「ヴィーナスハイフの効果は、いつから感じられるのだろう」
「膣のゆるみを早く解消できる方法を知りたい」
膣のゆるみでお悩みの方の中には、ヴィーナスハイフ(膣ハイフ)を検討する方もいるでしょう。
ヴィーナスハイフの効果は、術後1ヶ月から感じられる方が多いです。効果の感じ方には個人差がありますが、1回の治療で十分な効果を実感できます。
本記事では、ヴィーナスハイフ(膣ハイフ)の治療効果について詳しく解説します。膣のゆるみを効果的に解消する方法を確認してみましょう。
記事監修者
美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。
目次
ヴィーナスハイフの治療の効果
ヴィーナスハイフには、次のような効果があります。
ヴィーナスハイフの効果
- 膣の引き締め
- 膣のハリとうるおいの向上
- 性交時の感度向上
- 性交痛の改善
- 尿もれ改善
- 萎縮性腟炎の予防
コラーゲンの生成と増殖により膣内の厚みが増し、うるおいが保たれることで、膣の引き締め効果を感じられます。膣の引き締め効果は、性交時の満足度を高められるため、パートナーの方にも喜んでいただけるでしょう。
さらに、膣内のうるおいが増すことで、性交痛の改善や萎縮性腟炎の予防も期待できます。
ヴィーナスハイフの効果を感じるのは一ヶ月から
ヴィーナスハイフの効果は、施術後約1ヶ月で感じられることが一般的です。1回の施術で効果を感じやすいですが、以下の要因によって効果の感じ方に個人差があります。
- 年齢
- 出産経験の有無
- 膣のゆるみの程度
- レーザーの出力設定
特に、膣のゆるみが強い方や尿もれがある方は、効果を実感しにくい場合があるかもしれません。
また、ヴィーナスハイフは60℃〜70℃の範囲で温度設定が可能ですが、施術中の痛みの感じ方に応じて出力を調整するため、痛みに敏感な方も、期待どおりの効果が得られないことがあります。1回の治療で効果を十分に感じられない場合には、追加の施術を受けることが可能です。
なお、パートナーとの行為に悩み「次回のデートまでに改善しておきたい」という方は、すぐに効果を実感できるヒアルロン酸の治療もあるのでご確認ください。
いつまで効果は続く?
ヴィーナスハイフの治療効果は、施術後1年〜1年半ほど続くとされています。治療効果の持続力は、HIFU(ハイフ)と呼ばれる超音波を使った治療によるものです。
HIFUは「高密度焦点式超音波」の略で、超音波を一点に集中させ、狙った組織に熱刺激を与えることで、治療効果を生み出します。
ヴィーナスハイフによる温熱効果は、深い筋肉層にまで届き、膣の奥から弾力やうるおいが改善されるため、他の治療機器と比べ効果が長く続くのです。
さらに、治療後もコラーゲンの再生は進み、6ヶ月頃まで効果は徐々に高まります。2回目以降の施術をご希望の場合は、効果が安定する6ヶ月目以降に受けるとよいでしょう。
もっと効果を高めたい方は他の治療機器との組み合わせも効果的
ヴィーナスハイフは、他の治療機器を組み合わせることで、より高い効果が期待できます。
当院でおすすめしているのは「ダブルVタイトニング」です。
ダブルVタイトニングでは、ヴィーナスハイフと「インティマレーザー」を使用します。
インティマレーザーは、膣の表面から奥深くの粘膜下層に熱刺激を与えることが可能です。また、照射モードが豊富であるため、膣の引き締めや黒ずみの改善など、さまざまな症状に対応できます。
ダブルVタイトニングでは、ヴィーナスハイフで深部の筋肉にアプローチし、インティマレーザーで粘膜上皮から粘膜下層まで照射します。この2つを組み合わせることで、膣全体に温熱効果をもたらします。
膣粘膜の厚みやゆるみの状態に応じて、ヴィーナスハイフの超音波エネルギーとインティマレーザーのレーザーエネルギーを調整することで、最適な治療が可能です。
この治療は、従来の機器による膣の引き締め治療の中でも、最も高い効果が期待できます。
手術以外の治療で、より効果を実感したい方や、膣の奥から外陰部まで広い範囲に効果を感じたい方におすすめです。
自分にあった治療を選ぶことが大切
治療効果を最大限に引き出すためには、自分の症状に合った治療法を選ぶことが大切です。自分だけで治療法を決めると、症状が改善されるまでに遠回りしてしまうケースもあります。
治療選びの際に大切なことは、医師の診察を受け、ご自身の膣の状態をしっかりと把握することです。膣の状態をチェックする前にこの治療が効果的なのではないかとご自身で選び、治療の効果が期待どおりでなかった方が、当院にも来院されます。
他院で効果を得られず、当院に来院された方のケース
40代女性(経膣分娩で2人出産)
膣のゆるみが気になり、ネットで見た「ヒアルロン酸注射」が手軽にできると考え、150万円で施術を受けました。しかし、期待していた効果は得られず、別の病院で90万円の「膣縮小手術」を受けることに。
この手術により、先に注入していたヒアルロン酸は、すべて流出してしまいました。膣縮小手術の効果は感じたものの、感度や密着感に不満が残り、当院を受診されました。
当院での診察では、粘膜の菲薄化と膣の硬化が確認されたため、現在「サーミVA」や「インティマレーザー」を用いて、膣内をふっくらさせる治療を進めています。
当院は患者様の状態に合わせ、8種類以上の治療から最適な治療を提案します
当院はデリケートゾーンに特化したクリニックであるため、膣の引き締め治療を8種類以上提案できます。
主な治療法は、以下のとおりです。
- レーザー機器4種(ヴィーナスハイフ/インティマレーザー/サーミVA/ビビーブ)
- 注入タイプの治療2種(脂肪注入/ヒアルロン酸)
- 手術2種(メスを使った手術/レーザーを使った手術)
これらの治療法は、症状に応じた組み合わせが可能で、より高い治療効果を実感できます。
膣のゆるみだけでなく、黒ずみ、性交痛など他の悩みも合わせて一日で改善できるプランもあります。気になる方は、ぜひカウンセリングでご相談ください。
1dayトータルプラン(インティマレーザー+ヴィーナスハイフ+サーミVA)
当院での治療の流れ
当院では、以下の流れでヴィーナスハイフの治療をおこなっています。
- 診察
- 施術
- アフターケア
診察
診察時におこなうことは、以下のとおりです。
- カウンセリング
- 膣の状態チェック
カウンセリングでは、気になっていることやお悩みを何でも相談してください。「将来に備えてデリケートゾーンのケアを始めたい」といった相談でも問題ありません。
診察では、次の項目について膣の状態を確認します。
チェック項目
- 膣の弾力
- 帯下(おりもの)の分泌量
- 粘膜の強度
- 粘膜の色 etc.(上記などから膣の健康度合いをスコア化)
- 筋肉の動き
- 血流
- 尿道のぐらつき(尿漏れがある場合にはICIQ*1によるスコア化)
- Gスポットの感度
*1:International Consultation on Incontinence Questionnaire-Short Form(国際尿失禁会議質問票)
医師によるカウンセリングや診察を通じて、あなたの症状に合った最適な治療を提案します。
実際の治療の流れ
当院での治療は、婦人科でも使われている検診台でおこなわれます。
膣入口へ専用ジェルを塗布し、ヴィーナスハイフの先端にある「ハンドピース」を腟内へ挿入します。このときの感覚は、タンポンを使用する際のものと似ており、痛みはほとんどありません。
挿入後は、ハンドピースをゆっくりと回転させながら、膣全体へ超音波を照射し、膣の厚さに応じて、1.5mm、3.0mm、4.5mmのカートリッジを使い分けます。
施術時間は、約20分です。麻酔を使わず、身体への負担も少ないため、当日中に帰宅できます。
費用
当院でヴィーナスハイフを受けられる場合、治療にかかる費用は、以下のとおりです。
項目 | 回数 | 料金 |
ヴィーナスハイフ(膣の引き締め治療) | 1回 | ¥217,800 |
まずはお問い合わせください
ヴィーナスハイフの効果は、施術後1ヶ月頃から感じ始め、その後も1年〜1年半ほど持続します。
1回の治療で効果を実感しやすいですが、効果の現れ方には個人差があります。
さらに高い効果を得たい場合は、ヴィーナスハイフと他の治療機器を組み合わせることが有効です。
特に、インティマレーザーを併用する「ダブルVタイトニング」では、より高い効果が期待できます。
当院は、デリケートゾーンの治療に特化しており、8種類以上の治療法から最適なものを提案します。
日本で初めてヴィーナスハイフを導入した実績もあり、豊富な経験に基づく治療が可能です。「美容婦人科」のパイオニアである女性院長自ら診察からアフターケアまで一貫して担当しているため、初めての方でも安心して治療を受けられます。
デリケートゾーンにお悩みのある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
記事監修者
美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。