膣縮小治療は、パートナーとの関係を良好に保ち、名器形成ができる有効な方法です。性交渉における膣のゆるみは、感度やお互いの満足度に影響を与えます。
そこで本記事では、膣のゆるみを改善し、パートナーが満足する名器を形成する方法を詳しく解説します。また、膣縮小術の詳細と名器を手に入れるためのおすすめの方法を紹介します。
記事監修者
美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。
目次
膣縮小による名器形成とは
名器形成とは女性の膣の緩みを改善し、膣圧を高める膣縮小治療を進化させ、膣内のヒダや突起を形成することにより、性生活を向上させる施術です。
膣は出産や加齢により、緩みが生じます。また出産や加齢によって一度緩んだ膣は、時間が経っても完全に元に戻ることはありません。
そのため膣縮小治療を行い、膣の緩みを改善します。膣縮小治療はではただ単に緩みを改善するだけではなく、膣をより狭くすることで膣圧を高め、引き締まった膣を形成することができます。膣縮小には、様々な種類があり、膣の状態や希望に合わせて治療方法を選択できます。
ミミズ千匹、数の子天井など、パートナーが喜ぶ名器とは?
名器には具体的な定義はありませんが、一般的には男性を魅了する女性器と考えられています。
また名器にも様々なバリエーションがあります。
ミミズ千匹
膣の内壁のヒダが一般的な女性より多く、ミミズが動いているような感触を与え男性に強い快感を与えます。
数の子天井
膣の内壁がザラザラとして、数の子のような凹凸を持っているのが特徴です。この凹凸が男性を刺激します。またこの名器は、ヒアルロン酸で作ることができるため、手軽に手に入れられる名器の一つです。
タコつぼ
タコつぼは、膣が男性器にぴったりと合い、奥の方が締まっていることで密着感と快感を与える膣です。
巾着
膣の入口がきゅっと強く締め付け、男性器の根本が掴まれているような感覚になる膣です。入口付近の締付けが特徴的であり、膣縮小手術で膣の入口を引き締めることにより手に入れることができます。
俵締め
俵締めは「巾着」と「タコつぼ」をあわせた複合型の名器です。複数箇所で締め付ける形をしている非常に稀な名器の一つです。
自分が名器かチェックする方法
自分の膣が名器かどうかは腟内を直接触って確かめることができます。快感を感じていない場合と、感じている場合では膣内の状態が異なりますので、実際に行為時と同じ状況を作り出すためにバイブなどを使用して、行為時の状態と近い状態を作ってから確かめると良いでしょう。
チェック項目
- 膣内にヒダヒダを感じる(ミミズ千匹)
- 子宮口の手前にザラザラとした凹凸を感じる(数の子天井)
- 膣の入口の締付けが強い(巾着)
- 膣の入口から指先まで締め付けられている(タコつぼ)
名器形成の施術の種類
名器形成の施術はいくつかあり、患者様の状態により効果的な治療方法は異なってきます。
- Gショット
- ヒアルロン酸注入
- 手術により膣を狭くする
- マシンによる膣の引き締め
Gショット
Gショットは、女性の性感帯であるGスポットにヒアルロン酸を注入する施術です。
Gスポットは、腟前壁の入口から3cm~5cm程度に位置した感度のいい部位を指します。
このGスポットにヒアルロン酸を注入することで、感度が向上する効果が期待できます。さらに、Gスポットの隆起により腟の幅が狭くなり、パートナーの満足度も高めることが可能です。
この処置は局所麻酔で行われ、特殊な器械による簡単な注射で数分で終了します。処置後は通常通りの生活が可能で、ヒアルロン酸は体内で徐々に吸収されるため、効果を維持するためには半年から1年ごとに注射が必要です。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、膣の内部を引き締め、名器と呼ばれる状態に改善する方法です。
この施術では、膣の上下方向の粘膜にヒアルロン酸を注入し、膣内腔を引き狭め、緩みを改善します。これにより、膣内腔が引き狭まり、緩みを改善し、名器に近づけることが可能です。
効果はおよそ1~2年持続し、自身のコラーゲンの生成を促進する効果があります。また、マシンとの組み合わせて行うことで、即効性と持続性が実現できます。
手術により膣を狭くする
膣の入り口を切開し、緩んでいる筋肉を縫合して引き締め、同時にヒダを形成する手術があります。
この方法は、筋肉を直接縫い合わせるため、膣を確実に引き締め、効果が半永久的に持続します。また、手術後の糸の跡も残りにくく、体内に吸収される糸を使用するため、パートナーに手術の痕跡に気づかれることは少ないので、安心して受けられます。
手術時間も個人差はありますが、1時間ほどの時間で終了するため、短時間ですぐに効果を実感できるでしょう。
また、術後は日常生活にほとんど支障なく過ごせます。
マシンによる膣の引き締め
ヴィーナスハイフ、インティマレーザー、サーミVAといったマシンによる施術は、膣の引き締めに非常に効果的です。
ヴィーナスハイフは、世界初の機器で、粘膜深部に熱エネルギーを届け、360度全周に照射可能です。超音波による膣の引き締めは、手術を受けることに抵抗のある方や今まで他の治療しても効果が不十分だった人にとって、おすすめの治療方法です。
またインティマレーザーは膣のゆるみだけでなく、尿漏れ、性交痛、黒ずみといった幅広い症状にも対応しています。ゆるみだけでなく様々な悩みを抱えている場合におすすめの治療方法です。
名器形成の2つのメリット
ここでは、名器形成のメリットについて解説します。
- 性行為に対して積極的になれる
- 見た目の美しさを調整できる
性行為に対して積極的になれる
名器形成を行うことで、デリケートゾーンに自信を取り戻すことができ、性行為に対して積極的になれるという重要なメリットがあります。
特に出産後や加齢によって、膣のゆるみを感じやすく、性行為に対して不快な思いをすることがあります。しかし名器形成を行うことで、膣のサイズを小さく整え、男性器をしっかり刺激できるため、性行為に積極的になれます。
見た目の美しさを調整できる
名器形成を通じて、外見の美しさを調整できます。膣縮小手術は、膣のゆるみを解消し、外観と機能を回復させます。
手術では、膣を縫い縮めることで、見た目や機能を満足のいく状態に整えるためです。
この結果、加齢や出産による影響からくる不安やコンプレックスを解消し、自信を取り戻すことができるでしょう。
名器形成のデメリット
名器形成には、メリットだけでなくデメリットも少なからず存在します。ここでは、デメリットについても紹介します。
- 効果は半永久的ではない
- 保険適用外のため多額に費用がかかる
- 出産により膣のゆるみがもどる可能性がある
効果は半永久的ではない
名器形成のデメリットの一つは、施術内容によっては効果が半永久的ではないことです。
特にヒアルロン酸注入による名器形成の場合、効果の継続期間は1〜2年程度が目安であり、定期的な施術が必要です。
保険適用外のため多額に費用がかかる
名器形成は、保険適用外であるため、多額に費用がかかります。施術内容や膣の状態によって異なりますが、通常は複数回の施術が必要です。このため、費用が高額になる傾向があります。
さらに、効果を持続させるには定期的なメンテナンスが必要になるため、トータルの費用は高くなる可能性が高いです。
出産により膣のゆるみがもどる可能性がある
名器形成の施術を行った後も妊娠や出産は可能ですが、経膣分娩を選択すると治療で狭くした膣が再び広がる可能性があります。
そのため名器形成を行う際は、将来的な出産の可能性も考慮したうえで、施術を検討することが重要です。
膣縮小治療による名器形成がおすすめの人
膣縮小手術がおすすめの人は、下記のような悩みを抱える方に最適な方法です。
- 性交時の感度アップをしたい人
- 膣のゆるみを感じている人
- 膣の緩みを指摘された人
性交時の感度アップをしたい人
性交時の感度アップを望む人には膣縮小治療がおすすめです。この治療により、男性器をよりしっかり刺激でき、お互いにとって性交が心地よく感じるようになるでしょう。
実際に、膣の締まりが改善されたことで自信を持てるようになったり、パートナーから喜ばれるようになったケースもあります。
特に元々感度が低い方は、Gスポットにヒアルロン酸を注入することで性行為時の満足度を高められます。
膣のゆるみを感じている人
膣のゆるみは、出産や年齢などによって引き起こされ、自然と膣の締まりを取り戻すことは難しいとされています。このような状態では、性行為時の満足度や自信が低下し、日常生活にも影響を及ぼすことがあります。そのため、膣のゆるみを感じている人は、この治療法を検討してみることをおすすめします。
膣の緩みを指摘された人
膣縮小治療は、膣の緩みをパートナーに指摘された人におすすめです。パートナーから膣の緩みを指摘されると、自信を失ったり性行為に対して不安を感じたりするかもしれません。そのため自信を持って、パートナーと満足のできる性行為を行うために、膣縮小治療を検討してみるといいでしょう。
デリケートゾーンだからこそ安心できる医院で
膣縮小手術を通じて、膣のゆるみを改善し、パートナーに喜ばれる名器を形成することが可能です。
この治療は膣の筋肉を引き締め、膣のトーンを回復させ、性行為時の満足度を高める効果が期待されます。膣縮小手術は、デリケートゾーンに自信を取り戻し、充実した性生活を実現するためにおすすめの治療法です。
ぜひ膣のゆるみでお悩みの方は、女性院長がカウンセリングからアフターケアまで行っている、当院をご利用ください。
記事監修者
美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。