膣縮小術は、出産や加齢による膣の緩みを改善する手術です。
ゆるみを改善することにより、尿もれ、お湯もれといった普段の生活で起こる悩みから、パートナーに指摘されたといった性生活の悩みまで、さまざまな悩みを解決できます。
そんな膣縮小術ですが、実際に治療を検討する際に、保険適用されるか気になる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、膣縮小術を受けることを実際に検討している方に向けて、治療の内容、治療までの流れ、また注意点に関して詳しく解説します。
実際に来院する前に不安を解消しておきたい方は、是非参考にしてください。
目次
膣縮小術とは?
膣縮小術は、出産や加齢によって広がってしまった、膣のゆるみを改善する手術です。
治療方法はレーザーによって引き締めるもの、フィラーを注入するもの、メスを使用して手術によって引き締めるものなど、様々なものがあります。膣のゆるみを改善することにより、尿もれ、お風呂上がりのお湯もれ、パートナーの満足度、膣なら(ちなら)、骨盤臓器脱といったものが解決できます。
治療は婦人科形成で受けることができ、医院によって受けることができる治療が異なります。
当医院では院長が、日本人で初めて美容婦人科という治療を導入したパイオニアであることから、8種類もの豊富な治療から患者様にあったものをご提案することができます。特にLVRという治療はアメリカ、ビバリーヒルズのDr. Matlockによる考案の手術であり、ライセンスを持った医師のみが行う事ができます。
膣縮小は自由診療?
膣縮小術は自由診療(保険適用外)です。治療費用は全額患者様に負担いただく必要があります。
保険適用外になるのはなぜ?
医療保険は通常、疾患の治療や怪我の回復など、医学的な必要性が高い場合に適用されるものです。健康な人が美容のために受ける治療に関しては保険が適用されません。
そのため、膣縮小術のような婦人科形成での治療は、個人の美容や生活の質の改善に関連しているため、自由診療となります。
自由診療で気をつけるべき点
自由診療では、患者様は治療費用を全額負担することになりますが、その分、医師や施設を自由に選ぶことができます。
この場合選択肢としては広がりますが、普段の治療とは異なり高額になります。
そのためなるべく安く治療を受けようと考える方もいらっしゃいますが注意が必要です。
安くなっている理由としては以下のようなものもあるからです。
- 院長のような技術者ではなく、看護師が施術を行っている
- 実際に行くとオプションを付けることになり、相場よりも高額になる
安さには必ず理由があります。
特にレーザーといった機器を使った治療は人それぞれ当てるべき箇所が異なります。
技術者ではなく、看護師が行うと場所がずれ、十分な効果を得られないこともあります。
実際に当院には他で治療したけれど効果をあまり感じることができなかった、といった悩みをもつ患者様も多くいらっしゃいます。
その場合、結果的に本来よりも金額が多くかかってしまうため、医院を選ぶ際は気をつけましょう。
治療までの流れ
では実際にどのような流れで治療に進んでいくのか説明します。
カウンセリング予約
まずはカウンセリングの予約をしていただきます。
当院ではゆっくりと院長とお話頂く時間を確保するためにも完全予約制とさせて頂いております。その時間は患者様と院長だけのプライベートな空間になるため、他の患者様とすれ違うといったことは一切ございません。
カウンセリングのご予約はお電話、もしくは当サイトのカウンセリング予約入力フォームより承っております。
カウンセリング当日
カウンセリング当日はご予約のお時間にクリニックにお越し頂きます。
早めに来ていただく方もいらっしゃいますが、前の時間に患者様がいらっしゃると院内に入ることができませんので、お時間通りのご来院で大丈夫です。
当日は診察をした後、実際のお体の状態・治療方法・治療する際のダウンタイムや副作用など全てご説明します。その場で治療の申し込みを強要することは一切ないためご安心ください。
またご予約頂いたお時間は、患者様と院長がゆっくりとお話して頂くために確保しているお時間です。ご来院が難しい場合、お時間に遅れそうな場合には必ず事前にご連絡ください。
なお、当院は女性限定のクリニックです。
女性特有のデリケートなご相談をされる患者様も多く、男性の方同伴でのご来院はご遠慮頂いております。送り迎えの際などは近隣にカフェなどございますので、大変恐縮ではございますが、院外でお待ち頂ければと思います。
カウンセリング当日に治療を希望される場合
ご遠方の方でなるべく通院回数を少なく、初診の当日にご相談からお手術まで希望される場合にはメール、もしくはお電話でご予約の際に治療したい旨をおっしゃるようお願いいたします。術前の問診や注意事項のご連絡などを事前にさせて頂きます。
お会計
診察の有無にかかわらず、初回のご来院時には初診料として3,000円を頂戴しております。
カウンセリングの後でお会計をさせて頂きます。
カウンセリング後
ご相談内容に応じてコンシェルジュより、施術ごとの正式なお見積書を提出させて頂きます。不要な手術をすすめることは一切ございませんので、ご安心ください。
院長とのカウンセリングでの話を踏まえて手術日、術後の通院などをご検討して頂きます。
手術を希望される場合には、お支払いの方法(現金、振り込み、クレジットカード、医療ローンによる分割でのお支払い)のご案内、予約金やキャンセル料についてコンシェルジュよりご説明させて頂きます。
デリケートゾーンだからこそ安心できる医院で
膣のゆるみの原因は人それぞれ異なります。
そのため患者様にあった膣縮小の治療を行うことが必要です。
当院ではダウンタイムやご予算、ライフスタイルにも寄り添えるように事前にしっかりと問診を行います。院長自らがカウンセリングを行うことで患者様にあった適切な治療を受けることが可能です。また治療も院長が一貫して行います。
当院の膣縮小治療の実績は、2020年7月に「世界性機能学会誌(International Society for Sexual Medicine)」に論文掲載されています。婦人科医や尿器科医への講演も積極的に行っており、膣縮小術や女性器形成のパイオニアとして活動していますので、安心して治療を受けていただくことができます。まずはお気軽にご相談ください。
記事監修者
美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。