膣縮小手術は痛い?痛みが少ない治療方法やダウンタイムについて解説

「膣縮小手術がしたいけどダウンタイムや痛みが心配」「痛みが少ない治療方法はある?」
上記のような不安やお悩みを抱えていないでしょうか。

膣縮小手術をすれば、半永久的に効果は持続します。ただし、ダウンタイムが発生することや、治療の後に痛みが発生することも事実です。ご自身がどのような治療を望んでいるかによって、膣縮小の治療方法は大きく変わります。

本記事では、膣縮小手術に伴う痛みや手術後の注意点について解説します。痛みが少ない膣縮小の施術方法や、膣のゆるみを改善するセルフトレーニング方法も紹介するのでぜひ最後までお読みください。

膣縮小手術とは?

膣縮小手術とは、緩んで広がった膣壁を膣の奥から切除して根本的に引き締める治療のことです。入り口だけではなく、膣の奥まで縮小できます。

手術の場合、定着率が高い効果が続くため、効果は半永久的に持続します。膣が引き締まることで、尿漏れが改善したり膣のなかに雑菌が入り込む感染症を防げたりします。膣の締まりを実感できるので、悩みやコンプレックスが解消され自信につながるでしょう。

膣が緩む大きな原因は出産と加齢です。特に出産によって、1度緩んだ膣壁や伸びてしまった筋肉は、自然にもとに戻ることはありません。
また加齢による骨盤底筋の衰えや、女性ホルモンの減少による膣のゆるみは徐々に進行していくため、自分で気づけないケースも多くあります。

膣縮小手術を必要とする症状

膣縮小手術を必要とする症状は以下のとおりです。

繰り返しになりますが、膣縮小手術は1度施術を行えば効果は半永久的に持続します。膣が引き締まることで、尿漏れや膣から空気がもれる「ちなら」も解消できます。
膣の形状は個人差が大きいため、手術前の診察が非常に重要です。また、「膣縮小手術」といっても、クリニックによって「膣の入口のみ」「膣奥まで」など治療範囲が異なる場合があります。どこまで手術が可能か、事前に「手術できる範囲」を確認しましょう。
多くの場合、出産などのダメージによる膣口の会陰形成とともに入り口を狭くしていきますが、奥までゆるんでしまっている場合、奥までしっかりと治療する必要があります。

後ほど詳しく解説しますが、手術の痛みやダウンタイムが気になる方は、膣縮小手術ではなく「注入治療」や「レーザー治療」がおすすめです。

膣縮小手術に伴う痛み

膣縮小手術をする際は麻酔を使用するため、施術中の痛みはありません。レーザーなどの機器を使用する際も同様です。
ただし、ほかの治療方法と比べると傷口の範囲が広いため、術後3~7日程度、痛みや少量の出血を伴う場合があります。そのため、術後は傷口に負担がかからないよう配慮しなければいけません。
術後のダウンタイムや注意点に関しては、次項で詳しく解説します。

膣縮小手術の注意点とダウンタイム

膣宿主手術にはダウンタイムが発生します。個人差がありますが、術後3~7日程度は痛みや腫れ・少量の出血を伴う場合があります。痛み止めを服用することで、日常生活は問題なく過ごせますが、無理は禁物です。体を動かす仕事の方は、2~3日休むとよいでしょう。

ダウンタイム 対処方法
痛み 3~7日続く場合がある 痛み止めを使用
出血 術後7日間程度 ナプキンを使用
入浴 術後7日間は控える シャワーはOK
性交渉 術後1ヶ月は控える 1ヶ月後経過を見て判断
飲酒 手術当日は控える 翌日からOK
入院 必要なし
膣内:術後1ヶ月程度できれいになる
膣外:術後3~6ヶ月程度できれいになる

傷口は膣内と膣外で治るスピードが異なります。

痛みが少ない膣縮小の施術方法

膣縮小の治療方法は手術だけではありません。「痛みが苦手」「メスを入れたくない」という方におすすめの治療方法を紹介します。

注入治療

「脂肪細胞注入」や「ヒアルロン酸注入」などで膣壁を厚くする治療方法です。

種類 治療方法・効果
脂肪細胞注入 ・自分の太ももやお腹などの余分な脂肪を採取し膣の粘膜に注入
・自分の脂肪を使うためアレルギーなどの心配は不要
ヒアルロン酸注入(フィラー注入) ・粘膜が薄くなっている箇所にヒアルロン酸を注入し膣壁を再生
・マシンと併用することでより高い効果を発揮する

注入治療は、主に粘膜が薄くなっている箇所に注入します。単独治療も可能ですが、マシン治療をかけ合わせると、より高い効果を期待できます。

インティマレーザー/Vタイトニング

インティマレーザーは、膣の粘膜を傷つけず、膣の奥かつ広範囲の治療が可能です。「エルビウムヤグレーザー」を使用した、最新の蓄熱式レーザーです。女性ホルモン「エストロゲン」を生成し、膣に潤いを与えます。
インティマレーザーにはさまざまなモードがあり、膣のゆるみには「インティマレイズ」というモードが使用されます。膣の奥から小陰唇まで照射できることが特徴です。
膣の引き締め効果だけではなく、感度アップや尿漏れの改善などの効果も期待できます。
インティマレーザーの費用の目安は以下のとおりです。

インティマレーザー/Vタイトニング(インティマレイズ) 1回目 217,800円
2回目以降 176,000円

インティマレーザーは実績が多く、安全性が高いレーザー機器なので安心して治療に臨めます。カナダの保健省では、「革新的な膣内治療を可能にするレーザー」として認可されています。

ただし当てる場所によっては効果が薄くなる場合もあります。クリニックによっては、看護師がオートモードで当て、人によって効果がことなる場合もあるそうなので、誰が施術してくれるのか確認するようにしましょう。

当院では他院にインティマレーザーの使用を指導する、指導医のライセンスをもつ院長がカウンセリングから施術まで行うため安心です。

サーミVA

サーミVAは、フェイシャル治療のタイトニングや引き締めなどでも使用されている「ラジオ派」を使い、膣のたるみを改善できる機器です。直径1cmほどのスティック状のチップを挿入し、40~45℃の高周波をあてます。皮膚組織に熱を加えることで、血行促進とコラーゲンの再生を行います。
コラーゲンが生成されることで膣環境が整い、膣内の潤いアップやかゆみ・においなども改善されます。たるみ改善や、ハリ感アップは1回目の治療で効果が実感できます。
サーミVAの施術時間は、30分程度です。費用の目安は15万円程度で、保険適用外となります。

痛みを伴わない膣縮小のトレーニング方法

痛みを伴わない膣縮小のトレーニング方法を紹介します。ご存じの方も多いかもしれませんが、「ケーゲル体操」は自宅で簡単に行えます。

  1. お腹の力を抜き肛門や膣を引き締めるイメージで力を入れ引き締める
  2. 息を止めて10秒程度キープ
  3. その後10秒かけてゆっくり息を吐く
  4. 1~3を1日数セット行う

ケーゲル体操は、立っていても座っていてもできる簡単な体操です。
膣トレーニングを行うと、血行が良くなり子宮周りの冷えを予防する効果もあります。すぐに効果がみられるものではありませんが、毎日継続して行うことが大切です。

痛みが苦手な方もまずは形成外科へご相談

膣縮小の治療にはさまざまな治療方法があります。どのような治療方法を選ぶかどうかは、症状や手術を受ける方の希望によって大きく変わるでしょう。
膣の状態は人それぞれのため、ひとえに「この治療がよい」という正解はありません。つまり、その人に最適な治療方法があります。
当院では、丁寧なカウンセリングや診察を行い、患者様にあった治療方法を提案しています。膣のゆるみでお悩みの方は、当院にご相談ください。

みどり美容クリニック広尾

院長:みつゆきみどり

美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。

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※当院の治療はすべて保険適用外となっています。


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