インティマレーザーにデメリットはある?指導医が施術の流れを詳しく解説

 

「インティマレーザーが気になるけれど、デメリットはないのかな?」
「インティマレーザーと他のマシン、どちらの施術を選べばよいのだろう?」

このような悩みをお持ちではありませんか?

インティマレーザーは膣のゆるみや尿もれに効果的なマシンですが、注意すべき点もいくつかあります。
そこで、この記事では日本で初めてインティマレーザーを導入したパイオニアが、インティマレーザーの施術を考えている方に向けて、メリット・デメリットから実際の施術の流れまで紹介します。

インティマレーザーの注意点を知りたい方や、膣のゆるみを治療する方法にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

Lady Doctor

院長 みつゆき みどり

インティマレーザーとは

インティマレーザー

インティマレーザーは、膣内に「エルビウムヤグレーザー」と呼ばれる特殊なレーザーを照射することで細胞に働きかけ、組織内のコラーゲン密度を高めて膣や尿道を引き締めるマシンです。

膣や尿道の引き締めに加え、モードを変えることで膣の乾燥・GSM(閉経関連尿路性器症候群)・外陰部の黒ずみ治療にも効果を発揮します。

メスで切るといった外科的な手術が不要で、痛みや体への負担を抑えながら、デリケートゾーンに関するさまざまな悩みにアプローチが可能です。

インティマレーザーのメリット

インティマレーザーには、おもに以下6つのメリットがあります。

インティマレーザーのメリット

  • 痛みやダウンタイムがほとんどない
  • 手術をしないので安心
  • 膣の入り口から奥までしっかり照射できる
  • 尿道の引き締めも可能
  • 日帰り治療が可能
  • ゆるみだけでなく、性交痛や黒ずみにも効果がある

膣という女性にとって非常にデリケートな部分への施術となるため、痛みが少なく、すぐに日常に戻れるのは嬉しいポイントと言えます。

また、膣の奥までまんべんなくエネルギーを届けられるため、引き締め効果が高いのもメリットです。

インティマレーザーのデメリット

インティマレーザーは副作用の少ない施術ですが、人によっては以下のような反応があらわれる場合もあります。

インティマレーザーで起こる可能性のある副作用

  • 腫れ
  • 施術中の痛み(麻酔クリームなどの処置をしない場合)
  • 治療後の痛み
  • 少量の出血
  • おりものの増加
  • 一過性の尿失禁
  • 浮腫(むくみ)
  • 表在性火傷

その他、施術する人の技量で効果が変わる、効果の持続期間は1~2年、という点もデメリットと言えます。

施術を希望する場合は、十分にスキルがあって信頼できる専門医の元で行いましょう。

インティマレーザーが効かない人がいる?

今までに、当院での施術においてレーザー治療に満足できなかった・効果がなかったという方はいらっしゃいませんが、他クリニックで施術を受けた方の中には「効果を感じられなかった」という方もゼロではありません。

これは「インティマレーザーが効かない」というよりは、以下のような原因により十分に効果を発揮できなかった可能性があります。

患者さんの状態は一人ひとり違うため、当院ではインティマレーザーを希望して来院された場合でも、しっかりと診察した上で他の方法も含めて「患者さんに最も適した施術」をご提案しています。

インティマレーザーのメカニズム

インティマレーザーの施術では、膣内に専用のアプリケーターを挿入し、膣全体にまんべんなくレーザーを照射します。

照射したレーザーは膣内の水分に反応して熱を発生し、血流を促進します。これにより細胞のコラーゲン生成が活発になり、膣壁がふっくらすることで膣のゆるみが改善される仕組みです。

インティマレーザーは、膣の手前側から奥までしっかりと照射できる上に、皮膚浅層から深層まで幅広くアプローチできるため、1回の施術でも高い効果が期待できます。

当院では最新機種を設備。より効果的な治療が可能に。

当院では、インティマレーザーの最新機種「SPダイナミス」をご用意しています。

SPダイナミスと従来の機器との大きな違いは、照射するレーザーの種類と波長の数です。

従来の機器では1種類のレーザー・1つの波長による刺激で膣の細胞を活性化させていましたが、SPダイナミスは2種類のレーザー・複数の波長による治療が可能です。

照射するレーザーの種類と波長が増えたことで、膣の広範囲にムラなく高いエネルギーを届けられ、さらなるコラーゲンの生成と引き締め効果が期待できます。

当院では指導医である院長が一人ひとりに合わせた施術を行います

当院では、インティマレーザー指導医の資格を保有し、数多くの医師へ指導を行ってきた院長が、診察から施術まで担当します。

院長は日本の女性器治療のパイオニアでもあり、当クリニックでは質の高い、世界基準の治療をお受けいただけます。

インティマレーザーとヴィーナスハイフ(膣ハイフ)の違い

項目 インティマレーザー ヴィーナスハイフ(膣ハイフ)
効果 膣の引き締め、尿もれ、外陰部の黒ずみ 膣の引き締め、尿もれ、大陰唇のたるみ
痛み ほぼなし ほぼなし
施術時間 約20分 約20分
施術回数 2ヶ月おきに2回施術、そのあと1〜2年に1回施術 1年に1回施術
ダウンタイム 約3日間 ほぼなし
副作用 ほぼなし(個人差あり) ほぼなし(個人差あり)
麻酔 あり(膣の入口付近) なし(医師と相談可能)
費用の相場 膣の引締め1回約¥198,000〜
尿もれ治療1回¥248,000〜
膣の引締め1回約¥198,000〜

施術の流れ

当院では、以下のような流れで施術を行っています。

  1. 診察
  2. 麻酔
  3. レーザー施術
  4. 施術後
  5. ダウンタイム

診察

まずは、患者さんが何に悩んでいるのかをお聞きした上で、以下のような項目で膣の状態を診察します。

膣のチェック項目

  • 膣の弾力
  • おりものの分泌量
  • 粘膜の強度
  • 粘膜の色
  • 筋肉の動き
  • 血流
  • 尿道のぐらつき
  • Gスポットの感度


麻酔

施術では痛みをほとんど感じませんが、膣の入り口近くは痛みに敏感なため、あらかじめ麻酔クリームで処置します。

麻酔クリーム塗ることで痛みが緩和され、多少違和感を感じることはあっても、施術中・施術後に痛みを感じることはほとんどないでしょう。

レーザー施術

レーザー室には、カーテンで間仕切りされた、婦人科にあるのと同様の診察台をご用意しています。

麻酔クリームをふき取り、膣内を洗浄した後に、専用のアプリケーターを挿入してレーザーを照射します。

施術中は温かさを感じる方もいらっしゃいますが、痛みはほぼ感じることなく、20分ほどで施術が終了します。

施術後

施術後は、人によってはおりものの量が増えることもあるため、おりものシートをお渡しします。

インティマレーザーは体への負担が少ないので、シートを当てたらそのまま帰宅が可能です。

ダウンタイム

施術後3日間は、性交渉やタンポンの使用を控えていただきます。

シャワーは当日から、入浴も翌日から可能で、日常生活は施術当日からいつも通りに送れます。

費用

インティマレーザーの費用は、以下表をご参考ください。

インティマレーザー(Vタイトニング)
(膣引き締め、入り口~奥まで全体)
1回目 ¥217,800
2回目以降 ¥176,000
3Dタイトニング
(膣引き締め、入り口~奥まで全体)
1回目 ¥272,800
2回目以降 ¥217,800
4Dタイトニング
(膣全体の引き締め、大陰唇のホワイトニング)
1回目 ¥327,800
2回目以降 ¥272,800

まずは一度ご相談ください

インティマレーザーは体への負担が少なく、膣引き締めにも効果的な施術です。

しかし、デメリットや副作用もゼロではないため、あらかじめよく確認し、納得した上で施術を受けることが大切です。

また、適切に照射しないと効果が出ない可能性もあるため、女性器治療の知識と技術が十分にある医師の施術を受けるようにしましょう。

当院では、女性器治療の知識・経験を豊富に持つ院長が、カウンセリングから診察、施術まで担当いたします。

膣のゆるみや尿もれ、黒ずみにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。


記事監修者

美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。


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※カウンセリングは初診料3,000円(税込 3,300円) のみ発生いたします。
※当院の治療はすべて保険適用外となっています。


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