「脂肪注入ってどんな膣縮小なの?」
「どれくらい効果があるの?」
膣縮小を検討し、脂肪注入に興味がある方に上記の疑問はないでしょうか。脂肪注入は比較的手軽に、かつ長期間の効果を期待できる膣縮小です。
本記事では、脂肪注入のメリットや施術内容、ダウンタイムなどの概要を解説しています。施術上の注意やフィラー注入との違いも解説しており、ご覧になることで脂肪注入について一通り理解できるでしょう。
膣縮小に脂肪注入を検討されている方は、ぜひご参考にしてください。
目次
膣縮小で脂肪注入を選ぶメリット
膣縮小で脂肪注入を選ぶメリットは、効果が長いことです。一度治療すれば半永久的に効果が持続します。
膣全体に効果が及ぶため、膣の奥まで違和感のない自然なボリュームアップが期待できます。メスを使う手術とは違い、出血もなく傷痕もほとんど残りません。
自分の脂肪を使うため組織への定着が良く、感触や柔軟性も違和感なく仕上がります。また、アレルギー反応を起こしにくいこともメリットです。
脂肪注入がおすすめな方
脂肪注入がおすすめな方は、膣のゆるみ治療を考えているが、身体にメスを入れる手術には抵抗があり、傷跡が残るのも心配な方です。
治療のたびに通院することを避けたい方など、一度の治療で長期間の効果を求める方にもおすすめです。
早めの職場復帰が必要など、療養期間を長く取れない方にも良いでしょう。他に骨盤底筋や膣トレーニングでも効果が得られない、膣自体のゆるみがある方におすすめです。
膣縮小の脂肪注入とは
脂肪注入について解説いたします。
期待できる効果
脂肪注入することで、膣のゆるみ症状が改善されます。膣壁が厚くなり、膣内の空洞部分が狭くなるためです。
膣のゆるみがなくなることで、性交において感度アップが期待できるでしょう。膣粘膜には、感覚神経がありますが、膣の引き締め効果で男性器にしっかり密着するためです。
男性器と膣壁がしっかり密着することは、パートナーの満足度アップにも効果的です。
また、膣壁がゆるんでいると尿道が広がりやすく、尿もれの原因となることがあります。しかし、膣壁が厚くなることで、尿道が圧迫され尿漏れが起きにくくなります。
他に期待できる効果は、膣内の空洞がなくなることによる膣へ水が入る症状の改善や、ちなら改善です。膣縮小は、生まれつき膣が広い方にも効果が期待できます。
施術内容
施術はまず、患者様の腹部や太ももなどから脂肪を吸引します。吸引には、専用の細い管を使用し、切開する皮膚はごくわずかであるため傷跡は目立ちにくいでしょう。
吸引した脂肪を精製し、膣壁に注入していきます。脂肪の注入には、先の丸い針を使用し、組織を傷つけないよう慎重に注入していきます。
治療時間は60分〜90分程度です。施術は基本1回のみとなります。
吸引する脂肪は、痩身目的の吸引よりも少量であるため体への負担はわずかです。また、局所麻酔をかけるため手術中の痛みはありません。
効果の持続期間
膣の引き締め効果の持続期間は半永久的です。自分の脂肪を使うため、膣壁の組織へ定着しやすく、一度定着した脂肪は吸収されにくいためです。
ただし、加齢や体重の減少など身体の変化により、多少減ることはあります。
脂肪注入のダウンタイム
脂肪注入治療に関するダウンタイムは、以下のとおりです。
項目 | 期間 |
吸引部の筋肉痛のような痛み | 数日〜3週間 |
シャワー | 当日から可能 |
入浴 | 1〜2週間程度 |
飲酒 | 1週間程度 |
喫煙 | 1週間程度 |
軽い運動 | 1週間程度 |
運転 | 翌日から可能 |
家事・デスクワーク | 翌日から可能 |
性行為 | 1ヶ月程度 |
上記はあくまで目安となります。個人の症状・体調により変わるため、医師の指示に従うことが大切です。
注入した脂肪が患部に定着するまでには、約3ヶ月程度かかります。
脂肪注入にかかる費用
脂肪注入にかかる費用相場は、25万〜55万円程度です。同じ注入治療であるフィラー注入の費用相場が15万〜30万円程度であるため、比較するとやや高い印象となります。
しかし、フィラー注入の効果は1〜2年間であり、長期間の効果を求める場合には再度注入が必要です。一方で、脂肪注入は一度の注入で効果が半永久的です。そのため、長期間の効果を得たい場合には、脂肪注入の方が結果的に安い場合があります。
当院の脂肪注入の料金は以下のとおりです。
施術 | 料金 |
膣内脂肪注入(膣を狭く) | 55万円 |
膣内脂肪注入(全層注入)よりナチュラルにより狭く | 77万円 |
膣内脂肪注入(各種引き締めマシンと 組み合わせるカスタム治療) |
要相談 |
当院では、膣縮小の効果をより高めるために、採取した脂肪の精製をし、注入層を細かく分けた全層注入コースも提供しています。
また、レーザー治療と組み合わせて、さらに効果を高めることも可能です。
当院のフィラー注入の詳細については、こちらの記事でも解説しています。
脂肪注入施術の注意点
脂肪注入は、自分の脂肪を注入するため、アレルギーもほとんどなく安全性の高い膣縮小です。しかし、まれに副作用があるため注意が必要です。
施術における主な副作用には、以下の症状があります。
- 一時的な内出血や痛み、はれが出ることがある
- 脂肪の定着が悪くしこり・皮膚色素沈着・皮膚の知覚異常が起こることがある
- 脂肪の吸引部に硬さ、痛み、表面のおうとつなどの症状が出る場合がある
アフターケアの検診で、しっかり診察してもらうことが大切です。もし、術後に痛みや違和感などを感じたら、すぐに医師に伝えましょう。
何よりも、技術が高く、経験の多い専門医に施術してもらうことが重要です。そのため、信頼できるクリニックを選びましょう。
脂肪注入とフィラー注入の違い
脂肪注入とフィラー注入の違いは、脂肪注入は自分の脂肪を注入し、フィラー注入は膣用のヒアルロン酸を注入する点です。それぞれの比較は以下のとおりです。
脂肪注入 | フィラー注入 |
費用 | 25〜55万円 |
アレルギー | ない |
持続期間 | 半永久的 |
持続期間 | 1〜2年 |
フィラーは、体に吸収されてしまうため効果は1〜2年間程度、長期間の効果を得たい場合には再注入が必要です。脂肪注入は、一度の施術で効果が半永久的に持続します。
フィラー注入の方が一回の費用を抑えられるため、短期的な効果で良い場合はフィラー注入でも良いでしょう。一度の施術で長期間の効果を求める場合は、脂肪注入がおすすめです。
フィラー注入に使うヒアルロン酸は、もともと人体にも存在する成分であるため、アレルギー反応は起きにくいとされています。また、脂肪注入は自分の脂肪を使うため、よりアレルギーが起きにくいと言えます。
フィラー注入についてはこちらの記事でも解説しています。
当院では症状に合わせた治療が可能
当院は、専門医の診断に基づき、症状に合わせ、適切な治療を選択できます。
通常の注入と全層注入が選べる
採取した脂肪を、膣粘膜下と筋層の間に注入するのが一般的な方法です。他に、当院では採取した脂肪を、注入する層ごとに分けて精製し、深層・中間層・表層と細かく注入していく全層注入が可能です。
全層注入では一般的な注入方法よりも、より高い効果が見込めます。
手術やレーザー治療もできる
当院では、注入治療以外に手術やレーザーによる治療も可能です。レーザー治療は、膣粘膜を傷つけることなく、高い治療効果を引き出せます。
手術では、メスを使い不要部分を切り取ることで、根本的な引き締めが可能です。また、メスを使わずレーザーを使った手術もできることが当院の特徴です。
膣縮小には、さまざまな方法があり、当院では患者様の症状や希望に合わせて適切な方法を提案できます。
レーザー治療に関してはこちらの記事でも解説しています。ぜひご覧ください。
女性スタッフのみの完全個室
当院は、個室で女性スタッフである医院長自身が診察をする、女性限定クリニックです。完全予約制であるため、他の患者様と会うこともなく安心して来院できます。
落ち着いた環境で、しっかり患者様のご要望を伺い診察することで、ベストな提案が可能です。また、丁寧なアフターケアを心がけており、術後のアドバイスにより、安心してお過ごしいただけるかと思います。
まとめ
脂肪注入は、患者様自身の脂肪細胞を膣壁へ注入する方法で、膣のゆるみが気になっている方におすすめです。
脂肪の注入により膣壁が厚くなることで、膣内の空洞が狭くなり引き締めと同様の効果が得られ、効果は半永久です。
安全に治療を受けるために、経験豊富な信頼のおけるクリニックを選びましょう。当院では、多くのライセンスを持つ女性院長が診察からアフターケアまで担当するため安心です。ぜひお気軽にご相談ください。
記事監修者
美容婦人科の先進国であるアメリカ、ビバリーヒルズにおいてレーザーによる膣の引き締め手術やレーザーを用いた女性器形成のライセンスを日本人女医として初めて習得。日本人向けに改良すると共に、より専門的に女性特有のお悩みを解決するため美容婦人科専門クリニックを開業。