副皮(ふくひ)・副ヒダ切除術

目次

副皮切除術

副皮(副ヒダ)について

副皮について
軽く足を閉じた際に前側からヒダが見えたり、小陰唇に厚みがある場合、クリトリス包皮に厚みがあったり包皮の外側にもう一枚ヒダがある場合があります。海外ではクリトリス包皮の一部とされていますが、
小陰唇と大陰唇の間にあるヒダの事を、日本では副皮(ふくひ)と呼ぶことが多くなっています。

小陰唇と副皮の関係性
ヒダの間に汚れが溜まりやすい場合や、感度の妨げになっている場合に副皮切除術のみ単体で手術することもあります。
この他小陰唇と副皮が合わさっており小陰唇縮小手術の際にバランスをとるために同時に手術が必要になってくるケースがあります。
ご自身で副皮があるかどうかは非常に分かりづらくなっていますので気になる方は専門クリニックで一度診察を受けて見られることおすすめします。

副皮切除術で解決できること

小陰唇とのバランスを整えられる
軽く足を閉じた際に正面から内側のヒダが飛び出しているように見える場合、小陰唇が肥大している場合と、小陰唇だけでなくクリトリス包皮が出ていたり、その周囲に副皮がある場合があります。
また、小陰唇(女性器の内側のビラビラした粘膜)の全体的な大きさが気になったり、ヒダの厚みがある場合、クリトリス包皮の肥大がある可能性が高く、余分な包皮を除去したり包皮の厚みを薄くすることで全体的なバランスを整えることが可能です。

小陰唇縮小手術と合わせて行うことが多い
副皮の手術は、小陰唇縮小手術と同時に行い、バランスを取ることが多い手術ですが、症状や状態によってはクリトリス包皮除去や副皮除去を単体で行う場合もあります。

においや感度低下を解消できる
ヒダの間に垢が溜まりやすく清潔が保ちづらい方は手術によって、よごれが溜まりにくくなり清潔が保ちやすくなります。
また、包皮が厚いことによって感度が低下していた方は、手術により適度に包皮を除去することで感度がアップする可能性があります。

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小陰唇と大陰唇の間にヒダがある

小陰唇と大陰唇の間にヒダがあるように見える、あるいはクリトリス(陰核)包皮から小陰唇にかけて複数のヒダがあって垢がたまり不潔になりやすい場合には余分なヒダを除去することが可能です。クリトリス(陰核)包皮除去術や小陰唇縮小手術と同時に行われることが多い手術の一つです。

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副皮切除術の流れ

①カウンセリングと診察

まずお悩みや現状を確認し、どのような治療をおこなうか医師よりお話があります。
大きさや手術での切除量によりダウンタイムが多少異なりますので、おひとりずつ診察の上で手術後の生活上の注意点など細かく説明があります。手術費用等の説明もきちんとさせていただきます。

②手術日の調整

カウンセリングの当日に手術まで受けたい方は、事前にアレルギーや持病がないかどうかなどメールかお電話で確認させて頂きます。手術に際して心配や不安がある場合にはまずはカウンセリングのみでのご予約をお勧めしますので、初回カウンセリングで不安をしっかり解消した上でダウンタイムや注意事項を踏まえ手術日をご検討下さい。手術日の決定、ご予約金の入金という流れになります。カウンセリング時に予約金、キャンセル料などの説明があります。

③手術前日

手術の前日になりましたら、クリニックまで体調確認、持参物確認のためのお電話を患者様の方からクリニックまでお願いしています。

④手術当日

副皮切除術を受けられる場合には、局所麻酔に併用して静脈麻酔の使用をお勧めしています。麻酔は調整可能ですので、完全に眠ってしまうのが怖いという方はリラックスする程度で軽い麻酔を選択することも可能です。手術中の痛みを全く感じることなく、当日歩いてご帰宅されることが可能です。

⑤術後

当日はしっかり水分を取り、処方薬の内服を忘れないようにしましょう。入浴は1週間目~運動は2週間目~を目安としそれまでは落ち着いてゆったりと過ごすことをお勧めします。溶ける糸を使用しますが、溶け方や跡の残り方に個人差があるため2週間、1か月を目安に検診にお越し頂くことをお勧めします。術後の通院や抜糸、性交渉可能な時期については元の大きさや切除量によっても異なってきますのでカウンセリングの際におひとりずつ詳しく説明があります。

クリトリス(陰核)包皮切除術の術後の注意

手術をした当日、翌日は特に良く水分を取ってください。7日間程度血が滲む可能性がありますので、ナプキンをあててガードルでしっかり圧迫を行ってください。外陰部の肉付きや手術での切除量、その方のライフスタイル、生活強度によって術後に専用の圧迫ガーゼが必要となるケースがあります。カウンセリング時に説明のあった方はシャワーを浴びるとき以外しっかりと圧迫ガーゼを着用しておいてください。
術後に履くガードルについてはご自身で準備して頂く必要があります。術後の着用に適さないものもありますので詳細はお問い合わせください。

レーザーを用いた副皮切除術の流れ

基本的には副皮切除術の流れと変わりません。

①カウンセリングと診察

まずお悩みや現状を確認し、どのような治療をおこなうか医師よりお話があります。
大きさや手術での切除量によりダウンタイムが多少異なりますので、おひとりずつ診察の上で手術後の生活上の注意点など細かく説明があります。

②手術日の調整

カウンセリングの当日に手術まで受けたい方は、事前にアレルギーや持病がないかどうかなどメールかお電話で確認させて頂きます。手術に際して心配や不安がある場合にはまずはカウンセリングのみでのご予約をお勧めしますので、初回カウンセリングで不安をしっかり解消した上でダウンタイムや注意事項を踏まえ手術日をご検討下さい。手術日の決定、ご予約金の入金という流れになります。カウンセリング時に予約金、キャンセル料などの説明があります。

③術前

DLV(レーザーによる副皮切除術)を受けられる場合には、局所麻酔に併用して静脈麻酔の使用をお勧めしています。麻酔は調整可能ですので、完全に眠ってしまうのが怖いという方はリラックスする程度で軽い麻酔を選択することも可能です。手術中の痛みを全く感じることなく、当日歩いてご帰宅されることが可能です。

④手術当日

手術に際しては女性器専用レーザー「Laser Proダイオード」で切開するため、出血や術後の浮腫み、痛みも少なく体への負担がさらに軽くなります。このレーザーを用いて手術出来るのはアメリカで専門トレーニングを受けた医師のみで日本では数名です。ダウンタイムをなるべく軽くしたい方、痛みに弱い体を動かすことが多い方にはDLV(レーザーによる副皮切除術)がお勧めです。

⑤術後

当日はしっかり水分をとり、処方薬の内服を忘れないようにしましょう。手術当日~シャワー浴びるが可能で入浴、運動は1週間目~(運動の種類によっては2,3日でOK)性交渉は2週間目ごろから可能なことが多いですが、元の大きさや切除量によっても異なってきますので、カウンセリングの際にお1人ずつ説明があります。外縫いの糸がつかないため、縫い跡の心配が要りません。2週間目~1か月後目安で検診にご来院頂くことをお勧めしています。

DLV(レーザーによる副皮切除術)の術後の注意

痛みが心配な方やダウンタイムをなるべく軽く短く済ませたい方はレーザーによる副皮切除術をお勧めしています。メスによる手術に比べ、術後の痛みが軽くすみますが、2,3日は激しい運動を控えておいてください。
また体を動かすお仕事だったり歩くことが多い方は事前にカウンセリングでお伝えください。専用の圧迫ガーゼをお勧めする場合があります。レーザーによる副皮切除術の場合にも術後にはガードルを着用して頂きますのでご自身で準備して頂きます。

副皮切除の施術費用

施術費用について
副皮切除術の費用については以下の通りです。

クリトリス包皮除去手術の費用
クリトリス包茎除去術 150,000円(税込 165,000円)
【DLV】(レーザーによるクリトリス包茎除去術) 250,000円(税込 275,000円)

※当院では、全て保険適用外の自由診療となります。


記事監修者

美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。

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