「もしかして、膣がゆるんだかも……?」そんなことを思ったことはありませんか?
歳を取るにつれ女性の身体は変わっていきます。それは膣も同じ。
今回はそんなゆるんでしまったかもしれない膣について、ゆるみの原因やレーザーでの治療方法まで解説します。
ゆるみを治したい方は是非見ていってください。
膣がゆるんだ?
膣がゆるんだ、そう感じる瞬間はいろいろあると思います。「もしかして……」と思っている方は多いでしょう。
ですが「本当に膣がゆるんでいるのかわからない」と思いゆるみの改善のために、クリニックに行くのをためらわれている方も多くいらっしゃると思います。
そんなお悩みを抱えている方には膣圧計というアイテムがおすすめです。
通販サイトでも多く取り扱っており、手軽に始められるのが特徴です。ただし、メーカーによって膣圧の測定の仕方が違ったり、膣圧の単位が違うことや自分に合わないものを買ってしまったりする可能性があることには注意が必要です。
また、クリニックに行くのに抵抗がない方は、女性器専門のクリニックで膣圧を計測してくれる診療もあります。
専門の機器を使ってくれますし、診療もしてくれるので安心して利用することができます。
クリニックで使われている機器の多くは「mmHG」という単位で膣圧を測定します。
腟圧は、女性の腟が男性のペニスを圧迫する力数値化したものです。
10mmHG以下になると、かすかな圧迫感であると想定され、30mmHG異常になると、締まりが強いと想定されます。
このように正確に膣の状態を診断してくれます。自分の膣の状態をしっかり知りたいと思うのであれば、クリニックに行くことをおすすめします。
こんな症状の方は膣がゆるんでいるかも
- 夜中、何度もトイレで起きる
- くしゃみをした時に尿が漏れる
- セックスの時に膣のゆるみが気になる
- セックスの際の空気もれの音が気になる
- パートナーに指摘された
- お風呂から上がったときにお湯が漏れる
こんな症状に心当たりがある方は膣がゆるんでいるかもしれません。
ゆるみの原因は?
ゆるみの原因は様々あります。
たとえば出産。膣の中を赤ちゃんが通るわけですから、大きく広げられてしまいます。出産後、ある程度までは戻りますが、出産前と同じまでにはどうしても回復しきれません。
また、骨盤底筋という骨盤内の臓器を支える筋肉があります。その筋肉が出産や加齢によりおとろえていってしまうことでも膣のゆるみの原因になります。
そして運動不足や肥満などでも同様に骨盤底筋に負担がかかり伸びて、ゆるんでしまうことになってしまいます。
生活習慣の見直しや、運動不足の解消など、やれることをしっかりやってみましょう。
ゆるい膣を治すには?
では、ゆるくなってしまった膣を治すにはどうすればよいのでしょうか。
治療方法はたくさんありますが、今回は「インティマレーザー」という機器を使った治療をご紹介します。
インティマレーザーとは
この施術は婦人科などの病院ではなく、婦人科形成・女性器形成という女性器専門のクリニックで行えます。
インティマレーザーとは名前の通りレーザー手術でメスで切ったり血が出たりしないのが特徴の手術です。
最新の蓄熱式のレーザー(エルビウムヤグレーザー)で、痛みもほとんどありません。
やけどや出血など膣粘膜を傷つけることなく、安全に、膣の奥深く、かつ広範囲にムラ無くレーザーの光を照射することで、高い治療効果を引き出すことができます。
治療は膣内にレーザーを当てることで女性ホルモン「エストロゲン」を分泌させ膣の潤いを取り戻すと同時に、引き締めを行っていきます。
またレーザーのモードを変えることで小陰唇や大陰唇の黒ずみ改善、膣内の乾燥や性交痛の改善、膣萎縮・GSM治療などにも適しているなど、婦人科形成で多いデリケートゾーンに関する様々なお悩みにアプローチすることができます。
「3Dタイトニングレーザー」という最新のレーザーを搭載しており、こちらでの治療も行えます。3Dタイトニングレーザーはインティマレーザーよりも深くレーザーを照射できます。ただし、1回で効果が実感できないことがあるので1か月おきなど、通院していただく場合があります。
ダウンタイムや副作用
- ダウンタイムは三日程度です。
- 治療は10分~15分ほどで終わり、日帰りでの治療が可能です。
- 施術中も痛みを感じることはほとんどなく、安心して治療を受けられます。
- 手術当日はシャワーをしてもらいますが、翌日から入浴可能です。性交は1週間後から可能です。
当医院では他にも6種のレーザー治療が受けられます。
患者様に合ったレーザーを一緒に選んでいきますので安心してご利用ください。
おわりに
膣のゆるみは誰にでもあるけれど、とてもデリケートな問題です。人に相談するのもためらわれる方が多いと思います。ですが、女性器形成・婦人科形成のクリニックでは、そんなお悩みを解決するために女性器形成に特化した先生が解決します。
一人で抱え込まず、クリニックにまずは相談してみてはいかがでしょうか?
施術担当
インティマレーザー、ウルトラヴェラを日本で初めて導入してきた美容婦人科のパイオニア。美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。その後日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを東京に開業。