- 尿もれが激しくなった
- かゆみがある
- おりもののから悪臭がする
- 性行為時に痛みを感じる
- 膣壁の弾力性が低下することによるゆるみ
- 潤いの減少による、膣内の乾燥
- 酸性環境が崩れ、細菌が増殖することによるにおい
- 腟内や外陰部のかゆみ
- 潤い不足による性交痛
- 膣壁が薄いことによる性交時の出血
目次
膣は年齢と共に劣化する
実は膣も顔の肌と同様、年齢と共に老化していきます。顔の肌は毎日見るため、些細な変化もわかりやすく、ケアも十分にしているのではないでしょうか?
しかし膣の状態は自分では確認しにくく、ほとんどの女性があまりケアをしていないのが現状です。
「フェムゾーンケア(デリケートゾーンケア)」にフォーカスし、全国の15歳~69歳の女性1,000名を対象に実施した調査※1では、実際にケアをしていない割合は全体の内、84.2%となりました。
ケアをせず放置しておくと、膣はどんどんと劣化し、症状が出たときに初めて異変に気づきます。
※1参照:フェムゾーンケア(デリケートゾーンケア)に関する調査2023
更年期に見られる膣のお悩み
膣に関してこのようなお悩みはございませんでしょうか?
このようなお悩みがある場合、「萎縮性膣炎」という症状に陥っている可能性があります。
膣が萎縮する萎縮性膣炎とは
萎縮性膣炎とは女性ホルモンの減少によって引き起こされる症状です。
加齢と共に女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量は減少していきます。特に更年期のタイミングで著しく減少します。エストロゲンは膣の粘膜を、肌と同様にターンオーバーさせる働きがあります。
そのためエストロゲンの分泌が減少すると、膣の粘膜のターンオーバーも減少し、膣壁が薄くなり、潤い成分の分泌も減少します。また膣の環境を整えるデーデルライン桿菌が減少し、膣内の酸性の環境が崩れるため、細菌が増殖しやすくなり、感染のリスクが高まります。
萎縮性膣炎ではゆるみや乾燥といった症状が見られる
萎縮性膣炎になると、様々な症状が見られるようになります。
ひとそれぞれ症状は異なりますが、これらの症状に心当たりがある場合は「萎縮性膣炎」の疑いがあるため、医師に相談することをおすすめします。
膣は放っておくと劣化するため膣ケアが重要に
このように、お肌と同様に膣も年齢とともに劣化していきます。そのため日頃からケアを行っていくことが重要です。
そこでまずは自分で手軽に始めることができるケアをご紹介します。
保湿で乾燥を防ぐ
デリケートゾーンも顔と同様に保湿アイテムで乾燥を防ぐことが重要です。デリケートゾーンは他の肌の部分と比べ、非常に敏感なため、使用する保湿アイテムはデリケートゾーン専用のものを選びましょう。
ワセリンは天然成分の石油を精製した保湿剤であり、赤ちゃんにもつかえるワセリンは肌への刺激が少ないとされているため、デリケートゾーンの保湿にも役立ちます。
マッサージで血行を促進
膣マッサージはデリケートゾーンをオイルでマッサージする膣ケア方法です。
膣をマッサージをすることで、血行がよくなり潤いが促進され、またオイルによって膣内の保湿ケアも行なえます。手順としては、膣と膣周辺をなでるように優しくオイルを塗り、大陰唇→小陰唇→膣口→会陰の順に優しくマッサージします。
膣の中に指をいれることに抵抗がある方も多くいらっしゃると思います。最初は膣の外側から始め、慣れてきたら膣の中もマッサージするようにしましょう。
辛い場合はクリニックに相談
予防としてセルフケアは有効的かもしれませんが、症状に悩まされており、すぐに治したい場合は適切な治療を受けることがが重要です。
治療方法としてはエストロゲンを含有した膣外用剤の服用や、マシンでの治療があります。
当院では患者様の膣の状態をしっかりと診察し、最適な治療法をご提案いたします。
そのなかでもゆるみ、乾燥、黒ずみといった様々な悩みに対応できるインティマレーザーを紹介します。
インティマレーザーはゆるみ、性交痛など様々な悩みに効果的
インティマレーザーは膣粘膜の深い層にまでエネルギーが届き、また小陰唇や膣の入り口~奥までの広い範囲を施術することが可能なレーザーです。
膣壁の細胞に様々な角度から刺激を与え膣の奥深く、また広範囲にむらなく高いエネルギーを与えることができるため、さらなるコラーゲンの新生、引き締め効果アップが期待できます。
またインティマレーザーは実績や論文が多数報告されている安全性が高いレーザーであり、アメリカ美容医療雑誌のドクターと患者が選ぶ医療美容機器大賞で最優秀レーザー機器賞を獲得しています。
このインティマレーザーによる治療によって、膣壁がふっくらとさせ、膣の萎縮を改善することができます。
インティマレーザーの治療の流れ
実際にインティマレーザーの施術を受ける際の施術の流れを説明します。
カウンセリングと診察
インティマレーザーが適しているのかをまずは判断します。大前提でまず大切なのは、「そもそもインティマレーザーが向いているか」ということです。
膣のゆるみ、乾燥、尿漏れ、性交痛、感度アップ、お湯が入る、空気が出る、音が出る様々なお悩みがあるかと思います。
お悩みの原因をしっかりと診断し、改善のためにはどのような治療が適しているか、手術や注射、複数あるマシンの中から適した治療をご提案しています。
麻酔
膣の入り口に麻酔クリームを塗布し、シールを貼ります。
10分程度クリニックの個室待合室でお待ちいただいた後、レーザー室へ移動し施術となります。
症状にあわせてアプリケーターを使い分け施術いたします。
レーザー施術
レーザーの照射は婦人科にあるのと同じ検診台での施術です。お顔の前にはカーテンでの間仕切りがあります。
麻酔クリームの拭き取り、膣内洗浄後専用のアプリケーターを挿入し施術をおこないます。
アプリケーターは細いため殆ど違和感はなく、レーザー照射時の感覚はほとんどなく、痛みもほとんど感じません。
施術後
軟膏のお薬を塗布しますので、お渡しするおりものシートを当ててお帰りいただけます。
ダウンタイム
ダウンタイムは施術後3日間だけ性交渉を控えていただきますが、飲酒や運動への制限は一切ありません。
日常生活はその日から通常通り送っていただけます。
費用
インティマレーザー | 1回目 | ¥217,800 |
2回目以降 | ¥176,000 |
まずはお気軽にご相談ください
当院はインティマレーザーを日本で始めて導入したクリニックです。インティマレーザー指導医として全国のクリニックに指導、また普及を行なう院長がカウンセリングから施術まで一貫して行います。
また女性がデリケートな問題を安心して相談できるよう、プライバシーに配慮し、完全予約制の貸切状態でカウンセリングを行っております。お客様専用の時間として、しっかりとご相談に乗りますので、どうぞお気軽にご相談ください。
施術担当
インティマレーザー、ウルトラヴェラを日本で初めて導入してきた美容婦人科のパイオニア。美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。その後日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを東京に開業。