20代の女性の皆さん、「膣がゆるくなった?」と言うお悩みを抱えていらっしゃいませんか?
「膣がゆるむなんて恥ずかしい」
「自分はヘンなんじゃないか?」
「本当に膣がゆるんでいるのだろうか……」
そんなお悩みを抱えていらっしゃる方もいると思います。
加齢とともに膣がゆるくなると勘違いしている方も多いでしょう。でも実は、若い人たちの膣もゆるむことがあるのです。
今回ご紹介するのは「膣縮小」についてです。「膣縮小」とはその名の通り膣を縮小させてゆるみやたるみを改善する施術です。
- パートナーから膣の締まりが悪いと指摘された
- セックスが気持ちいいと感じない
- 膣に空気やお風呂の湯が入りやすい
- タンポンが漏れやすい
こんな症状が出ている方は膣がゆるんでいるかもしれません。
また、「自分の膣がゆるくなっているかわからない…..」そんな方は専門のクリニックで一回診察を受けてみるといいでしょう。膣の状態は人により全く異なるため、クリニックでは客観的な数値でどれくらいゆるんでいるのかをお伝えしております。
目次
20代で膣がゆるむ原因
出産を経験されていない20代の方の膣がゆるむ原因は、骨盤底筋のゆるみとエストロゲンの減少による膣粘膜が薄くなることが挙げられます。
運動不足による骨盤底筋の弱体化
骨盤底筋は子宮や膣、腸などを骨盤の底面から支える役割をもっており、膣のしまり具合にも大きく関与している筋肉です。
運動不足の状態が続くと、この骨盤底筋の筋肉が弱体化し、膣のゆるみ繋がります。
長期期間のピルの服用
長期期間ピルを服用している場合注意が必要です。
この場合、低エストロゲンの状態になっている可能性があります。低エストロゲンの状態では、コラーゲンが減少し厚みのない膣壁になるため、空洞化が進み膣の奥がゆるいといった症状を引き起こします。
ダイエットによる痩せすぎ
ダイエットによって痩せすぎている場合も注意が必要です。
この場合も低用量ピルを長期期間服用している場合と同様に、低エストロゲンの状態になっている可能性があります。運動による適度なダイエットは良いのですが、急な体重の増減があったり、表中の体重をかなり下回ったりしている場合は低エストロゲンの状態になっている可能性があるため、注意してください。
低エストロゲンの状態ではゆるみだけでなく、乾燥や膣の萎縮といった問題も
低エストロゲンになり、膣粘膜のコラーゲンが減少すると、ゆるみだけでなく、潤い不足を引き起こすため、行為中に乾燥している、濡れない、ヒリヒリするといった性交痛の症状も見られます。更に膣粘膜が薄くなると膣の萎縮を引き起こし、傷つきやすくなるため、行為中に出血がみられる場合もあります。
よく若い方で、濡れなくて痛いのは、ゆるくて感じにくいからなのではないか、と不感症のお悩みで相談される方もいますが、原因は不感症ではないことも多く、ゆるい、濡れないといった掛け合わせの場合が多いです。
膣縮小の施術
それでは膣縮小の具体的な施術内容について見ていきましょう。
フィラー注入
フィラーとは「隙間を埋める、膨らませるもの」のことです。フィラー注入による膣縮小とは、フィラーを注射することで膣の引き締めの効果を引き出す施術です。
また、このフィラー注入は、施術後すぐ効果を実感できることが特徴です。そして、膣引き締め効果のあるマシンとの併用でさらに効果を実感することができます。
当医院では三種類のフィラーを扱っています。
3種類のフィラー
1
オリジナルハイドロフィラー
1つ目はオリジナルハイドロフィラーとは、膣内専用のヒアルロン酸を注入する方法です。1~2年の持続期間あります。また、特殊成分がコラーゲン他弾力成分の生成を促す効果があります。
こちらは下記二つと比べると効果が最長で2年ほどと控えめですが費用が比較的安く抑えられるのが特徴です。
こちらはフィラーが残らないので「異物が残らないか心配……」と言う方に向いている治療方法です。
2
プレミアムボリュームフィラー
2つ目はプレミアムボリュームフィラーです。上記のオリジナルハイドロフィラーより弾力があり膣の形を保ちやすいのが特徴の治療方法です。性行為の際、オリジナルハイドロフィラーよりも弾力性がさらに自然に感じます。
2年後でも約70%弾力性が保たれています。
しかし、ヒアルロン酸といえども異物であることには変わりません。オリジナルハイドロフィラーは形を保ちやすいですが、物質が体内に残ってしまうので注意が必要です。
また、妊娠の予定がある方は、エコー検査で影が映ってしまう可能性があるのでおすすめはできません。
残る物質に抵抗がない方にオススメです。
3
韓国式パールフィラー
韓国国内だけでも2400例以上の実績を上げている治療法なので安全性も高い注射治療です。
しかし、フィラーはプレミアムボリュームフィラー同様、ヒアルロン酸の影がエコー検査で影が映ってしまうことがあります。妊娠の予定がある、またはしたい方には効果が半永続的と言うこともあり向かない治療方法です。その場合は適切な治療方法をご提案しますので安心してください。
インティマレーザー(レーザー治療)
レーザー治療の良い点はメスを使わない治療方法なので身体に負担がほとんどかからないことがあげられます。また、手術や痛みが苦手といった方にもおすすめの治療法です。
インティマレーザーと言われるレーザーを使い治療を行っていきます。
こちらはエストロゲンをレーザーの照射によって促進させ、膣の潤いを取り戻せる効果があります。
そして、膣の引き締めに効果があり、膣縮小の施術も行うことができます。
また、「3Dタイトニングレーザー」という最新のレーザー機器を使用しての治療もあります。インティマレーザーよりも深くレーザーを照射し温熱作用により痛みを緩和する効果があります。また、妊娠を考えている方にも使っていただける方法ですので将来子供が欲しいと考えている方にぴったりの方法です。
ダウンタイム
ダウンタイムは三日程度。治療は10分~15分ほどで終わり、日帰りでの治療が可能です。
施術中も痛みを感じることはほとんどなく、安心して治療を受けられます。
手術当日はシャワーをしてもらいますが、翌日から入浴可能です。性交は1週間後から可能です。
当医院では他にもさまざまな種類のマシンでの治療が受けられます。
当医院では他にもさまざまな種類のマシンでの治療が受けられます。
患者様に合ったレーザーを一緒に選んでいきますので安心してご利用ください。
当院でのゆるみの診察方法について
当院では、豊富な治療法の中から患者様一人ひとりに最適な方法をご提案いたします。そのため診察では、患者様の膣の状態を詳細に把握するために、様々な観点から丁寧にチェックいたします。
ヒアリング
まず何が一番困っているか、何がお悩みかをしっかり伺います。具体的に何も悩みはないが今後のためにケアをしたいという理由でも構いません。お悩みに対して最短で最も効率的に解決が出来るようにアプローチします。
様々な項目で膣の状態を診察
セルフチェックでは見ることができない詳細な部分までチェックし、膣の状態を確認します。
チェック項目
-
- 膣の弾力
- 帯下(おりもの)の分泌量
- 粘膜の強度
- 粘膜の色 etc.(上記などから膣の健康度合いをスコア化)
- 筋肉の動き
- 血流
- 尿道のぐらつき(尿漏れがある場合にはICIQ*1によるスコア化)
- Gスポットの感度
*1:International Consultation on Incontinence Questionnaire-Short Form(国際尿失禁会議質問票)
診察の上複合的に判断し、最も適した治療をご提案
このように詳細な項目で診察を行ない、患者様の膣の状態を理解したうえで、ご予算や許容可能なダウンタイム、日常生活やお仕事での体の動かし度合い、性生活の頻度、パートナーとの関係性なども治療法の選択に考慮致します。
女性器でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
いかがでしたでしょうか。膣のゆるみと言うのは若い世代でも起こりうるものです。ゆるんでしまった膣は自然に戻ることはありません。膣の引き締め治療を行うことで、膣が引き締まることはもちろん、今まで抱えていたお悩みが根本的に解決されることでしょう。
皆様の不安を取り除けるよう、事前にしっかりとお話しをさせていただき、お体にダメージを与えないように施術していきますのでご安心ください。
また、手術以外の治療もご提案できますので、まずはお気軽にご相談ください。
施術担当
インティマレーザー、ウルトラヴェラを日本で初めて導入してきた美容婦人科のパイオニア。美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。その後日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを東京に開業。