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膣縮小の治療の種類は多様
近年女性のデリケートゾーンのアンチエイジングケアに注目が集まり、膣の引き締め治療(膣縮小治療)を受ける方も増えてきました。
膣のゆるみは年齢とともに悪化し、尿もれやお湯漏れ、また性行為時の感度低下に繋がります。また若い年代でも産後、またピルの長期服用により、膣がゆるくなる場合があります。それぞれゆるみの原因は異なり、またゆるみによって引き起こされる症状も異なります。
そのため、異なる原因によるゆるみを改善するため、膣の引き締め治療も種類が増えてきました。
当院では、美容婦人科の本場であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを習得。また日本人向けに改良し、デリケートゾーン専門のクリニックとして治療をおこなってきました。そのため治療方法としては8種類以上を取り揃えております。
そこで、今回はそれぞれの治療がわかりやすいよう、比較し分類しました。実際には個人の状況に合わせて、医師が最適な治療方法を提案するため、興味がある治療があれば、医師に相談するようにしましょう。
ゆるみの確認の仕方
治療を確認する前に、自分のゆるみの状態を確認することが重要です。まずは自分でセルフチェックしてみましょう。クリニックでは専用の医療機器を使って膣のゆるみを計測しますので、詳細はクリニックにて確認してください。
以下のような手順で測定します。
- 手・膣・膣周辺を洗い清潔にする
- 体育座りをする
- 人差し指と中指をひっつけたまま、膣内に第二関節まで挿入する(※痛みを感じる場合はローションを使う)
- 指を軽く開く(※じゃんけんのチョキの状態)
- 指を軽く開いた状態のまま、膣をキュッと締めて膣圧レベルをチェックする
この際、指がどれくらい膣に締め付けられるかで膣圧レベルをチェックすることができます。
指標としては以下の5段階で測定します。
1:わずかに収縮する
2:弱いが収縮は可能
3:収縮は可能で下の方から包み込む感じがする
4:良好に収縮し抵抗を加えても収縮できる
5:強く収縮する
こちらはオックスフォードスケール※1と呼ばれるもので、骨盤底筋の収縮力を測定するものになります。
膣圧が最も弱いのはレベル1で、レベルが上がるほど膣圧が強くなり、レベル5の状態の膣が最も締まりのある膣です。ただしセルフチェックのため、客観性や正確性には欠けます。また膣を傷つける恐れもあるため、セルフチェックはあくまで自己責任で行ってください。
※1参照:Oxford Academic『Evaluation of Female Pelvic』
当院の膣縮小治療を比較。あなたにぴったりな治療とは?
治療名 | メスを使った治療 | レーザーを使った治療 | 脂肪注入 | オリジナルハイドロフィラー | プレミアムボリュームフィラー | インティマレーザー | サーミVA | ヴィーナスハイフ | 3Dタイトニング |
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カテゴリ | 外科的手術 | フィラー注入治療 | マシン治療 | ||||||
メスを用いて入口を狭める外科手術 | レーザーを用いることにより、安全に奥までの手術が可能 | ご自身の脂肪を注入し膣を狭くする治療 | 膣の粘膜下にヒアルロン酸を注入し、ふっくらとさせる治療方法 | フィラーのタイプにより長持ちする | 非蒸散性エルビウムヤグレーザーを用いたレーザー治療 | 高周波(RF)を用いた膣の引き締め治療 | 超音波による膣の引き締め治療 | 2種類の組み合わせでさらにマルチプルモードによる複数の波長を出す世界最新の膣引き締め治療 | |
効果 | 半永久的 | 半永久的 | 1〜2年 | 1〜2年 | 5年 | 1〜1年半 | |||
メリット | 効果が半永久的に続く 筋肉の層から根本的に改善する 確実な効果が得られる |
ご自身の脂肪を使うため、アレルギーの心配が少ない | フィラータイプの中では効果が長持ちする 注入量により調整が可能 注入法により名器作成が可能 |
膣の奥まで引き締められる 膣のゆるみ改善以外の効果も期待できる 出血や痛みがほとんどない |
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デメリット | 出産予定のある人には、経膣分娩により膣のゆるみが再発する可能性があるため、膣縮小手術をオススメしない | 施術後の違和感や飛び出し、痛みなども多く、修正治療が増えている | 施術後の違和感や飛び出し、痛みなども多く、修正治療が増えている | レーザー治療は、症状によって複数回、治療を受ける必要があるため、他の治療と比べやや治療費が高くなる | |||||
ダウンタイム | シャワーは当日、入浴は7日目から | シャワーは翌日尿道カテーテルを抜去してから、入浴は7日目から | シャワーは3日目から、入浴は7日目から | シャワーは当日から、入浴は翌日から可能 | シャワーは当日から、入浴は翌日から可能 | ||||
価格(税込) | ¥462,000~ | ¥770,000~ | ¥550,000~ | ¥275,000~ | ¥412,500~ | ¥217,800~ | ¥165,000~ | ¥217,800~ | ¥272,800~ |
詳細 | メスを使った手術 | レーザーを使った手術(LVR) | 脂肪注入 | オリジナルハイドロフィラー | プレミアムボリュームフィラー | インティマレーザー | サーミVA | ヴィーナスハイフ | 3Dタイトニング |
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メスを使った手術
一般的な膣縮小手術です。クリニックによっては、当院での膣の入り口を狭くする治療だけでも「奥まで」と言われる膣縮小手術に該当する場合があります。
実際にどこまで手術をすることが出来るか事前に範囲をしっかり確認しましょう。
多くは会陰切開や会陰裂傷など出産によるダメージや膣口がいびつになってしまっている場合の会陰形成と共に入り口を狭くしていきます。
レーザーを使った手術(LVR)
LVR(レーザー・ヴァギナ・リジュビネーション)は、女性器専用LaserProダイオードレーザーを用いた膣の若返り治療です。
この手術は、一般的な膣縮小の手術とは異なり、膣の入口から数センチというものではなく、子宮口の手前まで根本的に引き締めるもので、粘膜の処理だけでなく筋肉から縫い縮めることができます。
LVR手術はアメリカ、ビバリーヒルズのDr. Matlockによる考案の手術でそのトレーニングを受けライセンスを持った医師のみが行うことができ、当院が得意とする治療です。
脂肪注入
ヒアルロン酸をはじめとする膣内へのフィラー注入は時間の経過と共に吸収されその効果が落ちてしまいます。
脂肪注入では、ご自身の脂肪を注入することでアレルギーなどの心配もなく半永久的に膣内の空洞を埋めて膣を狭くすることが可能です。
また粘膜が薄くなっている人には粘膜内注入することで膣壁を再生していくこともできます。この場合、単独治療も大変効果的ですが、マシンによる治療との併用でより効果が高まります。
フィラー注入(オリジナルハイドロフィラー)
オリジナルハイドロフィラーは、膣内専用のヒアルロン酸注射の一種です。
膣壁を厚くして空洞を埋めることによって膣縮小治療を行います。腟内を狭くするだけでなく、特殊成分が自分自身のコラーゲンやエラスチン(弾力成分)の生成を促す作用があります。
持続効果は、吸収されるまでの約2年間です。
フィラー注入(プレミアムボリュームフィラー)
オリジナルハイドロフィラーよりも弾力があり、膣内に力が加わっても周囲に流れにくく形を保ちやすい性質を持つ注入素材です。2年後でも約70%保たれており、残る物質には抵抗があってもなるべく効果を長持ちさせたいという方にお勧めのフィラーです。
吸収されるまで約5年の長期持続効果です。
インティマレーザー
最新の蓄熱式レーザーです。カナダの保健省認可の安全性を誇っており、膣の引き締めだけではなく、尿漏れや膣萎縮、黒ずみの除去にも効果があると言われています。「当て方によっては効かない」ということも多い、技術の必要な治療です。
当院では日本で始めてインティマレーザーを導入したパイオニアです。またインティマレーザー認定の資格をもち、全国のクリニックに指導をしているため、安心して受けていただくことができます。
サーミVA
高周波(RF)を用いた膣の引き締め治療です。レーザーやハイフよりももっと深層まで熱を伝達することが可能です。
施術の温度は他のマシンに比べて低くなりますが、潤いをアップしたい場合や、外陰部の引き締め効果も期待したい場合より効率的に施術が可能です。
またGSMによる膣の乾燥や性交痛の際に、前処置としてサーミVAを行うことによってコラーゲンアップのブースターとなりさらに効果を高めることが期待できます。
ヴィーナスハイフ
膣の壁にHIFUエネルギー(超音波)を照射することで、弾力性が上がり、ふっくらとした膣にすることができます。
従来のレーザーによる治療と違い、表面を傷つけることなく膣の深いところから膣の入り口、尿道周辺も含めエネルギーを届けることができます。これにより1回の治療で、1~1年半ほどの長い持続効果を保つことができます。
最近ではフェムテック、フェムケアを謳ったエステサロンでも使用されることがあるようですが、膣内の施術には医学的知識が必要ですので注意が必要です。
3Dタイトニング
エルビウムヤグレーザーとネオジウムヤグレーザーの2種類の組み合わせでさらにマルチプルモードによる複数の波長を出す世界最新の膣引き締め治療です。
膣壁の細胞に様々な角度から刺激を与え膣の奥深く、さらに広範囲にむらなく高いエネルギーを与え、さらなるコラーゲンの新生、引き締め効果アップが期待できます。
今後出産の可能性がある方は手術以外で
インティマレーザー、ヴィーナスハイフ(ウルトラヴェラ)、ビビーブなどの自分自身のコラーゲンの生成を促すものであれば、問題なく施術ができます。
しかし、膣縮小手術(外科的手術)の場合は傷跡が残るため、今後出産の可能性がある方はあまりお勧めしませんが、十分に状態を診察の上で必要であれば受けられる可能性もあります。
フィラー注入(ヒアルロン酸注射)については、出産時あるいは婦人科検診にデメリットになる可能性もあります。
いずれにしても事前にしっかりカウンセリングをしてからの施術となりますのでご安心ください。
まずはお気軽にご相談ください
膣それぞれの治療を解説してきましたが、カウンセリングでは患者様の状態に合わせて最適な治療をより詳しく説明いたします。
膣縮小だけでなく、膣の黒ずみや、小陰唇の形など、複合的に治療することも可能なため、是非一度ご相談ください。
またカウンセリングから施術まで当院の院長が一貫して対応いたします。カウンセリングはプライバシーに配慮し、完全予約制の貸切でご対応いたしております。
メールでの相談も可能なため、遠方の方は無料メール相談をご活用ください。
記事監修者
美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。