「膣ヒアルロン酸注入ってどんな治療法なんだろう」
「どのくらいの費用がかかるんだろう……」
膣ヒアルロン酸注入をご検討の方々はこんな疑問をお持ちなのではないでしょうか。この記事では、膣ヒアルロン酸注入の料金、治療方法、そして当医院で扱っている膣ヒアルロン酸3種についてご紹介いたします。
目次
膣ヒアルロン酸注入(名器形成)の費用は?
当医院では3種類の膣ヒアルロン酸をご用意しています。
膣ヒアルロン酸 | 持続性 | 値段 | |
1 | オリジナルハイドロフィラー | 〇(約1~2年間) | 250,000円(税込 275,000円)~ (標準5本、注入量により変動) |
2 | プレミアムボリュームフィラー | 〇(2年後も70%維持) | 375,000円(税込 412,500円)~ (標準5本、注入量により変動) |
3 | 韓国式パールフィラー | ◎(永久的な治療効果) | 450,000円(税込 495,000円)~ (標準5本、注入量により変動) |
★当医院では注射による引き締め治療とマシーン治療との同時施術の場合割引があります。
膣ヒアルロン酸の料金は、ヒアルロン酸の種類、また注入する量によって変わってきます。効果の持続期間が長いものほど、料金としては高くなってきます。
注入する量として、「多くいれるほど、より効果があるのではないか」とお考えの患者様もいますが、注意が必要です。患者様の膣の状態により、最適な量は異なってきます。
入れすぎると膣壁が耐えきれず、膣の外に出てきてしまう場合もございます。その場合、料金が余分にかかったにもかかわらず逆効果になってしまいますので、いれる量は膣の状態を診てもらったうえで決めるようにしましょう。
料金が高い?保険適用は?
膣ヒアルロン酸注入の治療は美容医療になりますので保険適用はありません。しかし、他の膣縮小治療と比べると比較的リーズナブルな価格となります。
手術はハードルが高く、マシンの治療のように効果が出るまでに何回も通うことができない方は、一回の治療ですぐに効果を実感できるヒアルロン酸がおすすめです。
ただし、必ず医師に膣の状態を診てもらい、複数の治療の中から最適な治療を提案してもらったうえで、治療を決めるようにしましょう。
膣ヒアルロン酸注入(名器形成)の特徴
膣ヒアルロン酸は膣壁にヒアルロン酸を注入し、物理的に狭めることでふっくらと厚みを出す膣の引き締め治療です。
膣の引き締め治療にはメスを用いて切る治療もありますが、膣ヒアルロン酸注入では切らずに引き締めをできることが特徴です。
治療時間は1時間以内に終わり、すぐに引き締め効果を感じることができます。
治療に使用するヒアルロン酸の種類はいくつかあり、それぞれ特徴があります。当院で使用している3種類のヒアルロン酸について紹介します。
1
オリジナルハイドロフィラー
膣内専用に改良したヒアルロン酸注射の一種です。多くの美容クリニックでは長持ちすることやボリュームアップが見込める点などの理由によりバスト用のヒアルロン酸を注射しているところが多くありました。
バスト専用のヒアルロン酸では膣内粘膜下組織との相性が悪く注射を行っても効果が出にくいというケースが見られます。
これを解決したのがオリジナルハイドロフィラー。一回の注入でおよそ1~2年の持続期間があり、膣ヒアルロン酸にはコラーゲンやエラスチン(弾力成分)の生成を促す作用があります。
1~2年かけて体内へと吸収されていくので、効果を持続させたい場合は定期的な注射をおすすめします。
3種の中では一番安価な膣ヒアルロン酸となっています。
2
プレミアムボリュームフィラー
オリジナルハイドロフィラーよりも弾力があり、膣内に力が加わっても流れにくく形を保ちやすい性質を持つ膣ヒアルロン酸です。
2年後でも約70%弾力が保たれており、一回の注射でなるべく長持ちさせたい!と言う方にオススメです。
ですが、オリジナルハイドロフィラーのように自然に体内へ溶けていかないような物質を注入しているので、体内に物質が残ってしまうことに抵抗のある方はオリジナルハイドロフィラーを注射したほうが良いでしょう。
3
韓国式パールフィラー
パールフィラーはこれまでの施術の欠点をクリアした半永久的に効果が続く膣ヒアルロン酸です。また、何かあったときには取り出しが可能ですので安心してご利用いただけます。
ヨーロッパなど20ヵ国以上で使用されているパールフィラーで、美容の本場、韓国国内だけでも2400例以上の実績を上げている治療法なので安全性も高い注射治療です。
しかし、この膣ヒアルロン酸はヒアルロン酸の影がエコー検査で影が映ってしまうことがあります。
妊娠の予定がある、またはしたい方には効果が半永続的と言うこともあり向かない治療方法です。
膣ヒアルロン酸が適応となる例
CASE0130代女性

膣のゆるみについて悩みをお持ちの方で、早めに効果を実感しやすい治療を期待してらっしゃいました。当初はLVR手術なども検討されておりましたが、出産前でしたのでLVR手術はおすすめしませんでした。LVR手術は膣の筋肉を直接縫い合わせることによって膣を奥から引き締める治療です。
膣の筋肉を直接縫い合わせるので、高い引き締め効果を感じることができますが、出産前にしてしまうと、また元通りになってしまいます。今回は膣の状態と今後の出産予定を加味し、、即効性のある膣ヒアルロン酸の施術を選択いたしました。
CASE0230代女性

膣の緩みが気になり、ヒアルロン酸の注入かレーザーによる治療を迷っているとのことでした。ヒアルロン酸注射は、注射で膣内を膨らませることによって、空洞を狭くするため、膣そのものが引き締まる治療ではありません。膣のゆるみの状態によってはヒアルロン酸が支えきれずに出てきてしまう可能性もあります。
その場合はレーザーによって根本的に膣を引き締める治療が必要になります。
診断で膣の状態を確認したところ、ヒアルロン酸を注入しても問題ないようでしたので、今回はヒアルロン酸注入の治療を行いました。
膣ヒアルロン酸注入をご検討の方はお気軽にご相談ください
いかがでしたでしょうか。膣ヒアルロン酸注入の値段や内容をここまで書いてきました。
当院では、様々な膣縮小、膣引き締めメニューから緩みの程度、年齢、ダウンタイム、ご予算など患者様お一人ずつに合った最適な治療法をご提供いたします。
また女医である院長がカウンセリングから治療まで一貫して対応します。無理に治療を勧めることはしませんので、まずはお気軽にカウンセリングにいらしてください。
施術担当
インティマレーザー、ウルトラヴェラを日本で初めて導入してきた美容婦人科のパイオニア。美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。その後日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを東京に開業。