ヴィーナスハイフ(膣ハイフ)のデメリットとは?効果やインティマレーザーとの違いを解説

 

ヴィーナスハイフ(膣ハイフ)
「ヴィーナスハイフにデメリットはないのだろうか」
「効果はありそうだけど痛みがないか不安」

膣のゆるみは多くの女性が抱える悩みですが、デリケートで他の人に相談しにくいですよね。当クリニックは、日本で初めてヴィーナスハイフを導入し、多くの患者様の悩みに寄り添ってきました。

ヴィーナスハイフは膣の引き締めに効果的な治療機器ですが、効果やデメリットをしっかりと理解したうえで治療を受けることが重要です。

また膣の引き締め(膣縮小治療)には、ヴィーナスハイフの他にもインティマレーザーといった機器もあり、それぞれに特徴があります。他の機器との違いを知ることで、ヴィーナスハイフの特徴をより理解できます。

本記事では、ヴィーナスハイフの特徴やメリット、デメリット、さらにインティマレーザーとの違いを詳しく解説します。
ヴィーナスハイフについて興味のある方、他の治療との違いを知りたい方は、参考にしてみてください。

Lady Doctor

院長 みつゆき みどり

ヴィーナスハイフ(膣ハイフ)の予約はこちらから

ヴィーナスハイフとは?デメリットはある?

ヴィーナスハイフとは、HIFU(ハイフ)技術を用いて膣のゆるみや尿漏れ、外陰部のたるみを改善する治療です。

当クリニックは、その効果にいち早く目をつけ、日本で初めてヴィーナスハイフを導入しました。

ヴィーナスハイフには、HIFU(ハイフ)という技術が使われています。もともと、顔のリフトアップやシワの改善に使用されていたHIFUを、デリケートゾーンに応用した膣縮小機器がヴィーナスハイフです。

膣壁にHIFUエネルギーを照射することで、コラーゲンが活性化し、膣の弾力感が増したり、膣圧をアップする効果が見込まれます。

従来のレーザー治療と違い、超音波を照射する施術方法のため、膣表面を傷つけることがありません。またヴィーナスハイフではより深い筋膜層までエネルギーを届けることができます。他の治療機器では深さが~3.0mmまでしか照射出来ませんが、ヴィーナスハイフでは4.5mmまで照射することができます。これにより高い引き締め効果を実感することが出来ます

他にも、ヴィーナスハイフには、以下の特徴があります。

ヴィーナスハイフの特徴

  • 痛みをほとんど感じない
  • ダウンタイムがない
  • 施術時間は約20分と短く日帰り治療が可能
  • 治療効果は1年~1年半持続する

ヴィーナスハイフは、痛みがほとんどなく、ダウンタイムもありません。痛みが心配な方でも、気軽に安心して施術を受けていただけます。

当クリニックは美容婦人科治療において経験豊富な女性院長が、すべての施術を担当しています。

ヴィーナスハイフはデメリットが少ない治療

ヴィーナスハイフは他のマシンと比べても治療の継続期間が長く、また痛みもないためデメリットが少ない治療です。ただ膣壁の厚みが不十分だと治療効果を感じない場合があるため注意が必要です。

施術では、膣の表面から奥まで1.5mm、3.0mm、4.5mmの3種類のカートリッジを使い分けながら照射します。それぞれの部位が、カートリッジの厚みよりも薄い方の場合は、ヴィーナスハイフをオススメしていません。

膣の状態は、自分で確認できないため、医師の診察を受ける必要があります。

もし、膣萎縮などによって膣壁が薄く、ヴィーナスハイフが受けられない場合でも、膣のゆるみを改善する方法は他にもあるため安心してください。医師と相談しながら、自分に合った治療法を見つけましょう。

ヴィーナスハイフの効果

ヴィーナスハイフには、さまざまな効果があります。

深層の筋肉にまでエネルギーが届く

ヴィーナスハイフは、専用カートリッジによって膣の奥にある筋肉にエネルギーを与えることが可能です。

膣縮小の治療には、さまざまな治療機器が用いられますが、その種類によってエネルギーの到達できる深さ(深達度)は違います。

膣の引き締めの治療機器ごとの深達度は、以下のとおりです。

機種 深達度
ヴィーナスハイフ 1.5mm、3mm、4.5mm
ビビーブ・モナリザタッチ 1mm
インティマレーザー 1.0~3.0mm

また、従来のレーザーには、次のような課題がありました。

ヴィーナスハイフは、深層の筋肉にまでエネルギーを到達させ、膣表面にダメージを与える心配もありません。

ダウンタイムがない

ヴィーナスハイフには、ダウンタイムがほとんどありません。専用カートリッジによって、熱を到達させる深さが決まっており、他の組織には熱を与えずに済むからです。

他のレーザー治療の場合、どうしても膣表面にもエネルギーが当たってしまうため、術後から数時間はヒリヒリした感覚や出血、おりものが増加するといったダウンタイムが、2~3日間程度続いてしまいます。

1回の治療効果が高く、持続できる期間が長い

ヴィーナスハイフは、筋肉のある深さまでエネルギーが届くため、1回の治療で満足できる効果を実感できます。

治療効果は、術後3週間から感じられ、個人差はありますが、1年半頃まで持続させることが可能です。何度も通院する必要はありませんが、その後も効果を維持させたい方には、1年に1回の施術をオススメしています。

膣がひきしまる原理

膣の引き締め治療には、創傷治癒(そうしょうちゆ)といわれる、傷ついた組織を治そうとする仕組みが応用されています。

創傷治癒の効果によって、術後はコラーゲンが作られ、膣の引き締め効果を実感できるようになります。

第1ステージ

術後1週間ほど経過すると、膣内では以下のような流れでコラーゲンの変性が起きます。

第2ステージ

ヴィーナスハイフ第二ステージ

第1ステージを終えると新しいコラーゲンが形成され始めます。

術後1週間をかけて変性したコラーゲンは、炎症を起こします。その後、3日~4週間程度を目安にコラーゲンが増殖し、再生していきます。効果を実感できるようになるのは、術後から数えて3週間が過ぎた頃です。

ただし、コラーゲンの変化の現れ方には、年齢によるものや個人差があるため、参考程度にしておきましょう。

ヴィーナスハイフとインティマレーザーの違い

ヴィーナスハイフとインティマレーザーの大きな違いは、以下2つです。

ヴィーナスハイフは、HIFUエネルギーという超音波を使用しており、最も深いところで4.5mmまで到達できます。

一方、インティマレーザーは、エルビウムヤグレーザー(YAGレーザー)を使用しています。YAGレーザーは、ホクロやいぼの除去、ニキビ跡の治療などにも用いられており、3.0mmの深さまで到達可能です。

ほかにも、以下のような違いがあります。

項目 インティマレーザー ヴィーナスハイフ
効果 膣の引き締め、尿もれ、外陰部の黒ずみ 膣の引き締め、尿もれ、大陰唇のたるみ
痛み ほぼなし ほぼなし
施術時間 約20分 約20分
施術回数 2ヶ月おきに2回施術、そのあと1〜2年に1回施術 1年に1回施術
ダウンタイム 約3日間 ほぼなし
副作用 ほぼなし(個人差あり) ほぼなし(個人差あり)
麻酔 あり(膣の入口付近) なし(医師と相談可能)
費用の相場 膣の引締め1回約¥198,000〜
尿もれ治療1回¥248,000〜
膣の引締め1回約¥198,000〜

治療を受けられない方もいるため注意が必要

デメリットで紹介したように、膣壁の厚みが足りない方の場合は、治療効果を実感できないため、ヴィーナスハイフをオススメしません。

また次の項目に当てはまる方も、治療を受けられないため注意が必要です。

注意が必要な方

  • 授乳中や産後で、生理が再開していない方
  • 膣内に激しい炎症などトラブルのある方
  • 子宮系の疾患をお持ちの方
  • 施術当日生理中の方
  • ステロイド治療を長期間受けている方
  • 妊娠している方
  • 施術箇所に何かを埋め込まれている方
  • 骨盤内感染や膣内に出血のある方


膣内の炎症や骨盤内感染は、自分ではわからないこともあります。少しでも不安な方は、医療機関を受診し、異常や病変がないか確認しておきましょう。

施術の流れ

施術までの基本的な流れは、以下のとおりです。

  1. カウンセリング:医師によるカウンセリングを受け、治療方法の提案がされます。
  2. 施術:医師による治療を受けます。
  3. アフターケア:術後の状態の診察を受けます。

診察

診察は、以下の流れでおこないます。

  1. ヒアリング
  2. 膣の状態を診察

ヒアリングでは、悩んでいることや困っていることを医師に伝えましょう。具体的な悩みがない場合でも、今後のために今からケアしておきたいといった内容でも問題ありません。悩みに対し、満足できる治療が受けられるようにアプローチします。

診察では、さまざまな項目で膣の状態を確認します。具体的なチェック項目は、以下のとおりです。

膣のチェック項目

  • 膣の弾力
  • おりものの分泌量
  • 粘膜の強度
  • 粘膜の色
  • 筋肉の動き
  • 血流
  • 尿道のぐらつき
  • Gスポットの感度


自分では確認できない細かな部分までチェックし、膣や尿もれの状態などを確認します。

施術

ヴィーナスハイフの先端(ハンドピース)を膣内に挿入し、ゆっくりと回転させながらHIFUエネルギーを360℃照射します。

ハンドピースはタンポンのような形をしており、挿入時の感覚もタンポンに近いと言われています。また、膣入口には専用ジェルを塗布するため、挿入時の痛みはほとんど感じません。

膣内の厚さに合わせて、1.5mm、3.0mm、4.5mmのカートリッジを交換しながらHIFUを照射します。65~70℃の熱をHIFUで照射するため、痛みを少し感じる方もいますが、「温かさを感じる」程度の違和感を感じる方がほとんどです。

ダウンタイム

基本的にダウンタイムはありません。

ただし治療直後は、膣壁も刺激を受けてデリケートな状態となっているため、以下の点に注意してください。

これら以外であれば、治療後すぐに普段どおりの生活が送れます。日常生活に影響がないこともヴィーナスハイフの魅力です。

副作用

ヴィーナスハイフは、膣の表面に傷をつけない施術であり、副作用はほとんどないと言われています。

稀なケースですが、施術時にHIFUと膣の表面がしっかりと接していない場合は、表面が傷つく可能性があります。
このような傷は一過性のものであり、10日間程度で消失するため、過度な心配は必要ありません。

また、膀胱が一時的に活性化されることがあるため、術後に頻尿を経験する方もいますが、自然に改善するため安心してください。

その他に、次のような副作用が報告されています。

皮膚に赤み、筋肉痛のような痛み、きわめて稀に、やけどのような症状が生じる可能性があります。

持続的な副作用や後遺症は報告されておらず、ほとんどの症状は、軽度で一過性のものだと言えます。気になる症状が続く場合は、担当の医療機関にご相談ください。

HIFUは、肝臓がんや乳がん、子宮がんの治療にも用いられており、安全性が確認されている技術です。
より安心して治療を受けたい方は、治療実績が豊富な医師の施術を受けるとよいでしょう。当院は日本で初めてヴィーナスハイフを導入したクリニックですので、治療実績も豊富にあり安心して治療をお受けいただけます。

料金

当院では施術実績が豊富な院長がカウンセリングから施術、アフターケアまで一貫して行います。看護師による施術と異なり、一人ひとりにカスタマイズをした施術を行いますので、より効果的な治療を受けることが出来ます。

治療にかかる費用は以下のとおりです。

ヴィーナスハイフ(膣の引き締め治療) 1回 ¥217,800(税込)

まずは一度ご相談ください

ヴィーナスハイフは、膣内の全周囲にHIFUを照射でき、膣の奥にある筋肉から弾力のあるふっくらとした膣になります。痛みやダウンタイムがなく、他のレーザー治療に比べて効果が持続するといったメリットがあります。

しかし、膣壁が薄いと十分な治療効果が出ないといったデメリットもあります。膣壁の厚みが、1.5mm〜4.5mmの専用カートリッジに満たない方は、治療を受けられないケースもあるため注意が必要です。

膣の状態は、自分では確認できないため、専門医へ診てもらうことをオススメします。

当クリニックの院長は、「美容婦人科領域」におけるセミナー発表や技術指導をしているほど、豊富な経験をもつ女性医師です。カウンセリングから施術後のアフターケアまでを一貫して院長がおこなっているため、初めての方でも安心して治療を受けられます。

気になる症状がある方はもちろん、施術についてさらに詳しく知りたい方も、お気軽にご相談ください。



記事監修者

美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。

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