小陰唇縮小治療

原因その１：遺伝的要因

小陰唇は遺伝的要因によって肥大しやすいタイプの人がいます。

個々の体型や身体的特徴と同様に、体質的に伸びやすいなど、小陰唇の大きさや形は遺伝的な要素によって大きく影響されます。

原因その２：出産・加齢によるもの

出産によって小陰唇が伸びたり、会陰切開後の縫合で形がいびつになったり、加齢によって肥大したりすることも多くあります。加齢によってお顔がたるんでしまうということと同じですね。

また、出産によりホルモンバランスが崩れることがあり、そういったことからも肥大につながってしまうということも言われています。

原因その3：怪我やムレ、癖など外的要因によるもの

怪我やカンジダ皮膚炎・アトピー性皮膚炎など炎症を繰り返すことによって肥大するケースがあります。

また、ナプキンやおりものシートによるムレやかゆみから掻いてしまったり、幼少期に癖で触っていた場合にも、肥大の原因となることがあります。

たまに、「男性経験が多いと小陰唇が肥大する」ということを言われる方がいらっしゃいますが、全くの嘘です。気にする必要はありません。

院長 みつゆき みどり

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「小陰唇縮小手術をしないといけない」という近年の風潮

「小陰唇が肥大している」「ビラビラが気になる」「左右差が気になる」といったお悩みを聞くことが多くなり、この治療法もポピュラーになってきました。

ポピュラーになるにつれて「出ていたら整えないといけない」「介護のために整えないといけない」といった風潮が高まっていますが、当院では「本当に治療が必要か」「小陰唇の普通の形とは何か」を患者様とじっくりすり合わせを行い、適切な治療をご提案いたします。

小陰唇が肥大する原因は様々ありますが、そもそもどこからが肥大しているのかという明確な定義はありません。

一般的には、大陰唇から小陰唇が少し出ているくらいなら正常の大きさとみなされています。

院長 みつゆき みどり

また近年、外性器がツルンとした赤ちゃんのような形「バービールック」を希望の方や、外性器がらくだのつま先「キャメルトゥ」のように見え食い込みを解消したいといった声が増えてきております。

これらを実現するには、小陰唇縮小治療の他に脂肪注入やクリトリスへの処置なども検討する必要がございますので、一度カウンセリングに来ていただくと良いでしょう。

当院では、手術による治療2種と手術以外での治療法2種をご提案しています。小陰唇が肥大していて日常生活に支障が出ている場合と、支障はないが見た目が気になる場合でご提案する治療法が異なってきますので、まずはご自身のニーズをご確認ください。

また、小陰唇をどのくらい切るか、大陰唇のボリューム、仕事での活動量（行動、服装）日常の行動（内また具合など）によって、おすすめできる治療方法が異なります。

例えば、体を動かす機会が多い（ジムインストラクター、営業職で歩き回ることが多い）方には、ダウンタイム中にヒリヒリすることもあるのでDLVをおすすめすることが多いです。

逆にデスクワークのようにあまり体を動かさない場合はメスを使った小陰唇縮小手術がよいかと思います。

手術による小陰唇治療

小陰唇縮小手術

小陰唇縮小手術では、メスを使って小陰唇の形を整え、縫合することで小陰唇の肥大を改善したり、左右差を整えたりします。

手術による縮小方法なので、根本的にお悩みを解消することができます。

外科的手術ですが、日帰りの治療となるため短時間で終了し、体への負担が少ない治療法です。麻酔をするので痛みを感じることはありません。

当院では縫合の際に、やわらかい吸収糸（溶ける糸）を使用しています。しかし、抜糸をした方が治りのスムーズな場合もあるため、術後は検診もかねて通院をいただき、その際に残っている糸がある場合には抜糸をすることもあります。

院長 みつゆき みどり

ダウンタイム

メスを使用した手術の場合、運動は1~2週間控えていただき、ゆったりと過ごすことをすすめており、入浴は数日後からOKとしています。

なお、小陰唇の形や切除量によって、傷に対するダメージ回避と痛みの予防のため、ダウンタイム中に圧迫をする場合があります。

痛み止めを処方しますのでダウンタイム中も安心してお過ごしいただけます。

性交渉は、小陰唇の元の大きさや切除量によって異なるので、カウンセリングの際にお一人ずつ説明しています。

費用

小陰唇縮小手術 275,000円

DLV(デザイナー・レーザー・ヴァギナプラスティ)

DLV（デザイナー・レーザー・ヴァギノプラスティ）とは、レーザーを使った外科手術となります。

女性器のために開発された「LaserProダイオードレーザー」を用い、小陰唇縮小、副皮除去、クリトリス包茎手術3つをセットで行い、デリケートゾーンをトータルでコーディネートする手術です。

状態によっては3種類全ての手術は必要なく、各単体での手術で十分な場合もあります。

手術後は抜糸が不要で外縫いもないため、凸凹した跡が残りづらく、手術後の痛み、しみる感じなどもメスの方法に比べると軽く済むメリットがあります。

ダウンタイム

DLVでの治療はメスを使った手術より体の負担を軽くすることができます。

術後当日からシャワーを浴びることができ、運動も程度にはよりますが数日後からOKとしています。

性交渉も術後2週間目ころから可能なことが多いですが、小陰唇の元の大きさや切除量によって異なります。

費用

【DLV】レーザーによる小陰唇縮小 385,000円

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手術以外の小陰唇治療

一般的に小陰唇の肥大には小陰唇縮小手術が適応となりますが、手術に抵抗がある方や、たるみを引き締めたいという方のために手術以外による小陰唇縮小治療をご提案しています。

インティマレーザーを使った小陰唇のタイトニング

インティマレーザーというと、膣の引き締めとして広く普及し始めていますが、膣を引き締める治療の他に小陰唇のタイトニングもすることができます。

小陰唇のたるみ、肥大が気になる方は特殊なモードでインティマレーザーを小陰唇に照射します。こうすることでコラーゲンの生成を促し、たるんだ小陰唇を引き締めることができます。

手術ではありませんので、形そのものは変わりませんが、全体的にキュット引き締まることでフレアスカートのように伸びてしまった小陰唇が、タイトスカートのように引き締めることができます。

またインティマレーザーでは黒ずみにも効果が見られ、黒ずみ部分をレーザーで薄くピーリングしていくことで余分な角質のないクリアな肌になります。

従来のレーザー治療よりもダウンタイムが短く、かつ安全性と持続性が高い治療法です。

ダウンタイム

手術と比べ、体の負担は軽くなるため、基本的にダウンタイムはありません。シャワーは当日から、入浴は翌日より可能です。治療直後から普段の生活を送ることができます。

費用

小陰唇インティマレーザー 1回目 132,000円 2回目以降  110,000円

サーミVAによる小陰唇引き締め治療

サーミVA（サーミバー）は膣内外のたるみ、ゆるみが改善出来る治療です。

手術ではありませんので、小陰唇そのものの形を変えることは出来ませんが、高周波を当てることで、コラーゲンの生成を促し、伸びてしまった小陰唇が引き締めることができます。

年齢と共に小陰唇のたるみや肥大が気になるようなったり、出産を機に小陰唇が伸びてしまった場合などに特に効果があります。

2015年にアメリカで誕生した比較的新しい治療法ですが、当院が導入した2016年には800台以上が世界中で使われていて著しい普及を遂げています。

なお、体内に金属が入っている方は使用できない機器となりますので、その場合にはドクターに相談するようにしましょう。

ダウンタイム

インティマレーザー同様、体への負担が少ない治療法なので、基本的にダウンタイムはありません。

費用

外陰部サーミVA 1回目  165,000円

小陰唇治療を行うことによるデメリット

見た目を整える小陰唇治療を行ったことで、乾燥する、膀胱炎になる、違和感があるなど機能的な症状がでてくるほか、クリトリスが見えている、理想の形にならなかったなど他院での治療の失敗やご相談が増えています。

機能的な症状はなく、見た目を整えたいという目的の場合には、縮小手術をすることで不快感や弊害がでないかどうか、後悔することのないよう事前によく診察を受けるようにしましょう。

小陰唇縮小についてのご質問をまとめました。
もちろんこれ以外にも不安点や疑問点がありましたら、お気軽にご相談ください。

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当院では、カウンセリングからアフターケアまで女性院長がすべて担当しています。途中で医師が変わることはありませんので、安心して治療を受けていただくことができます。

また、カウンセリングをしたからといって無理に治療させることは一切しません。一度家に持ち帰り、検討される方も多くいらっしゃいますので、じっくりとお考えいただければと思います。

大きすぎることで見た目が気になって精神的負担となったり、痛みや不快感により生活に支障が出てきたりする方は多くいらっしゃいます。

また、小陰唇の形状に関しては多様な形があるため、左右の大きさの差が気になるというケースも多く、そのお悩みも様々です。

小陰唇に違和感がある方、肥大してきたので縮小したいと気になる方、見た目を整えたい気持ちがあるという方は、１人で悩まず一度カウンセリングにお越しください。