膣がゆるい原因とは?評判のよい3つの改善方法も解説



「更年期に入ってから、膣のゆるみが気になってきた」
「膣のゆるみは年齢が関係しているのだろうか」
「膣のゆるみの原因と評判のよい改善方法を知りたい」このような疑問や悩みはありませんでしょうか。年齢を重ねるにつれて、膣のゆるみが気になる方は多いかもしれません。
しかし膣がゆるむのは年齢だけではなく、さまざまな要因が重なっている場合が多いです。
また日常生活に支障がないからといって放っておくと、婦人科疾患につながったり、生活の質が低下したりする可能性があります。そこで本記事では、以下について解説します。

膣のゆるみが気になっている方や、評判のよい改善方法を知りたい方は参考にしてみてください。

膣がゆるいときにみられる症状

膣がゆるむと、日常生活でさまざまな症状がみられます。膣のゆるみを感じている方は、以下の症状がないか確認してみましょう。

お湯もれ

入浴直後に膣からポタポタとお湯がもれるのは「お湯漏れ」という症状です。
本来、入浴時には膣口が閉じているため、膣内にお湯は入りません。
しかし膣がゆるみ、膣口に空洞ができるとお湯が入りやすくなります。
お風呂上がりにお湯もれの症状がある場合は、膣のゆるみが疑われます。

膣なら(ちなら)

膣ならとは、セックスの際などに膣からオナラのような音がでることです。
膣のゆるみによって、膣内に空気が入り込みやすくなるからです。
膣ならの回数が増えたり、姿勢を変えた際にも膣ならが出たりする場合は要注意です。

尿もれ

運動やくしゃみをしたときに、尿がもれしてしまうことを切迫性尿失禁といいます。
尿もれは、骨盤底筋の筋力低下や、膀胱・尿道周囲の靭帯の弛緩が主な要因です。
骨盤底筋は骨盤の底にあり膀胱・直腸・子宮などの臓器を支えている筋肉で、骨盤底筋が衰えると
尿もれや膣のゆるみなどの症状が生じます。

セックス時の感度低下

膣がゆるいと、セックスの際の膣への刺激が少なくなり満足できないケースが増えます。
また、パートナーのセックス満足度も下がってしまいます。

「セックスのときに感じにくくなった」「パートナーの反応がわるくなった」

このような場合には膣がゆるんでいる可能性があるでしょう。

膣がゆるむ原因

膣がゆるむ原因は以下のような原因が考えられます。

膣のゆるみは骨盤の底にある、骨盤底筋の筋力が大きく関係しています。骨盤底筋の筋力が低下する原因を確認していきましょう。

加齢による筋肉の衰え

骨盤底筋は骨盤の底面にあり、膀胱や子宮、直腸を支える働きがあります。
また排便や排尿をコントロールし、尿道や膣、肛門を締める作用もあります。
全身の筋肉が年齢を重ねるにつれて衰えていくように、骨盤底筋も徐々に機能が低下していきます。
また加齢に加え、長時間のデスクワークや運動不足でも衰えるため注意が必要です。

出産による筋肉へのダメージ

出産も膣がゆるむ原因です。妊娠や出産により骨盤底筋や膣壁が引き延ばされ、損傷するからです。
会陰切開などの傷跡は、1〜2カ月でほぼ癒えますが、膣のゆるみは完全には元に戻りません。
また産後には、膣のゆるみとあわせて尿失禁症状が出現する方もいます。
出産による骨盤底筋の損傷は、膣のゆるみや尿失禁の原因になるのです。

肥満による筋肉への負担

重度の肥満は腹部の脂肪が多いため骨盤底に物理的に負荷がかかり、骨盤底筋への負担が大きくなります。
骨盤底筋への負担が大きくなると、膣のゆるみだけではなく骨盤臓器脱などの発症リスクも高まります。

評判のよい膣のゆるみを改善する3つの方法

膣のゆるみを改善したいものの、どの治療法がよいか分からない方も多いのではないでしょうか。
膣のゆるみを改善する方法はいくつかありますが、改善効果が認められているものは限られています。
そこで膣のゆるみを改善する方法の中でも、改善効果が高く評判のよい3つの方法を紹介します。

骨盤底筋トレーニング

骨盤底筋トレーニングはゲーゲル体操とほぼ同じ意味で用いられる、骨盤底筋を鍛えるトレーニングです。
膣のゆるみを改善する効果が認められている一方で、すべての方に効果があるわけではありません。
また効果を得るには、2〜3カ月かかるため、すぐに効果を得たい方には不向きです。
しかし自宅で手軽におこなえ、かつ費用もかからないため、膣のゆるみ改善の導入として取り組んでみるのもよいでしょう。

具体的な方法は以下の通りです。

  1. 仰向けに寝て、両膝を立て、肩幅程度に脚を開きます
  2. 肛門・尿道・膣をギュッと締めて、5秒保ちます
  3. ゆっくり力を抜いて5秒休みます

5回を1セットとし、1日5回程度おこないましょう。

レーザー治療

膣のゆるみを改善するには、レーザー治療もおすすめです。
膣の内部にレーザーを照射することで膣のコラーゲン繊維を造成し、コラーゲンの密度が増え膣の若返りが望める治療です。
当院のレーザー治療は従来のレーザー治療よりも効果が高い最上位モデル機種の「インティマレーザー」を使用しています。
レーザー治療には、膣の引き締め以外にも以下のような効果があります。

またレーザー治療には以下のようなメリットがあります。

「メスを使った手術は怖い」「手術は痛そう」「ダウンタイムが少ない治療を受けたい」といった方にはレーザー治療がおすすめです。

膣縮小手術

膣縮小手術は、ゆるんでしまった会陰や膣の内部を縫い合わせて狭くし、引き締める治療法です。
産後や中高年の女性の適応だけではなく、生まれつき膣がゆるい方にも適しています。
骨盤底筋トレーニングでは改善しにくい膣壁や会陰のゆるみを解消し、膣のゆるみに対する根本的な治療が可能です。
膣縮小手術には、膣の引き締め以外にも以下のような効果があります。

また膣縮小手術には以下のようなメリットがあります。

当院では、レーザーを併用した手術など、多くの治療法があります。
女性院長が丁寧にカウンセリングを行い、一人ひとりに適した治療法を選択していきます。

膣のゆるみは早期治療が必要

日常生活にあまり支障がないからといって、膣のゆるみを放置することは危険です。その理由は以下のとおりです。

それぞれ解説します。

尿もれが悪化する

膣のゆるみを放置すると、尿もれが生じたり悪化したりする恐れがあります。
尿もれが悪化すると、外出するのも億劫になるなど、生活の面でも悪影響が出るため注意が必要です。

パートナーとの相性がわるくなる

膣のゆるみはセックスの満足度に影響します。自分だけではなく、パートナーも同様です。

愛情表現の方法はセックスだけではありませんが、セックスはパートナーとの生活を満足させることにおいて重要です。

膣のゆるみを放っておくと、次第にセックスの頻度が少なくなり、パートナーとの相性が悪化する可能性があるでしょう。

骨盤臓器脱を起こしやすくなる

骨盤臓器脱は、ゆるくなった膣から膀胱や直腸、子宮が脱出する疾患です。
症状が進行すると、膣口から外に臓器がでてきてしまい、手術が必要になります。

日常生活に支障がないからといって膣のゆるみを放置すると、将来的に骨盤臓器脱を起こすリスクが高まります。

まとめ

膣のゆるみを改善する評判のよい方法は、骨盤底筋トレーニングやレーザー治療、膣縮小手術があります。

気になっている治療方法があっても、自分だけでは判断が難しい場合もあるでしょう。当院は女性器専門のクリニックです。カウンセリングから診療、施術までを一貫して女性院長が担当します。

それぞれに適した治療方法を提案し、丁寧に施術するため安心してお任せいただけます。まずはカウンセリングを受けてみて、治療するかどうか一緒に考えていきましょう。


記事監修者

美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。

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※当院の治療はすべて保険適用外となっています。


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