目次
大陰唇の手術とは
大陰唇は女性器を守る働き
大陰唇は女性器のいちばん外側にあるふくらみのことです。その内側に小陰唇、クリトリス包皮、膣などがあり、女性器を守る役割を果たしています。脱毛の場合には「Iライン(アイライン)」としばしば呼ばれる部位です。
大陰唇手術とは?
大陰唇手術は大陰唇のたるみやしわ、大きさ、左右差などのお悩みを解消する手術です。
大陰唇のたるみやしわは、デリケートゾーンが老けて見えてしまう原因のひとつです。手術により根本的にお悩みを改善し、女性器の若返りを実現します。
大陰唇手術の方法は全部で4つ!
➀大陰唇縮小手術
大陰唇の肥大や、大きさ、左右差が気になる方におすすめ
➁大陰唇除皺手術
大陰唇のしわやたるみが気になる方におすすめ
➂DLV(レーザーによる大陰唇手術)
大陰唇のしわやたるみが気になる、手術後の負担を減らしたいという方におすすめ
➃大陰唇脂肪注入
大陰唇の張りやボリュームが少ないのが気になる方におすすめ
それぞれの患者様のお悩みや状態に応じて、また、手術費用などを踏まえ、最適な方法をご提案いたします。
大陰唇手術がおすすめの方
加齢や出産とともに大陰唇のたるみや垂れ下がり、しわが気になる方、ハリがなくなってきたと感じられている方におすすめです。また、生まれつき大陰唇の形がいびつな方や左右の大きさが異なる方も、大陰唇手術によって形を整えることができます。大きさが気になってピッタリとしたショーツが履けない、脂肪が少なくて座ると痛みを感じるというような強い自覚症状がある方もご相談ください。
フィラーやマシンといった施術と異なり、一度の治療で半永久的に効果が持続します。なお、上記はあくまで一例です。実際にカウンセリングでお悩みをお伺いし、症状を確認させていただいた上で適切な施術をご提案します。
大陰唇手術で解決できること
大陰唇縮小手術
大陰唇の肥大や、大きさ、左右差が気になる方への手術
大陰唇除皺術(大陰唇のしわ、たるみ取り手術)
メスを使用し大陰唇のたるみ・しわを除去する手術
DLV(レーザーを使用した大陰唇手術)
レーザー(Laser Proダイオード)で大陰唇のたるみ・しわを除去する手術
大陰唇脂肪注入
大陰唇のボリュームアップや張りを出したり、形を整える手術
大陰唇縮小手術で解決できること
大陰唇の形を理想の形に
大陰唇が大きすぎる、肥大化してしまった、左右で形に差があるという方向けの手術です。
大陰唇の大きさが気になり、ピッタリしたパンツ、スパッツなどが履けない、大陰唇の膨らみが気になってパートナーとの性交にためらいがあるなどのお悩みを解消することが出来ます。
メスを使用する手術
メスを用いて大陰唇を切開し、余分な膨らみや皮膚を切除し、形を整える手術です。大陰唇を縮小させることで、デリケートゾーンがすっきりとした印象になります。
痛みはあるの?
手術は局所麻酔に併用して静脈麻酔をお勧めしていますので全く痛みを感じることなく手術が終了し、日帰りでの治療が可能です。溶ける糸を使用していますので、抜糸での通院がなくても大丈夫ですが、出来れば2週間目、1か月目での検診をお勧めしています。半永久的な効果が期待出来る治療です。
大陰唇除皺手術で解決できること
加齢とともに皮膚組織内のコラーゲンが減少したり脂肪が少なくなって皮膚が垂れたりすると、大陰唇にたるみやしわが発生し、デリケートゾーンも老けて見えます。
大陰唇除皺術は大陰唇縮小手術と同様、メスを用いて大陰唇の形を整える治療法です。伸びてしまった、あるいは垂れ下がってしまった状態の皮膚を切除して縫合することで、たるみやしわを改善。大陰唇のハリを蘇らせ、デリケートゾーンの若返りをはかります。
大陰唇除皺術では大陰唇がたるむことで起こる巻き込みや座ったときの痛みといった症状も改善が可能。局所麻酔で対応できる、手術時間が短い、抜糸のための通院が不要といったメリットも大陰唇縮小手術と同様です。
メスを使用した大陰唇手術のながれ
1
カウンセリングと診察
まずお悩みや現状を確認し、どのような治療をおこなうか医師よりお話があります。
大陰唇の大きさや切除量によりダウンタイムが多少異なりますので、おひとりずつ診察の上で術後の生活上の注意点など細かく説明があります。
2
手術日の調整
カウンセリングの当日に手術まで受けたい方は、事前にアレルギーや持病がないかどうかなどメールかお電話で確認させて頂きます。傷跡が残る手術ですので、基本的にはまずはカウンセリングのみでのご予約をお勧めします。初回カウンセリングで不安をしっかり解消した上でダウンタイムや注意事項を踏まえ手術日をご検討下さい。手術日の決定、ご予約金の入金という流れになります。カウンセリング時に予約金、キャンセル料などの説明があります。
3
手術前日
体調確認、持参物確認のためのお電話を患者様の方からクリニックまでお願いしています。
4
手術当日
大陰唇手術を受けられる場合には、局所麻酔に併用して静脈麻酔の使用をお勧めしています。。麻酔は調整可能ですので、完全に眠ってしまうのが怖いという方はリラックスする程度で軽い麻酔を選択することも可能です。
手術中の痛みを全く感じることなく、当日歩いてご帰宅されることが可能です。
5
術後
当日はしっかり水分を取り、処方薬の内服を忘れないようにしましょう。入浴は1週間目~運動は2週間目~を目安としそれまでは落ち着いてゆったりと過ごすことをお勧めします。溶ける糸を使用しますが、溶け方や跡の残り方に個人差があるため2週間、1か月を目安に検診にお越し頂くことをお勧めします。
術後の通院や抜糸、性交渉可能な時期については元の大きさや切除量によっても異なってきますのでカウンセリングの際におひとりずつ詳しく説明があります。
術後の注意
傷口の清潔を保つため、ナプキンは頻繁にお取替え下さい。
傷跡ははじめ赤味がありますが徐々に白く細い線になってきます。傷跡は徐々に目立たなくなりますが、完全に消えたり、残らないものではありません。手術のメリットデメリットをよく踏まえ手術をご検討ください。お手洗いの際にはこすらないようにトイレットペーパーで優しく押さえるようにしてください。
DLV(レーザーを用いた大陰唇手術)で解決できること
メスを使わずに大陰唇を若返らせる!
DLV(レーザーを用いた大陰唇手術)は、大陰唇縮小手術や大陰唇除皺術(大陰唇のしわ・たるみ取り手術)をメスを使わず「Laser Proダイオード」という女性器専用レーザーで行う手術法です。
術後の負担が少ない
レーザーでの施術は、出血量が少なく、外側に縫い糸が付かないために傷跡の回復も早いという特徴があります。
術後の通院が難しい方や、体を動かすことが多い方、痛みに弱く術後のダウンタイムが心配な方にはDLV(レーザーを用いた大陰唇手術)がおすすめです。
傷跡について
レーザーを用いた手術ではありますが、傷跡が付かない治療ではありません。
手術後の傷についてはカウンセリングでモニター写真などを踏まえ充分な説明がありますので手術のメリット、デメリットについてよく踏まえて治療を受けるかどうかご検討ください。
レーザーの専門医が手術を担当
DLVは専門施設でトレーニングを受けた医師のみの施術となります。当院の院長はアメリカの専門施設でトレーニングを受け公式ライセンスを取得していますのでご安心ください。
DLV(レーザーを用いた大陰唇手術)の流れ
基本的には大陰唇縮小手術、大陰唇除皺(しわ・たるみ取り)手術の流れと変わりません。
1
カウンセリングと診察
まずお悩みや現状を確認し、どのような治療をおこなうか医師よりお話があります。
大陰唇の大きさや切除量によりダウンタイムが多少異なりますので、おひとりずつ診察の上で術後の生活上の注意点など細かく説明があります。
2
手術日の調整
傷跡が残る手術ですので、基本的にはまずはカウンセリングのみでのご予約をお勧めしますが、DLVはなるべく通院回数が少なく済むこともメリットです。カウンセリングの当日にどうしても手術まで受けたい方は、事前にアレルギーや持病がないかどうかなどメールかお電話で確認させて頂きます。初回カウンセリングで不安をしっかり解消した上でダウンタイムや注意事項を踏まえご検討下さい。
3
手術前日
体調確認、持参物確認のためのお電話を患者様の方からクリニックまでお願いしています。
4
手術当日
大陰唇手術を受けられる場合には、局所麻酔に併用して静脈麻酔の使用をお勧めしています。麻酔は調整可能ですので、完全に眠ってしまうのが怖いという方はリラックスする程度で軽い麻酔を選択することも可能です。
手術中の痛みを全く感じることなく、当日歩いてご帰宅されることが可能です。手術に際しては女性器専用レーザー「Laser Proダイオード」で切開するため、出血や術後の浮腫みも少なく体への負担がさらに軽くなります。このレーザーを用いて手術出来るのはアメリカで専門トレーニングを受けた医師のみで日本では数名です。
5
術後
当日はしっかり水分をとり、処方薬の内服を忘れないようにしましょう。手術当日~シャワー浴が可能で入浴、運動は1週間目~(運動の種類によっては2,3日でOK)性交渉は2週間目ごろから可能なことが多いですが、元の大きさや切除量によっても異なってきますので、カウンセリングの際にお1人ずつ説明があります。
外縫いの糸がつかないため基本的に抜糸での通院が必要ありません。通院を最小限にしたい方、ダウンタイムをなるべく軽くしたい方、痛みに弱い体を動かすことが多い方にはDLV(レーザーによる大陰唇手術)がお勧めです。ご来院可能であれば2週間~1か月目での検診をお勧めしています。
大陰唇脂肪注入で解決できること
大陰唇のたるみをボリュームアップ!
大陰唇脂肪注入はご自身の体から抽出した脂肪細胞を大陰唇に移植する治療方法です。
大陰唇が痩せてボリュームが欲しい方、軽度のしわやたるみが気になる方にお勧めの治療です。
大陰唇脂肪で定着率UP!!
従来、大陰唇のボリュームアップにはヒアルロン酸が使われることが多いですが、体内に吸収されて効果が長続きしなかったり、異物に抵抗のある方やアレルギー反応が出る可能性がある弱点もありました。
大陰唇脂肪注入なら、定着した脂肪細胞は半永久的な効果が期待出来ることと、元々自身の体内に存在していた脂肪細胞を使用するのでアレルギーの心配がありません。
理想の女性器へ
大陰唇がふっくらとすることで、デリケートゾーンの見た目の大きく若返ります。近年では大陰唇のボリュームアップ治療が大変注目されていて「バービールック」と呼ばれる人形のようなデリケートゾーンを目指す方が多くいらっしゃいます。また見た目の改善だけでなく、加齢により大陰唇が痩せてきてしまったことで、小陰唇があたって痛みがあったり、座ったときに違和感がある場合大陰唇脂肪注入で改善される場合があります。
外陰部の違和感がある場合には、どこに原因があるかによって治療法が異なってきますので事前にしっかり診察を受けましょう。
大陰唇脂肪注入の流れ
1
手術当日
手術は局所麻酔+静脈麻酔の併用でうとうとした状態でお受け頂きます。手術中に痛みを全く感じることなく、日帰りでご帰宅頂けます。
手術時間は40-50分程度です。注入に必要な脂肪を事前カウンセリングした部位から採取し、精製した後に大陰唇に注入します。採取部位、注入部位に針穴程度の跡が付きますので、手術直後は肌色の小さなテープが貼ってります。手術採取部位には圧迫ガーゼとテープが付きます。その上からガードルや必要であればニッパーなどでしっかり圧迫して頂きます。
2
入浴可能時期
シャワーは脂肪採取部位の圧迫固定が外れてからとなります。範囲や採取した量によりますが、翌日~3日目から可能です。バスタブにつかるのは手術後1週間目からとなります。患部はこすらないように軽くタオルで押さえるように拭いてください。
3
検診時期
基本的に縫合糸が付きませんので抜糸での通院は必要ありませんが、脂肪の採取部位や定着の状態を確認するために1か月程度を目安に検診にご来院頂きます。
4
検診後
問題なければ1か月後から性交渉が可能となります。
術後の注意
脂肪の定着率には個人差がありますが、定着した脂肪はヒアルロン酸とは異なり半永久的に大陰唇にとどまるため効果の持続が期待出来ます。
脂肪は大陰唇への注入に必要な分だけまんべんなく薄く採取するため、特定部位がへこむということはありません。しっかり部分痩せしたい場合には別途脂肪吸引をされることをお勧め致します。
術後は大陰唇の脂肪注入部位にもナプキンをあててガードルで圧迫して頂きます。脂肪採取部位は2週間目ごろから「硬縮」といって一時的に硬くなってきますが時間の経過とともに柔らかくなってきます。検診の際に状態によってはマッサージの指導があります。
大陰唇手術の費用に関して
施術費用について
大陰唇手術の費用については以下の通りです。
大陰唇に関する施術費用 | |
大陰唇縮小手術 | 420,000円 |
大陰唇除皺手術(大陰唇のしわ・たるみ取り手術) | 420,000円 |
大陰唇脂肪注入 | 420,000円 |
【DLV】レーザーによる大陰唇のしわ・たるみ取り手術 | 550,000円 |
女性器 | |
大陰唇縮小手術 | 420,000円 |
手術による大陰唇のたるみ除去 | 420,000円 |
大陰唇の脂肪注入 | 420,000円 |
【DLV】レーザーによる大陰唇のたるみ除去 | 550,000円 |
※当院では、全て保険適用外の自由診療となります。
女性器でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
大陰唇のお悩みはみどり美容クリニック・広尾にご相談ください。
メールでの相談も受け付けております。もちろん、個人情報やご相談内容が外部に漏れることは一切ございません。
誰にも打ち明けられなかったお悩みをお伺いし、解消するための方法をご提案します。
その他の美容婦人科
記事監修者
美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。