膣縮小は施術後に腫れる?ダウンタイムや注意事項について解説

 

膣縮小手術を考えている人の中には、術後の腫れやダウンタイムについて不安な方も多いでしょう。

しかし膣縮小手術は、膣の緩みを根本的に改善し、半永久的な効果を得ることが可能です。術後の腫れは、個人差によって異なりますが、医師の指示に従って適切なアフターケアを行うことで最小限に抑えられます。

この記事では、膣縮小手術の流れや術後のケア、そして腫れない治療方法についても詳しく解説します。

膣縮小とは

膣縮小は、膣のゆるみを引き締める治療法の一つです。一般的に、レーザー治療、手術、注入タイプの3つの治療があり、ゆるみの程度や希望に応じて選択できます。治療を行うことで、膣壁の圧力が増して膣が引き締まり、性行為時の満足度が向上に期待できます。

また、膣内への水や空気の侵入を防ぎ、不快感や感染症のリスクが軽減されます。そして、デリケートゾーンの不安やコンプレックスも解消でき、自信を持って性生活を楽しめるでしょう。ただし、膣縮小は治療になるため、副作用やダウンタイムがあることを認識しておく必要があります。

膣の状況や生活スタイルに応じて最適な治療法を選択することが大切です。膣縮小は、身体的な健康だけでなく、精神的な健康にも良い影響を与える治療の一つと言えるでしょう。

膣縮小がおすすめな人

膣縮小治療の中でも外科的手術の膣縮小手術がおすすめな人は、下記に該当する方です。

これらの悩みがある方は、膣縮小を検討してみるといいでしょう。

尿漏れやお湯もれなどの悩みがある方

膣のゆるみが進んだ場合、性交時の満足度だけでなく、尿漏れや膣ナラ、お湯が入りやすいなどの問題が起こる可能性があります。

尿漏れの始まりは、くしゃみや咳をした際に、少量の尿がもれることです。多くの方は、尿漏れと気付いていない方がほとんどになります。

膣ナラとは、膣に空気が入りおならのような音が出る現象です。健康的に問題はありませんが、「恥ずかしい」と悩む女性もいるでしょう。

他にもお風呂から上がった後に、膣からお湯が漏れてくるのを体験している方もいます。

これらの現象は、膣がゆるんでいるサインになります。これらの問題は健康に直接影響を与えるものではありませんが、精神的な負担を引き起こす場合もあるでしょう。また、膣のゆるみは感染症のリスクを高めることもあるため、注意が必要です。

性生活の満足度を向上させたい方

性生活の満足度を向上をさせたい方には膣縮小がおすすめです。膣のゆるみは多くの女性にとって悩みの種であり、その結果、性交渉の刺激が減少し、満足度が低下することがあります。

そこで、膣縮小を行うことで、この問題を根本的に解決し、膣の締め付け感を取り戻すことで、性生活の質を向上させることが可能です。治療を通じて、性行為に対する悩みが解消され、パートナーとの関係がより充実したものになるでしょう。

治療の流れ

ここでは、下記に沿って治療の流れについて解説します。

ぜひ治療を検討している方は、参考にしてみてください。

カウンセリング

カウンセリングでは、まずはお悩みや膣の状態、希望について医師と相談を行います。そして適切な治療法と内容について説明を受けます。この時、治療のメリットだけでなくデメリットについてもしっかり確認を行うことが大切です。気になることや疑問点などがあれば、カウンセリング時に聞いておくと安心です。

治療の日程は、ダウンタイムを考慮し、余裕をもって日程調整を行いましょう。

手術日の決定

カウンセリングが終われば、手術日を決めて予約を行います。カウンセリング後でも、すぐに手術を決定せずに、帰宅後にゆっくり考えてから治療を決めることも可能です。

またクリニックによっては、カウンセリング当日に手術を行える場合もあります。遠方の方やご来院回数を減らしたい方は、健康状態が良好であれば、カウンセリング当日に手術を受けることもできるため、カウンセリング予約時に要望を伝えておきましょう。

手術当日

手術当日は、治療内容や希望に応じて、局所麻酔や吸入麻酔、静脈麻酔、麻酔クリームなどを使用します。手術中は麻酔が効いているため、痛みを感じることはありません。レーザー治療は通常15〜20分、メスを使用した治療では1〜2時間程度、注入タイプの治療では30〜60分程度で終了します。

手術後は安静に過ごし、腫れや出血などがひどい場合は、必要に応じて処置を受けます。注意事項をしっかり守り、手術からの回復を進めることが大切です。

膣縮小の術後は腫れる?

治療後の腫れや出血は、治療の方法や個人の体質によって異なります。治療直後には、腫れを経験する方もおられますが、これは生理的な反応であり、通常は数日から数週間で自然に治まります。

また、内出血のリスクも存在しますが、ほとんどの場合、時間とともに治癒するでしょう。他にも、治療直後は感覚の鈍さも一時的に発生する方もいますが、自然に回復していきます。

治療後の経過は治療内容や個人差によって大きく異なりますが、適切なアフターケアと医師の指導に従うことで、腫れやその他の症状を最小限に抑えることができるでしょう。

【治療方法別】術後の注意点

膣縮小の治療後は、いくつかの気を付けるポイントがあります。治療の種類によっては、膣が腫れる場合や数日間のダウンタイムが発生します。

術後に気を付けるポイント/治療の種類 レーザー治療 メスを使用する治療 注入タイプの治療
ダウンタイム ほとんどなし 3~4日 数日間
副作用 ほとんどなし 出血・腫れ・稀に合併症の恐れ 数日間の赤み、内出血、腫れ
注意事項 入浴は翌日まで控える(シャワーは当日から可)

3日間は性行為を控える

入浴は1週間控える(シャワーは当日から可)

1ヶ月~2ヶ月は性行為を控える

入浴は翌日まで控える(シャワーは当日から可)

注入本数により5日~7日間性行為を控える

術後について事前に確認を行い、日程に余裕を持って治療を行いましょう。

ダウンタイム

ダウンタイムは選択する治療方法によって大きく異なります。メスを使用する治療では、即日から日常生活に復帰できますが、ダウンタイムが3~4日程になります。そして、術後は出血の可能性があるため、3〜4日はナプキンが必要です。しゃがんだり座ったりする際には、痛みを感じることがある場合があるでしょう。

レーザー治療では、ダウンタイムはほとんどありません。術後は、オリモノの増加が数日程度続く場合があるため、ケアが必要です。

注入タイプの治療は痛みや腫れがほとんどなく、ダウンタイムは数日間程になります。術後も痛みを感じる方は少なく、ダウンタイムが比較的少ない治療法と言えます。

副作用

メスを使用する場合、傷跡は膣内で見えませんが、切開を伴うためわずかな傷跡が残ることがあります。そして、細菌感染や出血の合併症がまれに発生する可能性があるでしょう。レーザー治療では、個人差がありますが、リスクや副作用はほとんどありません。

膣縮小の中では、比較的に副作用やリスクが少ない治療です。注入タイプの治療では、出血や感染、アレルギーのリスクがあります。また、悪心、嘔吐、発熱、便秘などの副作用が出る場合があり、施術後に違和感や痛みが生じることもあります。

注意事項

術後は、それぞれ治療に合わせて注意事項があります。メスを使用する治療では、傷口からの感染を防ぐため、手術後1週間は入浴を控え、性行為は1ヶ月間避けましょう。激しい運動や性行為も控える必要があります。もし腫れや内出血が残る場合は、安静にして医師の指示に従いましょう。

機器を用いた治療では、施術後の翌日まで入浴と飲酒を避け、性行為は3日間控えます。自転車や激しい運動も3日間程度控えることが大切です。注入タイプの治療では、入浴は施術後5日間避け、性行為は7日間控えます。また、入浴する際は、熱いお湯は避けてぬるめの入浴を心がけましょう。

まとめ

膣縮小は膣のゆるみを解消し、効果的な治療法です。治療を考えている方の中には、術後の腫れや回復期間に不安を感じる方もいますが、適切なアフターケアと医師の指示に従えば腫れを最小限に抑えられます。

そして、最も重要なことは、治療にはリスクも伴うため、信頼できるクリニックを選ぶことです。

当院は、婦人科形成20年の実績を誇る、美容婦人科形成に特化したクリニックです。患者様一人ひとりに合わせたカスタマイズ治療を行っていますので、ぜひお気軽にご利用ください。

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みどり美容クリニック広尾

院長:みつゆきみどり

美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。

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