膣縮小術(膣壁形成LVR)

膣縮小術(膣壁形成LVR)はこのような方におすすめ

膣縮小術(膣壁形成LVR)について

膣壁形成術(LVR治療)とは、女性器専用LaserProを用いて膣の粘膜を縫合することで膣を根本的に引き締めることができる手術です。

また一般的な膣壁形成術では、膣の入り口から数センチを引き締めますが、このLVR治療ではレーザーを使うことで、子宮口の手前付近の奥まで引き締めることができます。

膣の奥から根本的に縫い縮めて引き締めることができ、出産前もしくはそれ以前の状態にまで戻すことが可能です。
さらに粘膜を直接縫合するため、効果は半永久的です。

それって膣縮小骨盤臓器脱?

膣内の違和感や弛緩感を訴える患者さんの中で施術をしたいと診察をしたものの、骨盤臓器脱が疑われることもあります。

骨盤臓器脱は、骨盤底筋群および支持靭帯の脆弱化により膣圧が低下し、膀胱・子宮・直腸などの骨盤内臓器が膣外へ突出あるいは膣内へ下垂する病態を指します。

治療内容は症状の程度と患者背景に応じて選択され、外科的治療としては経膣メッシュ手術(TVM 法)、膣式子宮全摘術+前膣壁形成術などが適応となる場合があります。重度の排尿障害(尿失禁を含む)を伴う症例では、同時期の外科的介入を検討します。

最適な治療方針の決定には診察・評価が不可欠です。ご不安がある場合は受診のうえ、ご相談ください。症状および所見に基づき、適切な治療の選択肢をご提案します。

LaserProダイオードレーザーとは?

LaserProはダイオードレーザーです。日本で初めてみどり美容クリニックに導入された最新レーザーです。

的確なスポット照射ができるので、患部以外の組織や粘膜を傷つけることなく繊細な手術を行うことができます。

これで術後の痛みや出血も最低限におさえることができ、体への負担も少なくなります。

みどり美容クリニックの膣縮小術(膣壁形成LVR)の3つの特徴

1

膣の奥側まで引き締め可能

膣の内側の粘膜を切開し、続けて縫合することで膣を縮めます。当院ではレーザーを用いて切開を行うため、傷跡がほとんど残らず、出血も最小限に抑えられます。また、一度施術をおこなえば、効果は半永久的に続きます。

2

溶ける糸で抜糸の心配なし

当院では溶ける糸を使用して施術を行います。そのため抜糸のために通院する必要はありません。また抜糸時の痛みもないため安心です。

3

日本で数名しか行えない手術

メスで行う膣壁形成とは異なり、レーザーを使った膣縮小術(膣壁形成LVR)はライセンスの取得が必須です。

当院の院長は本場アメリカ、ビバリーヒルズにてDr. Matlockのもとで研修を行い、LVR治療のライセンスを日本人女性として初めて取得しております。このライセンスを取得している日本人は数名しかおらず、また現在は研修を行っていないため、この先も増えることはありません。

膣縮小(膣壁形成)が選ばれる理由

半永久的にゆるみを改善

施術により、産後または加齢に伴う膣の弛緩を改善します。弛緩の改善が得られた場合、性交時のパートナー側の満足度向上につながります。

産後の気になる尿もれを完治

尿もれはくしゃみをしたとき、力んだ時に生じます。生活に大きな支障はなくても産前にはなかったストレスを引き下げることができます。

感度アップ、トレーニングの必要なし

日々の地道なエクササイズが欠かせない膣トレは、継続することが必要不可欠です。膣縮小手術は施術が約1時間~2時間程度で完了し、短時間で確実な感度UPを実感できます。さらに、術後も生活にほとんど支障はありません。

エクスパレル麻酔について

エクスパレル麻酔
通常手術に使用される局所麻酔は、術後3~4時間で切れて徐々に痛みが出ています。
エクスパレル麻酔は手術直後の痛みが出やすい期間である3日間(術後約72時間)痛みを抑える麻酔です。

一般的な局所麻酔液は注入後すぐに周囲に拡散していきますが、エクスパレル麻酔はリポソームと呼ばれる構造により注入した位置にとどまり、周囲に拡散しにくいという特徴があります。そのためゆっくりと時間をかけて体内に作用していくことにより一般的な麻酔より長時間の作用を持続させることが報告されています。

こんな方におすすめ

  • 痛みが苦手である
  • ダウンタイム中の痛みに不安がある
  • 出来る限り痛みを軽減したい
  • 術後にお仕事の休みが取れない

注意点
※腫れ(内出血)、悪心、嘔吐(または吐き気)、発熱、便秘の副作用が出る場合があります。
※喫煙者の方は手術前後2週間程度の禁煙が必要となります。

料金

料金は以下の通りとなります。
不明点などはお気軽にご相談ください。

 

膣縮小術(膣壁形成LVR) 700,000円~900,000円
※治療範囲により異なります。

膣壁形成手術の流れ

当院では、膣壁形成術以外にも様々な外科手術を行っております。患者様の状態により、各治療の効果は変わるため、診察の上、患者様一人ひとりに最適な方法をご提案いたします。そのため診察では、膣の状態を詳細に把握するために様々な観点からチェックいたします。

カウンセリング

まず何が一番困っているか、何がお悩みかをしっかり伺います。具体的に何も悩みはないが今後のためにケアをしたいという理由でも構いません。お悩みに対して最短で最も効率的に解決が出来るようにアプローチします。

診察

まずは、ゆるんでしまった膣の状態を確認していきます。膣というのは、前壁・後壁と分かれ、ゆるみの具合によってそれぞれの処置が変わってきます。

  

・前壁:尿道に近い部分 (正面から見て上の部分)
・後壁:肛門に近い部分 (正面から見て下の部分)

LVR01

この図でいうと、上の方が前壁で下の方が後壁にあたります。
出産後は処女膜が延びてしまい、膣の入り口が大きく空いてしまう状態になってしまいます。
この状態をゆるんでいると言い、尿漏れや不感症の原因となることが多いです。

膣壁形成術は患者様の膣の状態を診て、前壁・後壁だけの手術にするか、両方手術するかを決めていきます。

 

局所麻酔・静脈麻酔・ブロック麻酔を併用

手術当日は体調を確認し、麻酔を行います。麻酔は局所麻酔と、ブロック麻酔、静脈麻酔の併用で行われます。術中は眠っている状態のため、痛みを感じることはありません。

切開と縫合

最新のレーザーにて膣壁の治療を行います。

前壁・後壁両方の手術の場合

前壁も必要な場合には2時間半程度かかります。そのため当日はお時間に余裕をもっていらっしゃることをおすすめします。

ゆるみや尿漏れがひどい場合は、前壁と後壁の両方を手術します。出産後は処女膜が延びてしまい、膣の入り口が大きく空いてしまう状態になってしまいます。

LVR02

上の図のように、前壁・後壁の筋肉や粘膜を寄せ集め、縫い合わせていきます。膣の前と後ろの両方からアプローチをかけるため、引き締め具合は大きくなります。

 

LVR03

膣の入り口だけを引き締めるのではなく、この図のように子宮の手前まで施術を行います。また縫い合わせる際には、筋肉でひだを作りしっかりと膣の形成をしていきます。

前壁のゆるみが解消すると、膀胱が持ち上がって尿漏れなどの症状も軽減していきます。

 

後壁の手術の場合

手術時間は後壁のみの場合には1時間半程度かかります。多くの症例では後壁(肛門に近い側)の手術のみで、十分な若返りを得ることができます。

 

LVR04

上の図のように、後壁の筋肉や粘膜を縫い合わせて引き締めていきます。

 

LVR05

後壁のみの場合でも、子宮の手前まで筋肉をしっかり引き締めていきます。

 

話すだけでも大丈夫
まずはカウンセリングで相談

膣縮小術のリスク・注意点

膣の粘膜を引き締めるためにきつく縫合するため、出産を控えていらっしゃる方にはおすすめしておりません。その場合はヒアルロン酸の注入といった他の方法をご提案させていただきます。

膣縮小術(膣壁形成LVR)の詳細情報

効果持続期間 半永久的に効果は続きます。
効果 膣のゆるみ・尿もれの改善、感度UPの効果があります。
施術時間 1時間~2時間半(施術内容によって変動します。施術後は入院等は不要でご帰宅いただけます。)
麻酔 痛みを緩和するために局所麻酔、ブロック麻酔、静脈麻酔を行います。
性交渉 約1か月後から可能です。ただし、治療後の経過は施術内容や個人差がありますので、術後の来院時にご相談ください。
痛み 麻酔を使用しますので、手術中の痛みを感じることはほとんどありません。
施術後はしばらく痛みがある場合があります。
リスク 施術によって腫れ、出血、合併症(極めて稀に)を引き起こす場合がございます。身体に今まで感じたことのない違和感(生活に支障をきたす副作用の症状や異常)がありましたら、速やかに医師にご連絡ください。
施術後の通院 1ヶ月後に検診にて経過観察を行います。
ダウンタイム 出血・腫脹・疼痛は概ね術後1~2週間で軽快します。創部は約1か月で治癒し、同時期を目安に性交渉の再開が可能となります。
入浴・シャワー シャワーは当日から可能です。入浴は7日目から可能です。
当日治療 遠方の方で当日の手術をご希望の場合は処置が可能です。注意事項やご持参いただくものがあるため、事前にご連絡いただくとスムーズです。

よくある質問 Q&A

多くのお客様から寄せられるご質問をご紹介いたします。

膣縮小で最も効果が見込めるおすすめの施術はどれですか?
膣縮小(入口)+膣壁形成(前壁・後壁の両壁面)です。膣のゆるみの原因にもよってきますので、脂肪注入による膣入口縮小などをカウンセリング、診察後にご提案させていただきます。
膣縮小(膣壁形成)の前壁・後壁手術の際に入院は必要ですか?
入院は必要ありません。当日ご帰宅いただけますので、体調にもよりますが、術後に予定を入れていただくことも可能です。
産後の膣に残る違和感は膣縮小で改善できますか?
感覚的なものは原因が複雑であるため、改善しない可能性が高いです。美容整形が主な施術となりますので、膣を狭くする、きつくする等の婦人科形成は可能です。

お悩み相談・カウンセリング予約

膣縮小術を行うことで、膣が引き締まることはもちろん、今まで抱えていたお悩みが根本的に解決されることでしょう。

しかし「手術」と聞くと、不安に思うことは自然なことです。

皆様の不安を取り除けるよう、事前にしっかりとお話しをお聞かせいただき、お体にダメージを与えず、改善できるよう施術していきますのでご安心ください。

また、どうしても手術に抵抗ある方は手術以外の治療法もご提案できます。

 

気になる症状にお悩みの方へ
他院での施術に不安が残る方へ

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こちらからお気軽にご利用ください。

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03-5789- 1107

診療時間10:00〜19:00土日祝日受付 / 完全予約制

※カウンセリングは初診料3,000円(税込 3,300円) のみ発生いたします。
※当院の治療はすべて保険適用外となっています。


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監修医師

日本で初めて美容婦人科を導入したパイオニア。美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた婦人科形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。その後日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを東京に開業。

国内外の婦人科形成のさまざまな学会に在籍

日本美容外科学会正会員、日本性機能学会正会員、日本抗加齢学会正会員、アメリカレーザー医学会正会員、DLV(レーザーによる外陰部形成手術)認定医

LVR(レーザーによる膣縮小術)認定医、ビビーブ認定医、ベイザー4D認定医、ベイザーハイデフ認定医、レーザー&ヘルスアカデミー婦人科講師、パールフィラー認定医などの資格を保有しております。


当ページは医療広告ガイドラインを遵守し、医師監修のもと運営しています

みどり美容クリニックでは、厚生労働省より発表された「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針」ならびに2018年6月1日に施行された医療広告ガイドラインを遵守し、ホームページを運営しております。

これに伴い体験談の公開を停止。また症例写真を掲載する場合、施術の手順、リスク、価格も表示させるようホームページを全面的に修正しております。

患者さまならびにご覧いただく皆様にはご不便をおかけする場合もございますが、法令順守のための対応となりますので、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。