目次
不感症とは?
性交渉で快感がない・あまり感じないこと
●パートナーとの相性だけが原因ではない
不感症や感度低下が気になったり、悩んだりする女性は、年齢を問わず多くいらっしゃいます。
年齢とともに女性器の感度が低下する場合と、もともと感度が低い場合もあります。
女性の性的快感には、パートナーとの相性以外に、女性のホルモンバランスや女性器(外陰部の形状など)にも影響を受ける場合があるため、不感症治療・感度の改善には、専門クリニックでのご相談をおすすめします。
不感症の特徴
当院には不感症や感度低下に関するお悩みの女性が多く来院されます。
- セックスが好きになれない、楽しくない
- セックスのときに感じない、気持ちよくない
- セックスのときにあまり濡れない、痛みを感じる
- ローションを使用しても、潤いが不足している
- 出産や加齢でセックスが嫌になった
- 今までオーガズムを感じたことがない
上記のような症状にお悩みの方は不感症の可能性があります。
不感症の原因
不感症にはさまざまが原因が考えられます。
セックスに対する緊張や不安、恥ずかしさなどの精神的な原因もあれば、出産や生理不順、閉経などの女性ならではの体質や変化による身体的な原因があります。他にもストレス性の体調不良なども不感症の原因となる女性もいます。
不感症改善の治療法
膣のゆるみ治療全般
膣のゆるみを改善し、膣の引き締めをする治療を行うことで、不感症を改善します。
治療一覧
膣の内部は筋肉に囲われており、膣のゆるみを実感する方は産後の方だけに限ったことではありません。加齢により表情筋がゆるむのと同様に女性器(膣内部)の筋肉も年齢とともに衰えていきます。
膣圧を向上させるエクササイズ(膣トレーニング)なども多く出てきていますが、運動でのゆるみ改善には限界があります。地道なエクササイズを続けてもなかなか効果を実感できない方や、産後に筋肉そのものが断裂してしまい運動では改善が見込めない方、確実な効果が欲しい方にはやはり直接的に女性器周辺の筋肉を引き締める方法が効果的です。
膣の縮小、膣の若返り手術はこれまでも美容外科で多く行われてきた手術でしたが、多くは入り口にヒダをつくり若返ったようにみせる姑息的な手術でした。
LVRはこれまでの膣縮小手術ではなく、筋肉を奥から引き締め、10代、20代の頃の膣をよみがえらせ、根本的に改善させる治療法です。
膣縮小手術とは、女性器の入り口部分の筋肉をよせたり、会陰形成をする治療法です。
コラーゲンの減少による不感症の場合、手術によるリスクを回避したインティマレーザー(Vタイトニング)でコラーゲンを再生する治療します。
インティマレーザー(Vタイトニング)に加え、より深い筋肉から引き締めたい場合と外陰部のホワイトニングも追加した場合の治療法です。
女性器周辺筋肉のゆるみからくる不感症の場合の治療法です。
コラーゲンの減少と筋肉のゆるみ両方が見られる場合の治療法です
膣のゆるみ、不感症(感度アップ)、尿もれ、外陰部のたるみなど1度の施術で全てを網羅した治療法です。
膣のゆるみからくる不感症の場合で、ご自身のコラーゲンが増えづらい場合、レーザーなどと併用してより即効性のある治療法です。
G-Shot(ジーショット)
●女性の感度を高める「ヒアルロン酸注入」
女性がオーガズムを感じるG-スポットと呼ばれる部位に、特殊な手技を用いてヒアルロン酸注入することで隆起をつくり、より感度を高める治療法です。
ヒアルロン酸を注入し、およそ半年程度かけて徐々に吸収されるため、状態を維持するために定期的な注射をされる方もいらっしゃいます。簡単な処置のため当日から日常生活を送って頂くことが可能です。
クリトリス包茎手術
女性の感度の多くを司るクリトリスは、周囲に多くの神経を張り巡らせています。クリトリスは、通常包皮に覆われ守られていますが、性的に興奮すると充血し大きくなります。
クリトリス包皮が分厚く、クリトリス本体が露出しない状態の場合、感度が落ちる原因となる場合がありますので、クリトリス包皮の形状によっては手術をして露出をしやすくし、感度を改善する治療法があります。包皮を全て除去するのではなく、通常は適度にクリトリス本体を覆っており、行為の時に適度に露出しやすくなるのが良いと考えられます。
不感症に関するQ&A
原因はいろいろ考えられるので特定することは難しいですが、膣のゆるみ改善治療やG-スポットへのヒアルロン酸注入が不感症改善への一つのきっかけになるということも考えられます。
なかにはG-スポットへのヒアルロン酸の注射のみを行っただけで満足度が得られるケースもあります。
膣の引き締めを希望していますが、将来的に出産の可能性もある場合にどんな治療ができますか?
女性器でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
記事監修者
美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。