ヴィーナスハイフ(膣ハイフ)

ヴィーナスハイフ(膣ハイフ)とは

ヴィーナスハイフ(膣ハイフ)は超音波を使った膣引締め機器です。HIFUとは高密度焦点式超音波治療法(High Intensity Focused Ultrasound)の略です。サーマクールなどのRF高周波よりも深い4.5㎜の粘膜深部に有効な熱エネルギーを届けることが出来る世界で初めての膣引締め機器です。もともと顔のリフトアップに使用されていました。ヴィーナスハイフは東京のみならず、全国でも初めて当院が導入しました。

ヴィーナスハイフのポイント

  • 膣を筋層から引き締めることができる
  • 膣のゆるみ改善以外の効果も期待できる
  • 痛みがなく、ダウンタイムもほとんどない
  • 傷跡が残らない

膣がゆるむ2つの原因

膣を支える骨盤底筋の弱体化

骨盤底筋は子宮や膀胱、直腸などの臓器を支えている筋肉の総称です。この筋肉がゆるむと膣の締まりが悪くなります。また、膀胱を支える力も弱体化するため、尿漏れにも繋がります。

骨盤底筋は出産時に筋肉が損傷したり、加齢により筋肉が弱体化したりすると、緩みに繋がります。また出産による損傷はある程度は回復しますが、完全にはもとの状態に戻りません。

女性ホルモン(エストロゲン)の減少

エストロゲンはコラーゲンの生成に関わるホルモンです。膣をふっくらとさせ、潤いを維持する働きをもちます。

若年層はこのエストロゲン量が豊富にありますが、更年期以降減少していきます。エストロゲンが減少すると次の様な症状が見られます。

  • 膣の粘膜が薄くなり切れやすくなる
  • 膣が乾燥し、かゆみを感じる
  • 悪臭を感じる
  • 尿漏れが増える
  • 性交痛

効果が出るメカニズム

これまでのレーザー治療では、膣の表層である粘膜上皮層にしかエネルギーが到達せず、さらに膣表面にダメージを与えてしまうというデメリットがありました。

しかしヴィーナスハイフはHIFUの技術により、膣表面を傷つけることなく、表層の粘膜から深層の筋肉と手術でしか届かなかった筋層にまでピンポイントにエネルギーを届けることができます。これによりコラーゲン密度が高まり、膣にふかふかとした弾力性や、潤いを生み出します表面を傷つけないため痛みもほとんど感じません。

実際に2023年の臨床研究では、HIFU後に”ゆるみ感”や性的機能スコアの改善が示されました(30例)。個人差はありますが、深層組織への熱凝固が関与すると考えられています。

ヴィーナスハイフがおすすめな理由

患者様の膣の状態にもよりますが、ヴィーナスハイフをおすすめする理由は次の3つです。

  • いままで手術でしか届かなかった層まで効果を与えることができる
  • 膣の表面に傷をつけないため痛みもない
  • 効果の継続期間は1年~1年半と長い

当院が選ばれる理由

POINT 01 女性院長自ら、カウンセリングからアフターケアまで一貫した治療を行うので安心

みどり美容クリニック・広尾ではカウンセリングからアフターケアまで一貫して女性医師である院長が対応いたします。専門的な視点から患者さまにお一人ずつに寄り添った治療をご提案いたします。

POINT 02 短時間で施術完了

当院では約20分で施術が完了します。そのためすぐに日常生活に戻ることができます。また土日祝も予約を受け付けているためお忙しい方でも受けやすくなっています。

POINT 03 完全予約制の貸し切り診療

当院は完全予約制で、診療時間中はクリニックをお一人のために貸し切りにしています。ほかの患者様と顔を合わせることはありません。
また、クリニックは雑居ビル内にございますので、人目を気にせずご来院いただけます。

ヴィーナスハイフのデメリット

ヴィーナスハイフには良い面だけでなく、注意すべき点もあります。

ヴィーナスハイフをたくさん照射すればするほど良いと考えてらっしゃる方もいるようですが、かえって固くなり逆効果になるため注意が必要です。医師と相談し、最適なペースで治療を受けるにしましょう。実際に2024年の総説でも過度な頻回照射や不適応例への実施は避けるべきとされています。

他の治療機器との違い

膣の引き締めを行うための医療マシンは他にもいくつかあり、代表的なものはインティマレーザー、モナリザタッチ、ビビーブ、サーミVAがあります。

それぞれの照射領域は異なり、モナリザタッチ、ビビーブ、サーミVAでは粘膜表層から浅い層までしか照射することができません。
一方ハイフのみが、筋層の深いところを照射することができます。

インティマレーザーとの併用で効果アップ

当院ではヴィーナスハイフ、インティマレーザーをどちらも日本で初めて導入してきました。そのため2つをかけあわせた、他院では出来ないような独自のメニューをご用意しております。

ヴィーナスハイフにより筋層まで照射+Vタイトニング(インティマ)レーザーにより粘膜上皮~粘膜下層に照射することでより広範囲に温熱効果をあたえ、より膣の引き締め、潤いアップの効果が期待できます。

一人ひとりにカスタマイズする治療になりますので、詳細に関しては診察の際に医師からお聞きください。

ヴィーナスハイフの施術詳細

痛み・麻酔ほぼありません
気になる方は麻酔クリームを塗ることもできます
施術時間約20分
持続期間施術後約1ヶ月で効果が感じられ、2~3ヶ月で効果がピークを迎えます。その後約1年間効果は継続し、1年毎に追加で照射をすることで効果を維持することができます。
ダウンタイムシャワー・入浴:当日はシャワーのみ、入浴は翌日から
大衆浴場やプールの使用は1週間ほど控える
性交渉、タンポンの挿入:施術後3日間は控える

料金

ヴィーナスハイフ(膣の引き締め治療)1回 ¥217,800(税込)
ダブルVタイトニング(ヴィーナスハイフ+Vタイトニング)1回 ¥392,040(税込)

当院ではヴィーナスハイフを日本で初めて導入したパイオニアである院長がカウンセリングから治療、アフターケアまで一貫して対応いたします。
他院では膣の3分の1や4分の1といったように照射範囲を絞ったうえでのプランとなっていることが多いですが、当院では膣全体の照射の料金となっております。

ご相談はこちらから

カウンセリングは初回から医師が直接対応いたします。
治療を無理におすすめすることはありませんので、ご相談だけでもお気軽にお越しください。

診療時間

土日祝日も受付中!

10:00-19:00

※当院は完全予約制です

施術の流れ

01

カウンセリング予約

まず何が一番困っているか、何がお悩みかをしっかり伺います。具体的に何もお悩みはないが今後のためにケアをしたいという理由でも構いません。お悩みに対して最短で最も効率的に解決が出来るようにアプローチします。
診察では、自分で確認できない細かな部位もチェックし、さまざまな項目で膣の状態を確認します。

02

施術

ヴィーナスハイフの施術では、膣内に挿入したハンドピースをゆっくりと回転させながら、65℃~70℃の超音波を膣壁全体へ均一に照射し
膣内部の厚さに応じて、1.5㎜、3.0㎜、4.5㎜のカートリッジを使い分け照射していきます。

03

アフターケア

当院では施術後のアフターケアも一貫して院長が対応いたします。
少しでも異変を感じた場合はお気軽にご相談ください。

よくある質問

未成年も治療を受けることはできますか?

未成年の方は、保護者の承諾書が必要になります。承諾書がなければ、施術を行うことができないため注意が必要です。

産後いつから治療可能ですか?

産後半年からの施術は可能ですが、その時点で授乳が終わっているか、生理が再開しているか、会陰切開などある場合は傷の治りなどを診てからとなります。

膣ヒアルロン酸の注射後はハイフは出来なくなりますか?

基本的には膣内にヒアルロン酸の注射をされている状態でも機器による膣の引き締め治療は可能です。マシンごとに作用する深さと温度が異なりますのでその方の膣の厚みとヒアルロン酸が入っている位置を確認しながら適した機器で施術をしていきます。

治療しても周囲にバレませんか?

バレません。行為の際に、パートナーが変化を感じることが多いですが、それ以外ではバレることはありません。膣ヒアルロン酸注入の治療では婦人科検診で引っかかりバレることがあります。

膣萎縮にヴィーナスハイフは効きますか?

患者様の膣の状態にもよりますが、膣萎縮の場合はヴィーナスハイフが適さず、インティマレーザーが適応となる場合もあります。当院ではどちらも最新のマシンを完備しているため、患者様の状態にあった最適な治療をご提案することができます。

インティマレーザーとヴィーナスハイフはどちらが効果的ですか?

どちらが効果的かは患者様の状態によります。患者様の年齢やホルモンバランスなどにより膣内の粘膜の厚みが異なっており、またその方のゆるみの場所によっても効果の感じ方が異なるためです。どちらも良いマシンですが、ご自身に合っているものかどうかで効果の出方が異なるため、選ぶ際は必ず医師にご相談ください。

監修医師

院長 満行 みどり

日本で初めて美容婦人科を導入したパイオニア。美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた婦人科形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。その後日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを東京に開業。

経歴

2001年国立佐賀医科大学医学部(現佐賀大学医学部)卒業
2001年〜九州大学医学部付属病院第二外科、佐賀県立病院などで外科、救命救急、麻酔科全般を習得
2003年〜聖心美容外科東京院、大阪院、福岡院にて勤務後、横浜院院長、全国診療医長を歴任
2009年THE CLINIC TOKYO 院長
2009年アメリカ、ビバリーヒルズにて、Dr.Matlockのもとで研修
2010年みどり美容クリニック・広尾 開業
2013年日本で初めてインティマレーザーを導入
2016年日本で初めてヴィーナスハイフを導入
2017年アメリカレーザー医学会のWomens Health部門にて日本人医師として初めて膣の引き締めに関する発表を行う

認定資格 / 所属学会

  • 日本美容外科学会会員
  • 日本性機能学会会員
  • 日本抗加齢学会会員
  • アメリカレーザー医学会正会員
  • DLV(レーザーによる外陰部形成手術)認定医
  • LVR(レーザーによる膣の引き締め手術)認定医
  • ビビーブ認定医
  • ベイザー4D認定医
  • ベイザーハイデフ認定医
  • レーザー&ヘルスアカデミー婦人科講師
  • インティマレーザーアドバンストインストラクター(インティマレーザー指導医)
  • Fotona(フォトナ社)インターナショナルコンサルタント
  • パールフィラー認定医(パールフィラー注入セミナー講師)

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カウンセリングは初回から医師が直接対応いたします。
治療を無理におすすめすることはありませんので、ご相談だけでもお気軽にお越しください。

診療時間

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※当院は完全予約制です

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