆるみを感じる方は多いです。妊娠をした際に、赤ちゃんや子宮は先ほども書いた骨盤底筋群によって支えられています。赤ちゃんが成長するにつれて、骨盤底筋群の負担は大きくなり、筋肉が引き延ばされていきます。
出産後、筋肉は元に戻りますが、完全には戻らない場合も多く、ゆるみの原因となってしまうことがあります

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膣のゆるみによる症状

  • パートナーから膣の締まりが悪いと指摘された
  • 出産で膣がゆるんだ気がする
  • セックスが気持ちいいと感じない
  • くしゃみでお腹に力が入ると尿漏れする
  • 膣に空気やお風呂の湯が入りやすい、漏れる
  • タンポンが漏れやすい
  • 更年期(閉経)により、感度が下がった
  • 若いころのように膣の締まりがない

上記に該当される方は、膣がゆるんでいる可能性がありますので、一度カウンセリングを受けられることをおすすめします。

膣のゆるみを判断する方法

膣のゆるみは目に見えるものではないため、なかなか気が付かないことも多くあります。
また、パートナーに指摘されることもありますが、デリケートな問題であることから言い出せない場合もあります。

セルフチェック

ご自身で膣のゆるみを認識する方法は、上述の症状や下記に該当する場合です。勿論1つ該当しているから100%膣がゆるんでいるといったものではなく、可能性が高いというものなので、該当した場合はお気軽にご相談ください。

  • お風呂やプールの水が入り、しばらくしてから出てくる
  • 性交渉や座ったときに空気が入って、おならのような音が出る
  • 尿を途中で止められない

膣圧を計測

クリニックによっては膣圧測定器で計測ができます。
膣圧の単位は「mmHG」で10mmHG以下になると緩く30mmHG以上になると締まりが強いと判断されます。
ゆるみの確認もできますし、手術の前後で治療の効果を確認することもできます。
また、ご自宅などで自分の指で測る方法もあります。
膣の中に人差し指と中指を第二関節まで入れた状態で、指を少し開くと同時に、膣を締めます。その時の締める感覚で膣圧の目安を知る方法です。
より正確なのはクリニックでの診察ですので、心配な方は一度診察してみるとよいでしょう。当院でも膣圧測定は行っています。

診察ではより詳細に膣の状態をチェックいたします

当院では、豊富な治療法の中から患者様一人ひとりに最適な方法をご提案いたします。そのため診察では、患者様の膣の状態を詳細に把握するために、様々な観点から丁寧にチェックいたします。

ヒアリング

まず何が一番困っているか、何がお悩みかをしっかり伺います。具体的に何も悩みはないが今後のためにケアをしたいという理由でも構いません。お悩みに対して最短で最も効率的に解決が出来るようにアプローチします。

様々な項目で膣の状態を診察

セルフチェックでは見ることができない詳細な部分までチェックし、膣の状態を確認します。

チェック項目

診察の上複合的に判断し、最も適した治療をご提案

このように詳細な項目で診察を行ない、患者様の膣の状態を理解したうえで、ご予算や許容可能なダウンタイム、日常生活やお仕事での体の動かし度合い、性生活の頻度、パートナーとの関係性なども治療法の選択に考慮致します。

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このように詳細な項目で診察を行ない、患者様の膣の状態を理解したうえで、ご予算や許容可能なダウンタイム、日常生活やお仕事での体の動かし度合い、性生活の頻度、パートナーとの関係性なども治療法の選択に考慮致します。

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自分だけで決めると遠回りするケースも

治療はまずご自身の膣の状態をしっかり把握することから始まります。自分だけで治療を決めてしまうと、治療をして思った効果が得られるまでに遠回りしてしまう患者様もいらっしゃいます。

実際に他院で効果を得られなかった例

40代女性(経膣分娩で2人出産)
ゆるみが気になり、ネットでみたヒアルロン酸注射が手軽に出来ると思い施術(150万円)その後思った効果が得られず別な病院で膣縮小手術(90万円)(手術により先に入れたヒアルロン酸は全て流出)
手術では効果を感じられたが、やはり感度や密着感がたりないと思い当院を受診。粘膜の菲薄化、膣の硬化が見られたため、当院でサーミVAやインティマレーザーを駆使し膣内をふっくらさせるための治療を現在継続中です。

膣の状態にあった治療をしないと、治療費が余分にかかってしまうこともあります。必ず医師に膣の状態を確認してもらったうえで、最適な治療を選択することをおすすめします。

Lady Doctor

院長 みつゆき みどり

日頃からのケアや改善方法

膣が緩いとわかったとき、まずはご自身で何とかしたいと思っている方は多いでしょう。では自身でできるケアはあるのでしょうか。

膣トレーニング

いわゆる膣トレと言われるものです。特にケーゲル体操などは有名なトレーニングです。
▼トレーニング方法
仰向けになって膝を楽な状態に曲げてください。両足は肩幅程度に開いておきましょう
骨盤底筋(尿道・肛門・膣)を締めて、ゆるめるのを繰り返します。
4秒間ほど維持した後ゆるませます。これを2回、3回連続で続けます。
締める時間を少しずつ伸ばしていき最終的には10秒間できるまでやれるようにしましょう。
クリニックで膣トレーニングを指導しているところもありますが、当院では行っていませんのでご注意ください。

病院での治療

お湯が入るといった症状は、膣の内腔の広がりが原因です。ですから膣を囲んでいる筋肉を鍛えても、膣の内腔を縮めることはできないのです。そういいた場合は、クリニックでの治療が必要です。
当院の膣のゆるみに対しては大きく分けて2つ治療方法があります。

一つはゆるみを根本的に解決したい方におすすめの「膣縮小手術」です。
膣癖形成とも呼ばれており、会陰部や会陰小帯を切除し、粘膜を除去、膣粘膜や筋層を剥離して縫合することで、たるんだ筋肉を寄せて、膣のゆるみを改善する手術です。
根本から症状の解消ができ、その効果は半永久的です。

もう一つがレーザー機器による引き締めです。
レーザーでの治療はレーザーを照射し、コラーゲンの促進を促し膣縮小をします。
当院では6種のレーザーを取り揃えており、一人一人の膣のゆるみ具合によって提供する機器を変えています。
自分に合った治療法で早期に症状を改善することができます。

みどり美容クリニック広尾

院長:みつゆきみどり

美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。

  

当院について

 

女性器専門医師であり、全国に技術指導を行う女性院長自ら、カウンセリングからアフターケアまで一貫した治療を行います。専門的な視点はもちろんですが、患者様お一人ずつに寄り添った治療を心掛けています。
またデリケートな悩みも多いので、当院ではご予約された方の完全貸切にして、プライバシーに徹底的に配慮しています。
膣縮小治療をご希望の患者様は、どうぞ安心して当院にいらしてください。
 

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※カウンセリングは初診料3,000円(税込 3,300円) のみ発生いたします。
※当院の治療はすべて保険適用外となっています。


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